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第22回全日本ユース(U-15)フットサル大会 ACカラクテルが決勝ラウンド一番乗り
2017年01月08日
第22回全日本ユース(U-15)フットサル大会が、1月7日(土)に三重県伊勢市の三重県営サンアリーナで開幕しました。全国各地の予選を勝ち上がった16チームが、U-15年代の日本一を目指して大会に臨んでいます。初日は1次ラウンドの2試合が行われ、関東第1代表のACカラクテル(千葉)が、決勝ラウンド進出を決めました。
グループAに入ったACカラクテルは、初戦で新潟トレジャーFCジュニアユース(北信越3/新潟)と対戦。7分までに3点を先行すると、その後、点の取り合いとなったゲームを6-4で制しました。第2節では、アスペガスFC(関西2/奈良)を相手に2点をリードしましたが、寺北銀路選手に2点を決められて追いつかれます。それでも、そこから6得点を連取。終わってみれば8-2で勝利しました。同時刻に開催された試合で、新潟とヴェルデラッソ松阪(開催地/三重)が引き分けたため、最終節を残してACカラクテルの決勝ラウンド進出が決まりました。
大会2連覇中の王者・長岡JYFCは今大会、長岡JYFC U-15(北信越1/新潟)と長岡JYFC2001(北信越2/新潟)の2チームに分かれて大会に出場しています。グループBの長岡JYFC U-15は、初戦でブリンカールFC(東海/愛知)と対戦しました。2大会前の決勝のカードとなった一戦を苦しみながらも4-1で制した長岡JYFC U-15は、第2節でも道都Jrユース(北海道2)に7-1で勝利して、グループBの首位に立ちました。8日の第3節のアヴァンサールFC(中国/岡山)戦で、引き分け以上の結果を残せば決勝ラウンド進出が決まります。
グループCに入った長岡JYFC2001は、初戦で北海道コンサドーレ旭川U-15(北海道1)と対戦しました。コンサドーレのプレスをかいくぐり、前半3分に本田翔英選手が先制点を挙げた長岡JYFC2001でしたが、9分に米倉和馬選手に同点ゴールを決められます。さらに後半4分に深道也麻人選手に逆転を許すと、その後も2失点を喫して1-4で敗れました。コンサドーレは、第2節のアスレチッククラブ弘前(東北/青森)でも2点のビハインドを背負います。それでも、最終的には深道選手のハットトリックの活躍もあり、6-4で勝利して2連勝を飾りました。最終節では、1勝1分けのヴェルスリアンFC(九州/長崎)と対戦します。一方、初戦を落とした長岡JYFC2001は、最終戦で弘前に勝利した上で、ヴェルスリアンFCがコンサドーレに3-0で勝利し、グループ内での総得失点差が最多になった場合のみ、逆転で決勝ラウンドに進めます。
グループDでは、前回大会準優勝のASC北海道U-15(北海道3)が連勝で首位に立っています。グループ最終戦では、勝点4で2位の芦屋サッカークラブユナイテッド(関西1/兵庫)と直接対決を行い、決勝ラウンド進出チームが決まります。大会、唯一のFリーグ育成組織チーム、フウガドールすみだウィングス(関東2/東京)は、初戦でASC北海道U-15に0-3で完敗を喫すると、第2節の芦屋戦でも前半はゴールを挙げられません。残り時間1分まで2点差を付けられていましたが、終盤のパワープレーで3-3に追いつく意地を見せましたが、1次ラウンド敗退が決まっています。
大会2日目の1月8日(日)には、1次ラウンドの最終節が行われ、決勝ラウンドに進出する4チームが決定します。すでに準決勝進出を決めているACカラクテルが開催地代表で初勝利を目指すヴェルデラッソ松阪とどのような試合を見せるか、目の離せない戦いが続きます。
監督・コーチ・選手コメント
相馬直人 監督(ACカラクテル)
全国大会のプレッシャーや緊張もあり、なかなか力がうまく出せない時間もあったのですが、選手たちは頑張って決勝ラウンド進出を決めてくれました。普段はサッカーチームなのですが、体育館や狭いスペースでプレーすることが多いので、フットサルを中心に練習しています。また指導者も現役でフットサルをしているので、そうした経験から戦術的なことも教えています。フットサルを入り口に、サッカーにつなげていくというのが、僕たちのスタンスです。今大会が初出場ですし、全国大会はなかなか経験できないと思うので、選手たちにはこの経験を生かして、大きく成長してほしいです。千葉県の代表として優勝を目指して頑張っていきたいと思います。
宇田忠志 監督(アヴァンサールFC)
初戦は少し緊張していたことと、普段はフットサルから離れていることもあって、慣れるのに時間がかかりました。点の取り合いになった2戦目は、スピーディーにガツガツ行くという、選手たちの長所が出たと思います。キャプテンの羽場太一が昨日から風邪を引いて、2試合とも出られませんでした。彼のためにも、2戦目に勝てて良かったです。明日は大会連覇をしている長岡JYFC U-15と決勝ラウンド進出を懸けて対戦します。自分たちは失うものがないので、胸を借りるつもりで戦えたらと思います。
金川武司 コーチ(フウガドールすみだウイングス)
多くのサッカーチームが大会に出場している中、自分たちはFリーグの代表としてフットサルで勝負していきたかったのですが、残念な結果に終わりました。初戦は硬かったですね。その要因は、今までやってきた練習、日々の過ごし方だと思います。ですから、僕を含めて、今まで練習を見てきたコーチングスタッフに責任があります。明日の1試合、フウガらしさを出して戦ってもらいたいです。2試合目の後半は、フウガらしい試合を見せてくれました。こういう経験をして、また一つ上のステップに進んでほしいと思います。
深道也麻人 選手(北海道コンサドーレ旭川U-15)
後半に2点差を付けられたときは、まだ自分も点を取っていなかったので、「自分で決めて勝ちたい」と思っていました。3点を取って、逆転できたて良かったです。僕たちは北海道第1代表として大会に来ているので、それに恥じないプレーをして、優勝するという目標をみんなで立てています。このチームで戦えるのも、今大会が最後なので絶対に勝ちたいです。試合の入りからしっかりと戦って決勝ラウンドに進み、全部勝って優勝したいと思います。
JFA-TV
1次ラウンドハイライト(1/7)
第22回 全日本ユース(U-15)フットサル大会
2017年1月7日(土)~1月9日(月・祝)
三重県/三重県営サンアリーナ
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