まさに”死のグループ”と言われる通りの混戦となっているグループHで、3節終了時点でまさかの最下位となっているのが、昨年のアジア王者の広州恒大。大型補強をしたものの、未だ勝利がない広州は無後半の3試合にすべてをかけます。

この試合に敗れればグループステージ突破へ後が無くなる広州に対し、それを迎え討つのがホームの浦和レッズ。第3戦ではその広州と引き分けたものの、浦和の選手達が「強烈だった」と声を漏らした広州の外国人3選手をチームとしてうまく抑えられるかが勝利へのカギとなります。「チーム力では我々が上」と自信を見せる浦和が、ホーム埼玉スタジアムの大サポーターの前で勝利を目指します。

監督・選手コメント

ミハイロ・ペトロヴィッチ 監督（浦和レッズ）
5日は、我々がアウェイで戦った広州恒大戦よりもさらに難しいゲームになると考えています。相手は質の高い選手を揃えた強いチームです。そのチームがこのグループステージを突破するためには勝利が必要な状況となっています。だからこそ、明日は難しいゲームになるはずです。ただ、アウェイで我々は相手に劣ることなく渡り合えるチームであることを見せることができたと思っています。相手はアジアでナンバーワンと言っても良いというチームだと思います。我々はもちろんリスペクトの気持ちをもって明日の試合に臨みたいと思っています。明日は我々も勝点が必要なゲームとなります。チーム、サポーターが一丸となって明日の試合に勝利すべく全力で戦いたいと思います。

宇賀神友弥 選手（浦和レッズ）
5日は自分たちにとってグループステージを突破するためには必ず勝ちが必要な試合だと思っています。広州恒大は自分たちが勝つことしか次に進む道が無いと思うので、相当な気持ちを見せて向かってくると思います。自分達はこのホーム埼玉スタジアムで、それ以上のファイティングスピリッツを見せる、すべての面において相手を上回るという強い気持ちを持って戦いたいと思っています。自分の対面する相手、自分の目の前にいる相手に対して走り勝つ、戦い勝つというところを見せたいと思います。

ルイス・フェリペ・スコラーリ 監督（広州恒大）
5日は両チームにとって絶対に勝たなければいけない試合です。そして、我々は浦和レッズは素晴らしいチームであるとよく理解しています。それを理解した上で明日は精一杯戦いたいと思います。

ジャン・ジー 選手（広州恒大）
グループステージでの我々の状況については良く理解していますし、浦和レッズについても良く知っています。ACLでは我々はもっと良い結果を残さなければいけないですが、我々には経験がありますし、自信もあります。5日は大切な試合になるので、精一杯戦いたいです。

AFCチャンピオンズリーグ2016

2016年1月27日(水)〜2016年11月26日(土)

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