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キヤノン ガールズ・エイト JFA中国ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会閉幕
2016年03月22日
大会第2日目は、9:00より付帯イベントとしてキヤノンVTR、リスペクトVTR上映を行いました。
キヤノンVTR上映では、大会第1日目の様子に加え、これまで開催された各地域大会やキヤノンエリートプログラムの映像を見ました。自分の姿を見つけた選手たちが、思わず歓声をあげる場面もありました。リスペクトVTR上映では、映像を見た上でリスベクトとは何かを考え、各自からの意見を発表しました。
続いて10:30より第1日目リーグ戦上位4チームによる決勝トーナメントと、下位4チームによる順位決定トーナメントを実施しました。各トーナメントでは、ノックアウト方式のため、第1日目にも増して、白熱したゲームが展開されました。地元、山口勢同士が決勝を戦い、リパイン山口が優勝しました。準優勝は、サモ-レ山口、3位は岡山ビューガという結果になりました。
選手コメント
櫻田真衣 選手
中国地域の選手とサッカーをしてみて、選択肢を増やして、それを仲間に伝えないと点を取ることは難しいと感じました。私はボランチなので、シュートも打てるし、パスを出すことも大切な役割です。ゴールに近い仲間を見つけてよいパスを出すこと、仲間が困っているとき、見えるところに顔を出すことを目標としてプレーしました。結果、優勝することができてとてもうれしかったです。
長谷川愛梨 選手
自分では、昨日より守備をがんばったと思います。普段あまりやったことのないDFだったので大変でした。思うようにプレーできないところがたくさんあったけれど、得点が決まったときはうれしかったです。2日間、みんなで協力して、仲良く過ごせて楽しかったです。
朝倉加奈子 選手
「失敗を怖がらずに積極的にゴールに向かう」ということが今日の課題でした。しかし、試合は守備の時間が長い展開となりました。途中で「チームのために精一杯試合をする」という目標に切り替えてがんばりました。リスペクト研修では、「サッカーには敵はいない」ということを学びました。サッカーはお互いを尊重するこが大切だということに気づきました。私たちをサポートしてくださるたくさんの方々に感謝したいと思います。
中間巴菜 選手
広島鯉娘の2日間のテーマは「みんながしかけて、関わって、つないで、突破して・・・やっている自分たちも、見ている人もワクワクするようなサッカーをする」ということでした。1日目は消極的だったけれど、2日目は積極的にプレーできました。また、2日間を通して、オフザピッチの大切さを学びました。2日間で学んだことを、これからの中学校でのサッカーや日常生活に生かしていこうと思います。
総評
和田 敬 ナショナルトレセンコーチ中国女子担当コーチ
中国地域5県8チーム144人の選手が参加したキヤノン ガールズ・エイト中国大会が、昨年に引き続き山口県大島郡周防大島町・長浦スポーツ海浜スクエアにて開催されました。
春の訪れを思わせる暖かな日差しの中、大会は2年連続開催県である山口県の優勝、準優勝という素晴らしい結果で終わりました。2年連続で好成績をおさめた山口県ではU-12女子の大会やリーグ戦を積極的におこなうとともに、年10回以上のトレセン活動もおこなってきました。女子単独チームと4種チームに所属する女子選手との融合を行い、より多くの選手を網羅できる体制となってきた好事例で、まさに年間を通じたトレセンの成果に他ならないものでした。その一因にこの大会の存在があったとも言えるでしょう。その思いは中国地域の5県に通じるところで、一人でも多くの選手が個々のレベルを向上させ、中国地域の小学6年生の女の子が一堂に会するこの大会の価値を感じ、力を発揮しようとする思いがピッチ内に溢れていました。さらに、ピッチ外での付帯イベントとして行われたリスペクトVTR上映は、選手たちが感銘を受け、表情が引き締まる場面と思わず子どもたちの歓声が上がることもあり、大盛況のイベントとなりました。指導者の皆さんも栄養・水分補給セミナーで積極的に質問するなど、この大会を有意義に活用していました。
また、大会には多くのユース審判員や女性審判員が帯同しましたが、「たくましい選手育成のために」という今大会の意義をお伝えし、ジャッジには温かい配慮が込められる場面が多々見受けられました。そして、選手もそれに応えるかのように激しく強く戦っていました。
そして、昨年に引き続き、視察に来た中国地域各県の4種委員長が小学6年生の女子選手が躍動する姿を見られたことも大変有意義でした。
キヤノン ガールズ・エイト 第13回JFA中国ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会
2016年3月20日(日)〜3月21日(月)
長浦スポーツ海浜スクエア
大会情報はこちら
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