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第22回全日本フットサル選手権 名古屋オーシャンズが初の予選ラウンド敗退、決勝ラウンド進出8チームが出そろう

2017年03月13日

第22回全日本フットサル選手権 名古屋オーシャンズが初の予選ラウンド敗退、決勝ラウンド進出8チームが出そろう

 第22回全日本フットサル選手権大会1次ラウンドの第3節が3月12日(日)に行われました。前身の大洋薬品/BANFF時代を含め、過去4度の大会制覇を成し遂げている名古屋オーシャンズが敗退する波乱もあり、決勝ラウンドに進出する全6チームが出そろっています。

グリーンアリーナ神戸(兵庫県)で行われた東温ケイルース(四国地域代表/愛媛県)とSWHフットサルクラブ(関西地域第1代表/兵庫県)の一戦は、前半10分までに初出場の東温ケイルースが2-1とリードします。それでも前半13分の同点ゴールを含め、3得点を決めた武石高弘選手の活躍もあり、SWHフットサルクラブが6-2で勝利し、グループEの3位になりました。

続いて行われたのが、第2節を終えてグループEの首位に立っていた湘南ベルマーレ(Fリーグ)と同2位の名古屋オーシャンズ(Fリーグ)の一戦です。決勝ラウンド進出のためには、勝利が必要な名古屋ですが、試合の主導権を握ることができずに7分に刈込真人選手に先制ゴールを決められます。その後、シンビーニャ選手を中心に攻め、何度かチャンスをつくりますが、湘南のGKフィウーザ選手が守るゴールを割ることができません。逆に湘南は得点を重ねていき、24分までに4-0と大きくリードします。名古屋はパワープレーから残り5分で4ゴールを奪いますが、37分に5点目となるロドリゴ選手の第2PKが結果的に決勝点となり、湘南が5-4で勝利。名古屋は初めて決勝ラウンド進出を逃す結果になりました(※AFCフットサルクラブ選手権出場のため、大会に参加しなかった2010年大会を除く)。

グループFのブラッカブロッコ(九州地域第2代表/福岡県)と府中アスレティックFCサテライト(関東地域第2代表/東京都)の対戦は、前半から府中サテライトがゴールラッシュを見せて5-0と大きくリードします。後半にはU-20フットサル日本代表候補の内田隼太選手も2ゴールを加え、府中サテライトが7-1で勝利。今大会の初勝利を収めています。

この日の最終戦となったデウソン神戸(Fリーグ)とフォースフットサル伊勢(東海地域第2代表/三重県)の一戦は、グループFの首位を決めていた神戸が、岡崎チアゴ選手と松宮充義選手がゴールを決めて2-0で勝利、3連勝で決勝ラウンド進出を決めました。フォースフットサル伊勢も最後まで粘り強く戦い、神戸ゴールを目指しましたが、最後まで得点を挙げることはできませんでした。

その他のグループでは、今季限りでの引退を表明している元日本代表・小宮山友祐選手の決勝点でバルドラール浦安(Fリーグ)がヴォスクオーレ仙台(Fリーグ)に4-3で勝利し、グループAの1位になりました。グループBではアグレミーナ浜松(Fリーグ)に先制された府中アスレティックFC(Fリーグ)が、2-1の逆転勝利で決勝ラウンド進出を決めています。また、グループCではバサジィ大分(Fリーグ)が3連勝でグループ突破を果たし、グループDは2勝同士のフウガドールすみだ(Fリーグ)とエスポラーダ北海道(Fリーグ)の試合が3-3の引き分けとなり、得失点差で首位になったすみだが、東京で開催される決勝ラウンドの出場権をつかんでいます。

決勝ラウンドは、1次ラウンドを勝ち上がった6チームに加え、Fリーグ王者のシュライカー大阪、同2位のペスカドーラ町田を加えた全8チームによるノックアウト方式で、3月18日(土)~20日(月・祝)に国立代々木競技場第一体育館(東京都)で行われます。

監督・選手コメント

武石高弘 選手(SWHフットサルクラブ)
昨日の名古屋オーシャンズ戦と同じ勢いで試合に入ってしまってファウルを重ねてしまいました。対Fリーグクラブと対地域リーグクラブのギャップがあり、やりづらかったです。Fリーグクラブは、パスの速さ、トラップのうまさ一つとっても、一枚上手でした。そうした相手に対して、どうやって戦っていくかは地域リーグのクラブ全体で考えていかないと、その差はますます広がっていく一方なのかなと思います。

刈込真人 選手(湘南ベルマーレ)
勝利は素直にうれしいです。練習でやったことをみんなで体現できた結果が、今日のスコアになったと思います。リーグ戦のシュライカー大阪戦でも同じような展開の試合ができました。相手が大阪でも、名古屋でも、自分たちがやるべきことをやったら相手も苦しむし、こちらの展開にできるなと自信にもなる試合になりました。決勝ラウンドの1回戦も大阪との対戦になりますが、気持ちで負けずに今のチーム状況であれば良い試合ができるし、勝てると思うので、気を引き締めてやっていきたいと思います。

ペドロ・コスタ 監督(名古屋オーシャンズ)
チームが自信を失っていたのが、この結果の最大の理由です。Fリーグでタイトルを逃し、この大会にうまく臨みたかったのですが、私たちの本来のプレーはできませんでした。チームに落ち着き、自信を取り戻せて今大会に臨めなかったのは、すべて私の責任です。今シーズンは最後までネガティブな結果に終わってしまいました。1次ラウンド敗退は初めてですし、個人的にも今大会に懸ける思いは強かったので、残念な気持ちでいっぱいです。

星龍太 選手(名古屋オーシャンズ)
前半の2失点で決まってしまいました。こちらはプレス回避ができなかったですし、そのための動きがバラバラだったと思います。やるべきことをやらなかったから、相手の勢いに飲まれました。湘南は自分たちの戦術を徹底してやって、僕たちはできなかった。そこでクオリティーの差が出ました。国内無冠というのが、今年の名古屋の現状です。今日のようなクオリティーでは、仮に決勝ラウンドに進出していても負けていたでしょう。名古屋がこれ以下になることはないと思うので、ここからはもう上がっていくしかないと思っています。

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第22回全日本フットサル選手権大会

1次ラウンド:
日程:3月10日(金)~12日(日)
会場:静岡県/エコパアリーナ、大阪府/岸和田市総合体育館、兵庫県/グリーンアリーナ神戸

決勝ラウンド:
日程:3月18日(土)~20日(月・祝)
会場:東京都/国立代々木競技場第一体育館 

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