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第25回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 4日、準決勝進出を懸けて8チームが激突

2017年01月03日

第25回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 4日、準決勝進出を懸けて8チームが激突

第25回全日本高等学校女子サッカー選手権大会の準々決勝が1月4日(水)、兵庫県内で開催されます。頂点を目指す戦いは、さらに激しさを増していきます。

昨夏にインターハイを制した藤枝順心高校(東海1/静岡)は、大会連覇へ向けてベスト8へと進出してきました。ただし、簡単に勝ち上がってきたわけではありません。初戦を5得点で快勝した後、2回戦では最終的なスコアは2-0となったものの、先制点は試合終了間際の78分まで待たねばなりませんでした。準決勝で対戦する大商学園高校(関西2/大阪)は2試合で18得点とここまで参加チーム中最多タイの得点数を記録しています。坂本未周選手が5得点、キャプテンの久保田晴香選手が4得点と力強くチームをけん引しています。関西勢で大会に残っているのは大商学園だけとなっており、関西の力を示すためにも、勢いに乗って前回覇者にぶつかりたいところです。

前回大会準優勝の神村学園高等部(九州2/鹿児島)も苦しい試合をものにしてきました。初戦は1点差で勝利し、2回戦では湘南学院高校(関東1/神奈川)に先制されながらも追いつき、PK戦の末に勝ち上がりました。対する聖和学園高校 (東北2/宮城)はここまで失点がありません。聖カピタニオ女子高校(東海3/愛知)との2回戦は、シュートを1本も許すことなく勝利しました。4日の準決勝は互いに主導権を争いながら、確実にチャンスをものにすることが求められる試合になりそうです。

十文字高校(関東3/東京)は大会に入ってから自信を深めています。2回戦では、過去3大会で2度この大会を制している強豪の日ノ本学園高校(関西1/兵庫)を3-0にて下しています。前半だけで3得点し、後半も相手を上回る6本のシュートを放つなど攻めの姿勢を貫きました。対する広島文教女子大学附属高校(中国1/広島)は、前後半ともシュート2本ずつにとどまりながら、しぶとく2回戦を1-0で突破しました。どちらが持ち味を出し切れるか、そして勝負強さを発揮できるかが問われる一戦になります。

修徳高校 (関東5/東京)は、2回戦でCKから3得点を挙げています。キッカーの鏡玲菜選手は調子を上げており、ベスト4を懸けた一戦でもセットプレーが鍵を握りそうです。地域大会ではPK戦の末に敗れたものの、優勝した湘南学院高校相手に延長戦も含めて2度追いつく粘りを見せています。その修徳高校の前に立ちはだかるのは、5度の優勝を誇る強豪の常盤木学園高校(東北1/宮城)。2回戦ではスコアこそ2-0でしたが、シュート数は18本対1本と相手を圧倒しました。2002年以降でベスト4入りを逃したのは1度だけですが、前回大会はPK戦の末に1回戦で敗退。その悔しさも晴らすべく、気持ちを込めて準々決勝に臨んでくるはずです。ともに地力のある両チームが熱戦を展開しそうです。

第25回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

2016年12月30日(土)~2017年1月8日(日) [全試合無料]
1回戦~準々決勝:兵庫県内会場
準決勝~決勝:ノエビアスタジアム神戸(兵庫県)

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