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初日から熱戦が続く JFAプレミアカップ2015

2015年05月04日

初日から熱戦が続く JFAプレミアカップ2015

U-15年代の日本一を争うJFAプレミアカップ2015が5月3日(日・祝)に開幕し、各地の予選を勝ち抜いた精鋭12チームが1次ラウンドの2試合を戦いました。

1日目を終えてグループAは京都サンガF.C. U-15(関西地域代表/京都)と愛媛FC U-15(四国地域代表/愛媛)の2チームが同じ勝点、得失点で首位に並んでいます。最終日は京都がサンフレッチェびんごジュニアユース(中国地域代表/広島)と、愛媛は長岡ジュニアユースFC(北信越地域代表/新潟)と対戦。「僕らはヴィッセルとガンバに勝って大会に挑んでいる。彼らも含めて、関西の全チームの思いを込めて全力で戦いたい」(京都・江川慶城選手)という意地が勝るのか、愛媛が初めて1次ラウンド突破をつかむのか、最後まで目が離せません。

引き分けが多く見られたグループBは、初戦の青森山田中学校(東北地域代表/青森)戦を1-0で制したコンサドーレ札幌U-15(北海道地域代表)が頭一つ抜ける形に。続くアルビレックス新潟U-15(北信越地域代表/新潟)戦は終盤までリードを許していましたが、残り3分で山保璃空選手が同点ゴールをゲット。決勝ラウンド進出に優位な状態で大会2日目に挑みます。


強豪が集ったグループCは混戦模様です。昨年度王者のサンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(中国地域代表/広島)は初戦でFC東京U-15深川(関東地域代表/東京)に4-0で大勝しましたが、続く名古屋グランパスU15(東海地域代表/愛知)では苦戦。1分に菅原由勢選手に先制を許すと、前半だけで3失点を喫するも、後半の2ゴールで引き分けに持ち込みました。この結果、広島と名古屋が首位で並びましたが、FC東京も勝点1差で3位につけており、決勝ラウンド進出の可能性を残しています。1次ラウンド第3節は、白熱した展開となりそうです。

5月4日(月・祝)は1次ラウンド第3節と、準決勝を実施。各グループの首位に加えて、2位の中から最も成績の良かった1チームが準決勝に駒を進めます。日本一に王手をかけるのは、どのチームでしょうか。

監督・選手コメント

佐藤有悟 選手(コンサドーレ札幌U-15)
北海道にいる僕たちは冬の間は積雪の影響で、狭いピッチでしか練習できません。フルコートで練習をしたのは4月に入ってから。大阪とは暑さも違うので、最初は戸惑いがありましたが、途中からうまく修正できたと思います。昨年は1次ラウンドで敗退し、悔しい思いをしました。北海道に帰ってからは帯同できなかった選手にその悔しさを伝え、「全国でも自分たちのサッカーをやろう」と意識して、この1年を過ごしてきたので今年は結果を出したいです。

梅田高志 監督(大分トリニータU-15)
初戦の名古屋戦は負けてしまいましたが、思っていた以上に選手たちが前向きにチャレンジしてくれたので、良い経験になりました。今年のチームは普段から元気な選手が多く、ピッチでのアグレッシブな姿勢にもつながっています。能力もあるので、それをどんな相手にも発揮できるよう、判断、戦術眼を磨くことを目標にしています。全国のチームと対戦できる今大会は力を試す場で、収穫と課題の両方が見えました。

平山裕也 選手(サンフレッチェびんごジュニアユースFC)
1試合目に比べて、2試合目はチーム全員の動きが向上し、全国大会で得るものは大きいなと感じました。また、強い相手と戦い負けてしまったのですが、遊び心のあるプレーができたり、パスの質が上がったり楽しくプレーできているのもうれしいです。僕たちにとって優勝は雲の上の存在。積極的にプレーすることで成長につなげたり、1次ラウンドでの勝利を目標に大会に挑んでいます。残り1試合、目標を達成できるように頑張ります。

三木隆司 監督(名古屋グランパスU15)
1日2試合、計120分の試合をこなす厳しい日程ですが、選手たちは頑張ってくれました。いつも選手に伝えているのですが、練習で良いプレーをしても、試合でできなければ意味がありません。僕らはプロを目指している集団ですし、練習で取り組んだことを意識しながら、プレーできるのがこの大会の良さだと思います。勝っても負けてもいろいろな人に見てもらい、地域代表として挑むというのは選手にとって良い経験だと思います。

JFA-TV

JFAプレミアカップ2015

2015年5月3日(日)~5月5日(火・祝)
J-GREEN堺 (大阪府堺市)
準決勝2試合をJFA-TVにてライブ配信予定 5月4日(月・祝) 14:00〜

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