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第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会 第14回大会以来の優勝を狙う東京都選抜(Lazos2011)
2016年05月31日
「第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会」が6月4日(土)、長野県松本市で開幕します。本大会は、シニア年代へのサッカーの普及とサッカーを生涯スポーツとして楽しんでもらうことを目的としており、同じ日程でシニア(70歳以上)サッカーフェスティバルも開催されます。
今回は、第14回大会の覇者・東京都選抜(Lazos2011)の取り組みを紹介します。
第14回大会を制した際、「Lazos27」という名前で出場していた東京都選抜。50歳以上の大会に出場していた昭和27年生まれのメンバーが、「60歳になっても同年代の選手たちとボールを蹴ろう」という目的で2011年冬にチームを創設しました。
チームのコンセプトは、「楽しみつつ勝負にこだわること」。マネジャーの前田雄二さんは「自分たちは50歳以上の全国大会で優勝している。60歳になっても日本一を目指そうと、創設時から競技性や個々の運動量を重視した」と語ります。
現在、チームは東京都シニアサッカーリーグ(O-60)カテゴリー1で戦うと同時に、葛飾区壮年部連盟大会(Over50)というリーグ戦にも参加。年下の選手たちとプレーすることで負荷をかけ、60歳以上の大会に経験を生かすことができます。また、「メンバーの大半がLazos2011以外でも活動している」との前田さんの言葉どおり、多くの選手が50歳以上のチームにも所属し、各々でサッカーを楽しんでいます。
スペイン語で「絆」を意味するLazosは、プロ顔負けの活動量を誇ります。昨年はスペイン遠征を行い、現地でバルセロナOBと対戦。「相手の選手はかなり若くて、60歳以上の選手があまりいなかった」とFWの深澤光賢さんは苦笑しますが、サッカーを通じて国際交流をはかりました。今年に入ってからも月に2度の強化試合を重ねつつ、秋田と仙台に一度ずつ遠征。春には家康公記念杯第13回清水スーパーシニアサッカー大会(静岡県で開催)に出場するなど、精力的にチーム力の向上に努めてきました。
日本一奪還に向けて余念がないLazos2011ですが、「自分たちが優勝した2年前と比べて、周囲のレベルが全体的に上がっている。簡単に勝てる試合はない」と深澤さん。前田さんは、「勝負事ではツキも大事な要素。運に味方されるようにしっかりと準備を進めたい」と語り、本大会では「一戦必勝」を合い言葉に上位進出を目指します。
2016年度 第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会
2016年6月4日(土)〜2016年6月6日(月)
[長野県松本市]松本平広域公園総合球技場(アルウィン)、松本平広域公園芝生グラウンド、松本平広域公園多目的球技場、松本市かりがねサッカー場、松本市サッカー場(長野県フットボールセンター)
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