AFCチャンピオンズリーグ2015グループステージの第2節が3日(火)と4日(水)に行われます。先週アウェイの地で水原三星ブルーウィングス(韓国)との初戦に逆転負けを喫した浦和レッズはホームに豪州Aリーグ王者のブリスベン・ロアーを迎え、今シーズン初勝利を目指します。

試合前日の3日、試合会場の埼玉スタジアム２００２で公式記者会見が行われ、両チームの監督と選手が出席しました。

監督・選手コメント

ミハイロ・ペトロヴィッチ 監督（浦和レッズ）
アジアの最高峰の戦いということで、どのチームとの対戦も厳しいものになると思っています。第1戦の水原戦も厳しい戦いとなり全力を尽くしましたが残念ながら敗戦してしまいました。明日も厳しいゲームになると思いますが、全力を尽くして勝利したいと思います。
シーズンが始まって2連敗（ACLとゼロックス）していますが、決して悲観はしていません。ガンバ大阪戦では良い戦いができていましたが、スポーツなので勝つときもあれば負ける時もあります。そういう中でしっかりと見つめていかないといけないのは、自分たちがどういうゲームをしたのかということです。今我々に必要なのは勝利であり、勝利することでいい方向に向かうことができると思っていますし、私自身はこの2試合、悪い戦いはしていないと考えています。
ブリスベンに関しては、ここ最近サッカーに力を入れてレベルアップしてアジアカップを優勝したオーストラリアという国を代表するチームであり、そういった国のリーグを勝ち上がってきた非常に手強い相手だと見ています。チームの特徴としてはパスを多用し、アグレッシブな良いチームだと思いますが、我々も相手に引けをとらないパスサッカーができるチームですし、明日のホームゲームでは是が非でも勝ち点3を取りたいと思います。

柏木陽介 選手（浦和レッズ）
シーズンがスタートして2試合が終わり、連敗しているところですが、自分たちは自分たちのサッカーを信じて、サッカーを楽しみながら明日の試合を戦いたいと思います。
ブリスベン・ロアーというチームについては、個人的にオーストラリアという国と戦った経験がないこともあり、正直あまり知識があるわけではありません。特に意識をしていることもありませんが、先ほどビデオを見て感じたのはよくパスを繋ぎ良いサッカーをしているという印象でした。オーストラリアの選手は背が高く、ボールを大きく蹴ってくるという印象を持っていましたが、こういったパスサッカーをしてくるチームということで、対戦を楽しみにしています。
まず相手どうこうよりも、自分たちがどうあるべきかを考えて、自分たちらしくプレーできればと考えています。

フランシスカス・タイセン 監督（ブリスベン・ロアー）
浦和は非常に強く自信をを持っている良いチームであり、今回の試合は、我々にとって非常に難しいものになるだろうと考えています。しかし、私も監督として浦和に負けない良いチームを連れてきていますので、明日は良いゲームが出来ると信じています。
浦和というチームは非常に素晴らしく、普段我々が対戦するチームとは違うシステムを使ってくるチームですので、そのあたりも注意しないといけません。チームとして、特に組織力があり、ディフェンスも厚く、中盤の選手も活躍しています。中でもズラタン選手は危険な選手なのではないかと考えています。とにかく試合開始から集中力を切らさず戦っていかないといけないと思っています。
シーズンが始まって厳しいスタートでしたが、アジアカップの中断が明けて故障していた選手も戻り、新しく加入した選手もいるので、チームの力は向上しています。結果も出しているのでこのまま好調を維持していきたいと思います。

トーマス・ブロイヒ 選手（ブリスベン・ロアー）
明日の試合は私たちにとって厳しいものになると思います。浦和については、戦術的に組織された良いチームで、個々に優れた選手が多くいると見ています。しかし我々も調子がよく、最近の試合でもいい結果を出しているので、このままの調子で明日の試合に臨みたいと思います。
アジアのサッカーというと、日本が戦術やスピードの面においてベンチマークになっていますが、オーストラリアがAFCのチャンピオンの座をつかんでいますので、道程は長いですがその標準を上げていきたいと考えています。

AFCチャンピオンズリーグ2015

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