高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第16節を11月22日(日)に開催します。

首位を走る青森山田高校（青森）はホームで清水エスパルスユース（静岡）と対戦します。今節は、8戦5勝3分けと絶対的な強さを誇るホームでの最終節。2位・鹿島アントラーズユース（茨城）との勝点差はわずか2だけに今回の一戦に勝ち、アウェイでの残り2試合に向けて少しでも貯金をためたいところです。

市立船橋高校（千葉）はJFAアカデミー福島（静岡）と顔を合わせます。市立船橋は現在4位ですが、首位とは勝点4差と優勝を狙える位置につけています。先の全国高等学校サッカー選手権大会の県大会決勝では、ライバルの流通経済大学付属柏高校に3-0の完勝。選手たちも「良い流れでプレミアリーグに臨むことができる」と口をそろえます。ただ、今節はリーグ最下位に沈み、残留するには勝つしかないアカデミー福島が相手。全てをかけて挑んでくるチームに対し、チャレンジャー精神を失わないことがカギになります。

5位のFC東京U-18（東京）は3位・大宮アルディージャユース（埼玉）とホームで対戦。FC東京から首位までの勝点差は8。わずかながら優勝の可能性を残しています。第14節に市立船橋との上位対決に敗れたことによってタイトル獲得の可能性は低くなりましたが、翌第15節にコンサドーレ札幌U-18（北海道）とのアウェイゲームを4-0で制するなど、チームには精神面の強さも備わっています。

勝点2差で2位につける鹿島は柏レイソルU-18（千葉）と対戦。鹿島は今シーズン、これまで1度しか複数失点を喫しておらず、CB町田浩樹選手を軸とした守備が光ります。前線の選手たちも献身的に相手を追い回すなど、チーム全体が高い守備意識を貫いて、勝点を積み重ねてきました。この一戦を終えると、次節は青森山田、最終節は市立船橋と上位陣との連戦に。今回の柏戦に勝って次節以降につなげられるでしょうか。

［EAST第16節の注目試合］
流通経済大学付属柏高校 vs コンサドーレ札幌U-18

勝点10で9位に沈む流経大柏と、勝点11で8位に位置する札幌が直接対決に臨みます。流経大柏はここ10試合で1勝1分け8敗と苦戦中。伝統的に走力と粘り強さが代名詞ですが、今シーズンは1点差で敗れる試合も多く、勝点を上積みできない一因となっています。対する札幌は、開幕から4連敗を喫する厳しいスタートや監督交代を経験。それでも直近の5試合は1勝2分け2敗、シーズン序盤と比較すると、しぶとく勝点を積み重ねることができています。8月下旬に「ここからはノックアウト方式のつもりで戦う」と川口卓哉監督が話して以来、第14節にシュート4本で青森山田と引き分けるなど、割り切った戦い方が奏功しています。力が拮抗した相手との今節は、どのような展開になるか注目です。

日時：11月22日（日）11:00キックオフ
会場：流通経済大学付属柏高校グラウンド
アクセス：東武バス「柏の葉公園」下車、徒歩約12分。東武野田線「江戸川台駅」東口より東武バス「流経大柏高校前」下車

会場アクセス

プレミアリーグEAST 第16節

11月22日(日)
11:00　青森山田高校 vs 清水エスパルスユース（青森山田高校）
11:00　流通経済大学付属柏高校 vs コンサドーレ札幌U-18（流通経済大学付属柏高校）
13:00　市立船橋高校 vs JFAアカデミー福島（ゼットエーオリプリスタジアム）
13:00　ＦＣ東京U-18 vs 大宮アルディージャユース（東京ガス武蔵野苑多目的グランド/人工芝）
16:00　鹿島アントラーズユース vs 柏レイソルU-18（鹿島アントラーズクラブハウス）

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