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第13回全日本女子フットサル選手権大会が札幌で開幕!強豪・丸岡ラックが敗れる波乱も
2016年10月29日
女子フットサルの日本一を決める第13回全日本女子フットサル選手権大会が10月28日(金)に開幕しました。全国各地から16チームが集まり、頂点を目指します。
大会初日の28日は、1次ラウンド12試合が行われました。
グループAではレオグラスタ(関西2/大阪)が2試合連続で3-1と勝利し、グループの首位に立っています。昨年度大会でベスト4入りを果たしたFC甲山レディース(開催地/北海道)はレティッツァ フェンミニーレ(中国/岡山)との第1節でスコアレスドロー。第2節もなかなか得点を挙げられませんでしたが、後半にFP岩崎真実選手のゴールで先制すると、堰を切ったようにゴールが決まり、最終的には4-0でメンバー オブ ザ ギャング(東海1/三重)に勝利しました。10月29日(土)の1次ラウンド最終節、レオグラスタと甲山レディースの直接対決でグループを突破するチームが決まります。
グループBでは、前回大会を制したSWHレディースフットサルクラブ(関西3/兵庫)と同4強のビークス トーキョー レディース(関東1/東京)がともに2連勝を飾りました。勝点6で並んだ両チームは、得失点差でも+7で並んでいます。しかし、総得点数でSWHレディースが、ビークス トーキョー レディースを上回り、グループ首位に立った状態で、1次ラウンド第3節を迎えることになりました。
グループCでは、2年前の優勝チームであるアルコイリス神戸(関西1/兵庫)がサイコロ(関東2/埼玉)と第1節で対戦。日本全国女子リーグに参戦する両チームの激突はレベルが高く見応えのあるゲームとなり、アルコイリスが3-1で勝利を収めています。常盤木学園高校(東北2/宮城)もオウンゴール(東北2/宮城)に3-1で勝利したため、2チームが首位で並んでいます。
波乱が起きたのは、グループDでした。一昨年から2年連続で決勝に進み、今大会も優勝候補の一角に挙げられていた福井丸岡ラック(北信越1/福井)がFCアレグリ・カミーニョ(九州/佐賀)との初戦に0-2で敗れ、決勝ラウンド進出に黄色信号が灯りました。もう一方のカードではユニアオレディース(東海2/愛知)が5-0で道楽(四国/香川)に圧勝、まだまだ目の離せない戦いが続きそうです。
大会2日目の10月29日(土)には、1次ラウンドの残り12試合が行われ、決勝ラウンドに勝ち進む4チームが決定します。
監督・選手コメント
白浜亜美 選手(FC甲山レディース/北海道)
(練習では)チーム全員が集まるのは難しいですが、練習する時間をつくり、お互いの考えを合わせられたことが第2節の勝利につながったと思います。目標は、2大会連続のベスト4進出です。本当は3戦全勝で決勝ラウンドに進みたかったのですが、初戦も引き分けで勝点を挙げているので、次の試合に勝てば問題ありません。(プロ野球の)日本シリーズを戦っている日本ハムファイターズのように、追い込まれてからだと思っています。コンサドーレ札幌もJ2で優勝しそうですし、私たちも北海道を盛り上げたいと思います!
小出夏美 選手(ビークス トーキョー レディース/東京)
2試合目は早い段階で先制点を取ることができました。その点は1試合目から改善されたと思います。コンビプレーは、日頃から練習で取り組んでいるので自信があります。試合終盤のパワープレーから2点を取れたので、明日の試合でパワープレーに出ることがあっても、良い雰囲気に持っていけると思います。第3節は負けたら終わり。勝つしかないので、頑張ります。
加藤正美 選手(アルコイリス神戸/兵庫)
初戦がとても大事だと思っていたので、この大会で一番「懸ける」くらいの姿勢で戦おうと思っていました。自分たちのチームにはたくさんの選手がいるので、試合に出ているときは常に120%の力でやり切ろうという気持ちでプレーしていました。ここからが勝負だと思います。29日は2試合あるので、チーム一丸となってしっかり勝点3を積み重ね、最終日に関西同士で決勝を戦えたらいいなと思っています。
小野直樹 監督(サイコロ/埼玉)
『自陣でドリブルやパスをカットされるのが最も失点しやすいパターンだから、気を付けよう』と注意していたところ、先に失点してしまいました。後半の立ち上がりに追いついて、リズムも良くなってきたかなと思ったのですが、2点目、3点目も本当に単純なミス(からの失点)なので、もったいなかったですね。関東代表としてこの大会に参加しているので、残りの2試合にしっかりと勝って終えたいと思います。
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1日目(10/28)ハイライト
第13回 全日本女子フットサル選手権大会
2016年10月28日(金)~30日(日)
北海道/北海きたえーる
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