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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 最終節で逆転残留を狙う名古屋
2015年12月03日
高円宮杯U-18プレミアリーグは12月6日(日)にWEST最終節を開催します。
6位の京都サンガF.C. U-18(京都)をホームに迎える7位・サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)にとって、今節は残留が懸かった大一番です。勝点3を上積みして、自力での残留を目指します。対する京都は、森岡隆三監督が「あれだけ点を奪われたのは初めて。悔しい負け方だった」と振り返るとおり、広島との前回対戦(第9節)では2-5と大敗。今回、リベンジを果たすことはできるか注目です。
東福岡高校(福岡)はヴィッセル神戸U-18(兵庫)と対戦します。最終クールに入り、2連敗と波に乗り切れない東福岡にとって、今節は全国高等学校サッカー選手権大会を目前に控えた中での大事な一戦。高校勢日本一の座をつかむためにも、悪い流れを断ち切りたいところです。一方の神戸はプレミアリーグWESTで唯一連敗を喫しておらず、この記録を最後まで守り切ることが当面の目標となります。
前節で優勝の可能性が無くなった2位の大分トリニータU-18(大分)は、「できるかぎり上の順位で終わりたい。3年生を笑顔で終わらせてあげたいので、勝ちにいく」(山崎哲也監督)と最終節に向けて意気込みます。対峙する履正社高校(大阪)も、残留するためには勝点3獲得が欠かせません。
ガンバ大阪ユースはセレッソ大阪U-18との大阪ダービーに挑みます。前節、WEST優勝を決めたG大阪は、梅津博徳監督が「セレッソの怖さはよく知っている。簡単には勝たせてくれない相手」と引き締めるように、チームに気の緩みはありません。今節も勝利を手にしてチャンピオンシップに弾みをつけたいところです。対するC大阪は、0-4と大敗した前回対戦時のリベンジを狙います。
[WEST第18節の注目試合]
京都橘高校 vs 名古屋グランパスU18
前節、C大阪から7得点を奪い残留に望みをつないだ名古屋グランパスU18(愛知)が、最下位の京都橘高校(京都)と対戦します。
京都橘は「高校選手権出場を決めて安心してしまっている」と米澤一成監督が危機感を口にしたように、最終クールに入って勢いがつかず。前節、履正社に負けたことで降格が決定しましたが、最後に意地を見せられるかが見どころです。対する名古屋は、負ければ降格が決まる状況の中、第16節から2連勝。前節は北野晴矢選手がハットトリックを達成するなど好調です。残留に一歩でも近づくため、まずは勝点3を獲得し、他会場の結果を見守ります。
日時:12月6日(日) 13:00キックオフ
会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場
アクセス:京都市営バス「西京極運動公園前」下車、徒歩約5分。阪急電車「西京極駅」下車、徒歩約10分。
プレミアリーグWEST 第18節
12/6(日)
13:00 京都橘高校 vs 名古屋グランパスU18(西京極総合運動公園陸上競技場)
13:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 京都サンガF.C. U-18(吉田サッカー公園)
13:00 東福岡高校 vs ヴィッセル神戸U-18(東福岡高校)
13:00 大分トリニータU-18 vs 履正社高校(大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場)
13:00 セレッソ大阪U-18 vs ガンバ大阪ユース(セレッソ大阪舞洲グラウンド)