WEST第6節の注目試合
京都サンガF.C.U-18 vs 東福岡高校

高校年代最高峰のリーグ、高円宮杯U-18プレミアリーグが今週末に再開します。WESTの第6節を6月25日(土)と26日(日)に開催し、26日には京都サンガF.C.U-18（京都）が東福岡高校（福岡）と対戦します。

ホームの京都は、リーグ戦未勝利で現在8位に沈んでいます。それでも日本クラブユースサッカー選手権（U-18）大会の関西予選ではガンバ大阪ユースやセレッソ大阪U-18（ともに大阪）、ヴィッセル神戸U-18（兵庫）といった強豪と接戦を演じ、選手たちは自信を深めている様子。チームを率いる森岡隆三監督は、日々の練習で技術や戦術を磨いた上で「勝利を呼び込むためのメンタルが必要。この先、自分の力でサッカー人生を築いていくんだという意識を、みんなで示してほしい」と期待を寄せています。

一方の東福岡は、開幕から3連勝を飾るなどWESTで高体連最高の3位につけています。

中断期間には、インターハイ（全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会）福岡県予選を制しました。勢いを維持して本リーグに臨みたいところですが、森重潤也監督は「県予選とプレミアリーグの試合時間の違い、短期戦から長期戦仕様へとマインドを切り替える中で難しさが出るかもしれない」とコメント。リーグ再開後の初戦は、選手の柔軟性が問われる試合になりそうです。

監督・選手コメント

森岡隆三 監督（京都サンガF.C.U-18）
昨年は東福岡に一度も勝つことができませんでした（1分け1敗）。その試合に出場していた選手たちは、今回の一戦に向けた思いもあるでしょう。そうでなくとも、高体連勢が相手となると、「負けてたまるか」という気持ちが強くなるもの。過去は忘れ、ピッチで何ができるかを示してほしいと思います。みんなには、技術や体力など全ての分野が成長するだろうと期待しています。一番は、ここから上に行くためのタフさを身につけてほしい。勝負の世界を生き抜くための競争力と、仲間のために戦う協調性を養ってもらいたいです。

森重潤也 監督（東福岡高校）
この一戦は、勝てば上位にとどまるけれど、負けると順位を落とす重要な試合だと捉えています。現在3位につけていますが、まだ序盤ですし、自分たちより消化試合数が少ないチームもいる。つまり、現時点での東福岡の順位は、本当の順位ではないと思います。攻守両面でのプレー精度の向上、これから暑くなってきたとき、いかに無駄な体力を消耗せずに結果を残すか。取り組むべきテーマは山積みですので、自分たちの課題を修正しながら、目の前の試合に臨むだけだと考えています。

京都サンガF.C.U-18 vs 東福岡高校
日時：6月26日(日) 11:00キックオフ
会場：京都サンガF.C. 東城陽グラウンド
アクセス：●近鉄京都線「大久保駅」よりタクシーで15分
　　　　　●JR奈良線「城陽駅」・近鉄京都線「寺田駅」より城陽さんさんバスで「サンガタウン城陽」下車

プレミアリーグWEST第6節

6月25日(土)
11:00　サンフレッチェ広島F.Cユース vs ガンバ大阪ユース（吉田サッカー公園）
14:00　ヴィッセル神戸U-18 vs 大分トリニータU-18（いぶきの森球技場）

6月26日(日)
11:00　名古屋グランパスU18 vs 大津高校（名古屋市港サッカー場）
15:00　セレッソ大阪U-18 vs 神戸弘陵学園高校（セレッソ大阪舞洲グラウンド）

首位と勝点3差で4位のサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）は、ホームにガンバ大阪ユース（大阪）を迎えます。前節、その広島に勝利したヴィッセル神戸U-18（兵庫）は、大分トリニータU-18（大分）戦で連勝を目指します。大津高校（熊本）は、アウェイでの名古屋グランパスU-18（愛知）との試合がリーグ3試合目。初勝利を挙げることはできるか注目です。2位のセレッソ大阪U-18（大阪）は神戸弘陵学園高校（兵庫）と対戦。2戦2勝と相性の良いホームで勝点3獲得を狙います。

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第6節を前に、第5節ダイジェスト映像をお届けします。

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