6月21日(火)

6月22日(水)から開幕するU-16インターナショナルドリームカップ2016に向けて「00ジャパン」は2部トレーニングを実施し、初戦のU-16ハンガリー代表戦に備えました。

午前は、3対2＋GK、5対4＋GK、8対7＋GKに時間を割きました。ラストサードの崩し、決定機を逃さないこと、ディフェンスの連動性とラインコントロール、ゴール前の守備をテーマとし、人数が多くなっていく3ステップのトレーニングにおいて、戦術練習を繰り返し行いました。90分で勝利を目指すことはもちろんですが、本大会では引き分け時はPK戦で勝敗を決するため、GK含め全員がペナルティキックを練習しました。午後はセットプレーのトレーニングを中心に、クロスボールに対する中央の選手のタイミングと迫力、ディフェンスを入れて攻守の攻防を行いました。

夜には出場4チームが揃いオープニングセレモニーが実施され、各チームの出し物や記念品贈呈などで交流を深めました。ハンガリー代表の一体感溢れるパフォーマンス、マリ代表の観客を引き付ける独特のパフォーマンス、最初は恥ずかしながらも徐々に自分たちをさらけ出し、最後には情熱あふれる合唱でフィナーレを迎えたメキシコ代表のパフォーマンス。言葉が通じなくとも、感情が伝わってくる出し物は大変素晴らしいものでした。

セレモニーの最後には、若桜氷ノ山樹氷太鼓の会の方々による和太鼓演奏が行われ、観客を魅了しました。日本の伝統文化に、各国選手も興味津々で、良い雰囲気の中でセレモニーは終了しました。

明日はいよいよU-16インターナショナルドリームカップ2016が開幕します。

*「00ジャパン」：2000年以降に生まれた選手たちで構成されたU-16日本代表チームの呼称

選手コメント

DF #5 監物拓歩 選手（清水エスパルスユース）
前回のインド・ベトナム遠征には参加できず悔しい思いをしたので、今大会で自分の良さを思い切り発揮したいと思います。昨日、今日のトレーニングでロングボールの競り合いや、クロスボールの際の体の向き、1対1の対応についてスタッフから厳しく指導いただいたので、改善できるよう、明日からの試合では積極的にチャレンジしていきたいです。1対1の競り合いでは誰にも負けず、明日の初戦を必ず無失点で乗り切りたいです。

DF #16 西尾隆矢 選手（セレッソ大阪U-15）
今大会では、強豪国相手に自分の課題であるヘディングの競り合いやコーチングなどを、積極的にチャンレンジしていきたいです。今日のトレーニングでは、コーチングに課題を残したので、状況判断を素早く、メンバーに伝えるべきことを的確に伝えたいです。まだまだ課題は多いですが、自分の課題には逃げず、トライし続けたいです。チームの雰囲気は良いので、もっとコミュニケーションを取って、明日の大事な初戦に必ず勝ちたいと思います。

MF #12 上月壮一郎 選手（京都サンガF.C. U-18）
インド・ベトナム遠征では、環境面に対応することの大事さを学びました。また、一つ一つのプレーの質が課題として残ったので、所属チームで課題を必死にトレーニングしてきました。今大会は、ピッチ条件やホテルなどの環境が素晴らしく、言い訳できる状況ではないので、世界の強豪相手に自分の特徴を出していきます。相手DFの背後への飛び出しや、前線からの守備、コースを狙ったシュートなど、自分が持っている良さを積極的にチャレンジしていきたいです。本日のトレーニングでは、攻守の攻防やセットプレーのトレーニングで、切り替えの早さや細かなポジショニングを確認できました。明日の試合では、ゴールにこだわり、1対1では積極的に仕掛け、チャンスを多く作りたいです。必ず勝ちたいと思います。

鳥取市長コメント

深澤義彦 鳥取市長
鳥取市へようこそ。U-16インターナショナルドリームカップ2016がここ鳥取市で開催されることを大変うれしく思います。選手のみなさんには、国を代表する誇りを胸に、熱いプレーが繰り広げられることを期待しています。今回は短い滞在ですが、この鳥取の自然の素晴らしさや、歴史・文化等に触れていただけると幸いです。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。