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FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015出場チーム紹介 vol.2 広州恒大
2015年12月02日
広州恒大
アジアサッカー連盟(AFC)代表(AFCアジアチャンピオンズリーグ)
創立年:1954年 ホームタウン:広州市(中国) 監督:ルイス・フェリペ・スコラリ(ブラジル) 主要タイトル: 国内リーグ戦優勝5回(2011年、2012年、2013年、2014年、2015年) 国内カップ戦優勝1回(2012年) AFCチャンピオンズリーグ優勝2回(2013年、2015年) |
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015では、準々決勝で柏レイソル、準決勝でガンバ大阪というJリーグ勢を連破して決勝に進出。アルアハリ(アラブ首長国連邦)と戦った決勝ではアウェイの第1戦を0-0で引き分けた後、ホームの第2戦に1-0で勝利し、1勝1分の成績で2年ぶり2度目のアジア制覇を成し遂げました。
クラブの歴史は1954年、広州足球隊として始まりました。発展の転機となったのは、好景気に沸く大手の恒大不動産グループがクラブの全株式を取得し、オーナーとなった2010年。広州恒大足球倶楽部と改称し、いきなり2部リーグにあたる甲級リーグに優勝して超級リーグ(1部リーグ)へ昇格。1年目で同リーグに優勝すると、今シーズンまで5連覇という圧倒的な強さを誇っています。2013年のACL初優勝によって出場権を得たFIFAクラブワールドカップでは、4位の成績を残しました。
財政面で強力なサポートを得たクラブは、惜しみない投資でチームを強化しています。昨年までは、イタリアを2006年のFIFAワールドカップ優勝に導いたマルチェロ・リッピ監督が指揮を執り、ブラジル、アルゼンチン、イタリアなどの選手を補強して強力なチームをつくり上げました。現チームを率いるのはブラジル人のルイス・フェリペ・スコラリ監督。2002年のFIFAワールドカップでブラジルに優勝をもたらした名将は、ACLでは準々決勝からチームを指揮しています。ACL優勝の原動力となったのは、FWのリカルド・グラル、エウケソン、MFパウリーニョのブラジル人トリオ。今シーズン新加入のリカルド・グラルは大会最多の8得点をマークして同最優秀選手賞に輝きました。エウケソンは2013年に続き、ことしの決勝でも値千金の得点をマーク。パウリーニョの今シーズン途中の加入によって、チームは攻守両面でパワーアップ。こうした外国籍の選手、監督から刺激を受けた鄭智、黄博文、郜林らの中国人選手たちも確実に成長し、チームのレベルを押し上げています。
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015
2015年12月10日(木)~12月20日(日)
神奈川/横浜国際総合競技場
大阪/大阪長居スタジアム
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