高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第14節が9月12日（土）と13日（日）に開催されます。今節を含めて、リーグ戦は残り5試合。一つ一つの結果が順位に大きく影響します。

無敗で首位を走る大宮アルディージャユース（埼玉）はアウェイで清水エスパルスユース（静岡）と対戦。前節の鹿島アントラーズユース（茨城）との上位対決では先制を許しながらもシュート3本で2得点を奪い、逆転勝利を収めました。第10節以降、キャプテンの黒川淳史選手を欠いていますが、その4試合に全勝しており、中心選手の不在を感じさせていません。今節も攻守にアグレッシブに戦い、7連勝を目指します。

JFAアカデミー福島（静岡）は、勝点4差で上位2チームを追う鹿島とホームで戦います。アカデミー福島は第12節にFC東京U-18（東京）と引き分け、前節は流通経済大学付属柏高校（千葉）に3-1で勝利。勝点4を積み重ね、最下位を脱しました。この2試合では序盤に攻勢を強め、ともに早い時間帯に先制したことが勝点獲得のポイントになりました。今節も試合への入り方が勝敗を左右しそうです。

5連勝中の青森山田高校（青森）は、コンサドーレ札幌U-18（北海道）と対戦。この一戦も無失点を意識しつつ、攻撃時はセットプレーを軸に得点を狙います。ここ5試合で高橋壱晟選手が4得点、神谷優太選手が3得点と、中盤の選手が絶好調。前節は市立船橋高校（千葉）をシュート3本に抑えるなど、守備で試合のリズムをつくり、良い攻撃につなげることができています。この一戦も勝点3を積み重ね、大宮との次節に良い形で臨みたいところです。

勝点10で7位に位置する柏レイソルU-18（千葉）と、勝点9で最下位に沈む流経大柏による「柏ダービー」は、残留に向けた重要な一戦です。レイソルはここ4試合で1得点と攻撃陣が不調です。持ち味のパスサッカーを披露するシーンが少なく、結果が出ていないことから、チーム全体がチャレンジする回数も減っています。この一戦、次節のアカデミー福島戦と、同じ下位チームとの試合が続くだけに、まずは今節に思い切りの良いプレーを意識すれば、以降の戦いにもつながります。

［EAST第14節の注目試合］
市立船橋高校 vs FC東京U-18

上位2チームとの勝点差が広がっているものの、まだ優勝を狙える位置にいる2チームが対戦します。市立船橋高校（千葉）は第6節以降一度も連勝できず、勝点を伸ばし切れていません。ここまで、1点差で4敗を喫しており、うち2試合は後半アディショナルタイムに失点するなど、試合の終わらせ方が課題となっています。一方のFC東京U-18（東京）は、ここ2試合でMF佐藤亮選手がチームの全3得点を挙げる活躍を披露。レイソルとの前節（○2-0）は第6節以来の複数得点を記録しました。この一戦も、チームの計25得点のうち14得点を叩き出している佐藤選手の出来が、勝敗のカギを握ります。

日時：9月13日（日）11:00キックオフ
会場：船橋法典公園（グラスポ）球技場
アクセス：JR「西船橋駅」・JR武蔵野線「船橋法典駅」から京成バス「大塚ガラス」下車、徒歩約1分
東武野田線「馬込沢駅」からコミュニティバスフラワー号「エステ・シティ」下車、徒歩約3分

会場アクセス

プレミアリーグEAST第14節

2015年9月12日
15:00　清水エスパルスユース　vs　大宮アルディージャユース（IAIスタジアム日本平）
2015年9月13日
11:00　市立船橋高校　vs　FC東京U-18（船橋市法典公園(グラスポ) 球技場）
11:00　JFAアカデミー福島　vs　鹿島アントラーズユース（時之栖スポーツセンター 時之栖グラウンド）
11:00　青森山田高校　vs　コンサドーレ札幌U-18（青森山田高校）
16:00　柏レイソルU-18　vs　流通経済大学付属柏高校（日立柏総合グラウンド）

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