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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 「神戸ダービー」で地元の意地がぶつかる
2016年04月22日
WEST第3節の注目試合
ヴィッセル神戸U-18 vs 神戸弘陵学園高校
高円宮杯U-18プレミアリーグWEST第3節を4月24日(日)に開催し、13年度のWEST王者・ヴィッセル神戸U-18(兵庫)は、プレミアリーグ初参戦の神戸弘陵学園高校(兵庫)との「神戸ダービー」に臨みます。
ヴィッセル神戸は開幕戦から勝ち星に恵まれず苦戦中。前節のセレッソ大阪U-18(大阪)戦は前半をシュート0本に抑え込まれるなど、持ち味の攻撃力が影を潜めています。勝利に見放されてプレッシャーが増すかもしれない点について、野田知監督は「大事なのは積み重ね。第18節が終わったとき、どの順位にいるかが重要だ」と選手たちに伝えています。今季初勝利が懸かる今節は、同じ神戸のチームが相手。「ヴィッセルのジュニアユース出身の選手も何人かいるので、相手は相当なテンションで向かってくるはず。それに負けないように戦う」(野田監督)と、挑戦者の姿勢で週末の一戦を迎えます。
開幕戦、神戸弘陵は名古屋グランパスU18(愛知)を3-0で一蹴。しかし、「ほぼ完ぺきな内容だった」(谷純一監督)第1節から一変し、ガンバ大阪ユースとの第2節は後半に4失点を喫して0-4で敗れました。ここまで対照的な結果となっていますが、前節の前半は昨年のWEST王者に得点を許さずチームは一定の自信を得ている様子。谷監督も「一試合一試合、ひるまず戦えば絶対に成長へとつながる」と選手たちを鼓舞しています。ヴィッセル神戸との今節は、「勝点を取れるか・取れないかで、チームの自信も変わる重要な一戦」(谷監督)。開幕戦で見せたような粘り強い守備をベースに勝点の獲得を狙います。
監督・選手コメント
野田知 監督(ヴィッセル神戸U-18)
どんなチームが相手でも、ボールを保持して押し込む攻撃的なスタイルは崩したくありません。この一戦でも、自分たちが目指す戦いを追求していきたいです。第2節のセレッソ大阪戦では、強いプレッシャーを受けてなかなかボールをつなぐことができなかったので、今回の一戦ではしっかりとボールを持って相手を揺さぶること。確実にゴール前に進入していくような押し込む展開になればと思っています。
野田樹 選手(ヴィッセル神戸U-18)
攻撃も守備もグループで行うところが、自分たちの長所です。ミーティングを繰り返しているので、やりたいサッカーや目標の面でも「同じ絵」を描くことができています。神戸弘陵は球際など1対1の局面に強く、ルーズボールへの反応も鋭いチームだと開幕戦を見て思ったので、そこで負けないようにしたい。個人としては、攻撃の中心となってボールを動かしつつ、得点に絡む動き出しや、粘り強い守備で献身的なプレーをしたいです。
谷純一 監督(神戸弘陵学園高校)
後半の開始早々に失点してから、ずるずると失点を重ねた前節の反省を踏まえ、粘り強く相手に向かっていくことが今節のカギになると思います。ヴィッセル神戸はWESTを制した経験もある強豪ですが、土俵は同じ。90分間集中力を保って、しっかりと勝点を持ち帰りたいです。プレミアリーグでは、毎週最高の相手とゲームができて、改善して次節に臨むことができます。選手の起用法、戦術なども含めて多くのアイデアが浮かんできますし、厳しいリーグですが、楽しさもあります。
谷後滉人 選手(神戸弘陵学園高校)
90分を通してチーム全員でハードワークするところは、どのチームにも負けません。どの試合もそうですが、今節も1対1での粘り強い守備が大事になってくると思います。開幕戦(3-0で名古屋に勝利)のように守備面の持ち味を発揮したいです。個人としては常にゴールに直結するパスを意識しています。一戦一戦、全力を尽くす中で、個人としてもチームとしても強く、うまくなっていきたいと思っています。
ヴィッセル神戸U-18 vs 神戸弘陵学園高校
日時:4月24日(日) 14:00キックオフ
会場:いぶきの森球技場
アクセス:地下鉄「西神南駅」から市バス「ハイテク4番」下車、徒歩約10分
プレミアリーグWEST 第3節
4月24日(日)
11:00 東福岡高校 vs ガンバ大阪ユース(東福岡高校)
12:00 名古屋グランパスU18 vs セレッソ大阪U-18(トヨタスポーツセンター)
※下記試合は熊本地震の影響で順延となりました。
サンフレッチェ広島F.Cユース vs 大津高校(吉田公園サッカー場)
大分トリニータU-18 vs 京都サンガF.C. U-18(大分銀行ドーム)
連勝スタートを切った大阪勢がアウェイに乗り込みます。ガンバ大阪ユースは東福岡高校(福岡)と対戦。昨年、2戦2敗と苦戦を強いられた相手に対してどのような展開に持ち込むか注目です。セレッソ大阪U-18と名古屋グランパスU18(愛知)の一戦は、前節に勝点3を獲得したチーム同士の対決に。特に名古屋はアウェイで京都サンガF.C. U-18(京都)を5-1で下すなど攻撃陣が好調。今回の一戦でも勢いに乗って連勝を目指します。
JFA-TV
第3節を前に、第2節ダイジェスト映像をお届けします。
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