11月6日(金)から8日(日)、全国地域サッカーリーグ決勝大会の一次ラウンドを大分県中津市・島根県出雲市・愛媛県松山市で開催しました。

最終日は決勝ラウンドへの進出をかけた熱戦が各地で繰り広げられました。

Aグループ：大分会場

第2試合でバンディオンセ加古川（全社枠/兵庫)とブリオベッカ浦安（関東/千葉）が対戦。前半にバンディオンセ加古川が先制するも、後半、PKから追いついたブリオベッカ浦安が81分の田中選手の逆転弾で勝利し、Aグループ首位となり、決勝ラウンドへの切符をつかみました。

Bグループ：島根会場

第1試合はラインメール青森（全社枠/青森）とFCガンジュ岩手（東北/岩手）の東北対決。

前半21分、32分と、ラインメール青森が立て続けに得点しますが、前半終了間際にガンジュ岩手が1点を返します。後半9分、ガンジュ岩手22番角島選手の得点で追いつくと、試合はPK戦に。ラインメール青森がこれを制しました。

第2試合は松江シティFC（中国/島根）とFC刈谷（東海/愛知）が対戦。前半43分に松江シティFCが先制します。後半7分に23番安藤選手の得点で追いついたFC刈谷は、39分、再び23番安藤選手の得点で逆転勝利を収めました。

ラインメール青森がBグループ首位、FC刈谷が他会場の結果から「2位最上位」となり、この2チームが決勝ラウンド進出を決めました。

Cグループ：愛媛会場

第1試合で、サウルコス福井（北信越/福井）とFC今治（四国/愛媛）が対戦。

前半16分、FC今治が10番岡本選手の得点で先制しますが、その6分後、サウルコス福井が1点返します。後半17分、井筒選手の得点でサウルコス福井が逆転すると、28分にはFC今治が1点返し、同点に。試合はPK戦となります。FC今治が、GK28番福山選手のファインセーブで、これを制しますが、勝点差でサウルコス福井がグループ突破を果たしました。

決勝ラウンド進出チーム

Aグループ1位：ブリオベッカ浦安（関東/千葉）
Bグループ1位：ラインメール青森（全社*/青森）
Cグループ1位：サウルコス福井（北信越/福井）
2位最上位：FC刈谷（東海/愛知）

*全社…「全国社会人サッカー選手権大会」上位の出場枠

試合結果詳細、決勝ラウンド日程はこちら

監督コメント

斎藤芳行 監督（ブリオベッカ浦安）
素晴らしい芝生と几帳面な運営をしていただき、大きな怪我なく無事に結果を出すことができました。心より両組織の皆様に感謝いたしております。3試合とも、難しい試合でした。選手がのびのびと一体感をもててやれたことが勝因かなと感じております。ブリオベッカに携わってくださっている全ての素敵な皆様に心より感謝しております。関東リーグを代表して、恥ずかしくない闘いを大分でできました。勿論、高知でも、しっかりと闘いたいと思っております。残された時間を有意義に準備のために使いたいと考えております。

佐野達 監督（サウルコス福井）
松山までお越しいただいたサポーターの皆様、福井でご支援いただいたスポンサーの皆様、福井県民の皆様、関係者、ボランティアの皆様、そして大会を運営いただいた愛媛県サッカー協会の皆様本当にありがとうございました。サウルコス福井はＪＦＬ昇格をかけて、決勝ラウンドを1戦1戦全力で戦い抜きます。サポーターの皆様には、高知県立春野総合運動公園陸上競技場にお越しいただき、選手に声援をいただけるようお願いいたします。

石田学 監督（FC刈谷）
初戦が厳しい試合で、想定していたもの以上の負荷があり、コンディションが厳しい中で戦い抜いたということで納得いく内容ではありませんでした。3日目は、可能性がわずかに残る中で、自分たちのサッカーをしっかりやろうと、勝っても負けても良いトライをできたという点で3試合目に関しては納得がいっています。その結果として、決勝ラウンド進出という結果があったので、これが成長に繋がっていくだろうな、と感じています。決勝ラウンドは、今まで以上に厳しい試合になると思いますが、自分たちは相手に対しても自分たちに対してもチャレンジをしていくだけですので、守りに入ったり、恐れてピッチに立つことなく、失うものは無いぐらいの覚悟で、チャレンジしていきたいです。

第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会

2015年11月6日（金）～11月23日（月・祝）
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