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大学サッカーの選抜チーム対抗戦、『デンソーカップサッカー2017』記者会見を実施
2017年02月14日
2月13日(月)、『デンソーカップサッカー2017』の記者会見が行われました。
『デンソーカップサッカー』とは、全国9地域の大学の選抜チームと、第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北大会)に向けて構成された全日本大学選抜チームが競う『第31回デンソーカップチャレンジサッカー刈谷大会』、さらには大会の結果を経て新たに選抜される全日本大学選抜チームによる海外キャンプ(ドイツ)と、その後、韓国にて行われる『DENSO CUP SOCCER 第14回大学日韓(韓日)定期戦』の総称になります。
会見には、公益財団法人日本サッカー協会・田嶋幸三会長、一般財団法人全日本大学サッカー連盟・松本健一副会長、同連盟中野雄二技術委員長、そして特別協賛社の株式会社デンソー総務部部長・松下恭規氏が登壇。松本副会長からは本大会の歴史が、中野技術委員長からは本大会における大学サッカーならびに、全日本大学選抜強化の狙いが説明されました。
また、日本サッカー協会・田嶋会長は「デンソーカップサッカーは歴史も古く、大学サッカーの大きな強化の一部となっています。大学生たちはこの大会を通じて切磋琢磨し、海外キャンプの経験を与えられて成長します」と本大会を紹介。かつて田嶋会長も参加したことのあるユニバーシアード競技大会が今夏に行われることから「選手のモチベーションはよりいっそう高まっています。日本はユニバーシアードで過去に5回優勝していますが、ここ数年は3位に甘んじているので、今年は優勝を目指してほしい。その中で日本代表につながる選手、世界を目指す選手に出てきてほしいと思っています」と期待を寄せました。
今大会は、26年間にわたり特別協賛社として本大会を支援されてきた株式会社デンソー本社の所在地である、刈谷市で開催されます。株式会社デンソーの松下部長は、「刈谷という街は、以前からサッカー熱の高い地域です。本大会では刈谷のサッカーを愛してやまない方たちに、大学サッカーの素晴らしいプレーや、クリーンでファイトあふれるプレーを見ていただきたい。そのことで今後刈谷のサッカー人口が増え、良い選手が増えればと思います」との希望を述べました。
また同会見には全日本大学選抜の宮崎純一監督、中野誠也選手、小島亨介選手も登壇し、本大会に向けての抱負を語りました。
監督・選手コメント
宮崎純一 監督(青山学院大学)
代表スタッフの使命は、選手がより良い環境でプレーをするための準備をきちんと整えることだと思っています。本大会が素晴らしい大会になるよう、まずはチームとしての環境を整えたいと思います。本日登壇している2選手はこの一年間で驚くほど成長しましたが、彼らのほかにも、やはり大変な成長をして全日本選抜に入った選手が多数おります。また、各地域選抜にも、全国の大学生を代表するような選手が数多く選出されています。ぜひ大会そのものにも注目していただき、本大会を通じて各チームの選手たちがどんな成長を遂げるのか見届けていただければと思います。
中野誠也 選手(筑波大学)
本大会に向けての抱負は、優勝しかないと思っています。昨年は1回戦で敗れて、自分自身も悔しい思いをしました。今年の8月にはユニバーシアード競技大会がありますが、まずは今回選ばれたメンバー21名で、デンソーカップチャレンジサッカーの優勝を目指したいと思います。全日本大学選抜として一致団結し、隙を作らず、90分間を通して戦い続ける姿勢を見せたいと思います。個人のプレーの特徴としては、オフ・ザ・ボールの受け方と、武器であるスピードの部分を見てもらえればと思います。
小島亨介 選手(早稲田大学)
昨年も全日本大学選抜の一員としてデンソーカップチャレンジサッカーに参加しましたが、結果は残念ながら初戦敗退でした。自分自身も悔しい思いをしましたし、いろいろな方々の期待に応えられなかったという思いもあります。今年、本大会に優勝するためには、一戦一戦集中して臨むしかありません。その中で、自分の強みであるシュートストップを活かして、安定した守備をしてチームの勝利に貢献したいと思います。
全日本大学サッカー連盟公式Twitter(@jufa_soccer)では、全試合の速報を行います。
また、公式Facebook、公式 Instagram(jufa_japan)でも大会情報を配信中です。
第31回デンソーカップチャレンジサッカー 刈谷大会
2017/2/17(金)〜2017/2/19(日)
刈谷市総合運動公園