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FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 鹿島と南米王者のアトレティコ・ナシオナルが激突

2016年12月14日

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 鹿島と南米王者のアトレティコ・ナシオナルが激突

12月14日(水)、FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の5位決定戦と準決勝第1試合が市立吹田サッカースタジアム(大阪)で開催されます。

5位決定戦では、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)とアジア王者の全北現代モータース(韓国)が対戦します。

ベスト4進出を逃した両チームですが、各大陸王者として5位を目指します。06年大会では参加6チーム中5位となった全北現代のシン・ヒョンミン選手は、「シーズン最後の試合。必ず勝利を収めて有終の美を飾りたい」とコメント。また、南アフリカ勢として大会初勝利を目指すマメロディ・サンダウンズのピツォ・モシマネ監督は、「アジア王者との対戦です。おそらく鹿島アントラーズ戦よりも厳しくなるでしょう」と、難しい試合になることを予見しました。キーガン・ドリー選手も「1勝も挙げられずに南アフリカに戻ることは避けたい。チャンスは必ずものにして、何があっても勝ちます」と、必勝を誓いました。どちらが勝利で大会を終えるか、注目の試合は16時30分にキックオフを迎えます。

準決勝では鹿島アントラーズと南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)が対戦します。日本で最も多くのタイトルを獲得している鹿島は今回、初のFIFAクラブワールドカップを戦っています。日本のクラブとして初の決勝進出を目指す鹿島の石井正忠監督は「チームは良い状態を保てています。これからの2試合で結果を出せば欧州や南米との差も縮まっていると言えるでしょうし、負ければあまり縮まっていないという評価にもなるので、この2 試合は日本のためにも戦いたいです」と、意気込みを語っています。

また、27年ぶりに南米王者に輝いたコロンビアの名門アトレティコ・ナシオナルも、FIFAクラブワールドカップは初出場です。レイナルド・ルエダ監督は、「鹿島は非常に競争力の高いチームで、魅力的なサッカーをします。その戦術、チームワークは素晴らしく、南米のチームとも対等に戦い、南米のリーグでも良い試合ができると思います」と、警戒心を示しました。

初出場での初の決勝進出を懸けた鹿島とアトレティコ・ナシオナルの一戦は、19時30分にキックオフされます。

監督・選手コメント

石井正忠 監督(鹿島アントラーズ)
まずは2試合に勝ち、次の対戦相手であるアトレティコ・ナシオナルと戦えることができてうれしく思っています。連戦で選手は疲れていると思いますが、あと2試合勝って、この大会を終わりたいと思います。その1試合目となる準決勝に向けてしっかりと準備をしてきたので、良い結果が出ることを期待しています。どちらが先制点を取るかが、試合のポイントになるでしょう。前回の試合は前半に危ない場面があり、そこで決められていたら、どういう状況になっていたか分かりません。自分たちが先制点を取ることが、ポイントになると思います。

西大伍 選手(鹿島アントラーズ)
普段、日本以外のクラブと対戦することはできないので、大会を楽しめていますし、試合を戦いながら成長していると感じることができています。僕たち鹿島はタイトルが懸かった大会はすべて取るつもりでプレーしているので、準決勝も勝てるように努力します。スカウティングのスタッフのおかげで、ある程度の情報は入れています。(アトレティコの)前線の選手たちはクオリティーが高いですし、僕は守備の選手なので、気を付けたいです。鹿島の強さを示すために、これからどういう試合をするかが大事だと思っています。

フェリペ・アギラル 選手(アトレティコ・ナシオナル)
チームは非常に良い状態でこの大会にきました。国内リーグ、国際大会での試合が続いていますが試合勘は失っていません。そして、これまでの経験を生かして、この大会を戦いたいと思います。私たちは対戦相手がどこであろうが、相手をリスペクトしてきました。FIFAクラブワールドカップには最高のチームが集まっており、準決勝はJリーグチャンピオンとの一戦を迎えます。試合に勝ち、決勝でレアル・マドリードと戦いたいと思っています。

チェ・ガンヒ 監督(全北現代モータース)
2016年シーズンは多くの試合を戦ってきましたが、公式戦は明日が最後になります。選手たちは精神的にも肉体的にも非常に疲れており、厳しい状況ですが、プロであるプライドを持つべきです。また、多くの全北のファンが試合を見守っています。5位決定戦で選手たちが良いプレーをして勝てるように、しっかりと準備をしたいと思います。次の一戦は、必ず勝たなければいけない試合で、攻撃も重要ですが、相手にプレーをさせないことも重要です。若い選手たちにチャンスを与えて、機動力を使って勝負をかけたいと思います。

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2016年12月8日(木)~12月18日(日)
神奈川県/横浜国際総合競技場
大阪府/市立吹田サッカースタジアム

大会情報はこちら
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