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第17回JFLチャンピオンシップ第2戦、優勝はソニー仙台FC!
2015年12月07日
12月5日(土)、今季のJFL優勝チームが決まるJFLチャンピオンシップ第2戦「ソニー仙台FC 対 ヴァンラーレ八戸」が「ユアテックスタジアム仙台」で行われました。
前半、シュート数はソニーの4本に対して八戸は0。数字は一方的な展開に見えましたが、八戸はソニーに決定的なシュートを打たせずスコアレスで折り返します。このまま無失点で八戸が逃げ切るかとも思われました69分、仙台は左サイドを拠点に攻め、最後はゴール前で八戸のクリアボールを村田純平選手が押し込みます。これで2戦合わせて同点としたソニー仙台FC。その後も仙台は優位な展開で攻めますが決定機に決められず、八戸も徐々に仙台ゴールを脅かすようになります。しかし互いに決め手に欠き、90分ずつの戦いを1勝1敗とし延長戦へ突入します。
延長前半はヴァンラーレ八戸が仙台をシュート数で上回って(ソニー1本、八戸3本)チャンスを作りますが、ゴールはならず、延長後半へと進みます。仙台は終盤に決定的なチャンスを連続で作りますが八戸守備陣が体を張った守りでゴールを割らせず、延長戦は終了。勝負はPK戦に託されました。
先行は八戸。2人が連続して決めたのに対し、仙台の2人目を八戸のGK山田健二選手が止めます。しかし仙台のGK瀧本雄太選手が八戸の3人目をきっちり止め、それぞれ5人を終えたところで4-4に。そして6人目。八戸が外したのに対し、ソニー仙台FC6人目の秋元佑太選手が決めて試合終了。2試合合計で4時間近くになった戦いにピリオドを打ちました。
ソニー仙台FCは17年目にしてJFL初優勝。表彰セレモニーでは仙台にJFL杯と優勝メダルが、準優勝となったヴァンラーレ八戸には準優勝メダルが贈られました。
監督コメント
石川雅人 監督(ソニー仙台FC)
今日の試合を含め、選手たちがシーズンを通して最後まであきらめずに全力で戦ってくれたのが今日の結果に結びつきました。今シーズンは先に先制を許す展開が非常に多くありました。その中でも追いつき逆転するという逆境に対する強さ、勝負強さがこの結果に結びついたと思います。シーズンを通して会社関係の皆様、多くの地域の皆様、サポーターの皆様が支えて下さり、声を出し続けて下さったことが結果につながったと感じています。感謝しております。
望月一仁 監督(ヴァンラーレ八戸)
まずはじめにソニー仙台FCさん、優勝おめでとうございます。優勝するに相応しいチームですし、年間でも勝ち点を一番多く取っていました。そのチームが優勝するのは当たり前の話なのかなとも思います。我々はまだまだ力不足だと感じています。優勝を目指して戦ってきた結果がPK負けというのは残念ですが、多くの関係者ならびにサポーターの皆様に熱い応援をしていただきました。結果が出なかったのは、自分の責任だと思いますので申し訳なく思います。
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