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『平成29年度 第66回全日本大学サッカー選手権大会』開幕にあたり記者会見を実施
2017年12月13日
12月13日(水)に開幕する『平成29年度第66回全日本大学サッカー選手権大会』にあわせ、12日(火)に都内で記者会見が行われました。会見には日本サッカー協会の田嶋幸三会長、全日本大学サッカー連盟の松本健一副会長、全日本大学サッカー連盟の中野雄二技術委員長が出席し、大会の見どころなどを語りました。
田嶋会長はまず、今夏のユニバーシアード競技大会(2017/台湾)で優勝した代表チームが、宿舎前の公園を自主的に掃除したことに触れ、「こうした活動をユニバーシアード代表という、大学サッカーのトップチームが見せてくれたことは、大学生がやるスポーツの意義というものを具現化してくれたのではないかと思っています」とコメントしました。また、本大会を「大学選手権は、4年生にとっては最後の大会。ノックアウト方式の大会ですので、優勝候補のチームが予想外に敗退することもあるでしょう。選手たちには、最後まであきらめないプレーを見せることで、“大学サッカーここにあり”という心意気を見せてほしいと思っています」と紹介し、参加選手を激励しました。
中野雄二技術委員長は「8つのシード校が軸となって進むとは思いますが、近年は各大学の力が拮抗しています。シードのない地域の大学であっても、決して力がないわけではありません」と大会の展望を語りました。「常葉大学浜松キャンパスの澤登正朗監督や東京国際大学の前田秀樹監督のように、元日本代表、あるいはプロを経験した指導者もいて、戦術的に見どころのある大学も多数あります」とし、「選手の実力だけではなく、戦術面での戦いも本大会の面白さのひとつと」と見どころを語りました。
また出場24大学を代表し、昨年度大会の優勝校である筑波大学の戸嶋祥郎選手、順天堂大学の坂圭祐選手、阪南大学の重廣卓也選手が登壇し、大会に向けての抱負を語りました。
選手コメント
戸嶋祥郎 選手(筑波大学)
筑波大学は前回大会で優勝し、王者として今大会に臨みます。チームとしても王者として戦おうと決めました。いろいろなチームが筑波大に食ってかかるという意気込みでくるかと思いますが、それを跳ねのけて今年も優勝できるようがんばりたいです。強い筑波大を目指し、二連覇という結果を示したいと思います。
坂圭祐 選手(順天堂大学)
今年はチームとして三冠を目標にしてきましたが、総理大臣杯では初戦敗退、関東リーグ戦では2位という結果に終わってしまいました。本年度最後の大会であるインカレは、チームとして強い気持ちで臨みたいと思っています。総理大臣杯での経験から、一番難しいのは初戦だと思っています。また昨年は阪南大学相手に先に2点を取りながらも、3点を取られて逆転負けも経験しました。さまざまな経験を胸にこのインカレに臨み、最終的には優勝できればと思います。
重廣卓也 選手(阪南大学)
チームとしてはここ3年間、本大会でベスト4入りをしていて、2年前には決勝進出もしました。優勝まであと一歩、二歩というところまでは登り詰めているので、今年は目標として掲げている日本一を目指して、チーム一丸となって戦えればと思います。
全日本大学サッカー連盟公式Twitterでは、当日試合速報を行います。
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平成29年度 第66回全日本大学サッカー選手権大会
大会期間:2017年12月13日(水)~2017年12月24日(日)
会場:浦和駒場スタジアム、NACK5スタジアム大宮、柏の葉公園総合競技場、浦安市運動公園陸上競技場、栃木市総合運動公園陸上競技場、足利市総合運動場陸上競技場、江東区夢の島競技場、上柚木公園陸上競技場、真岡市総合運動公園陸上競技場、江戸川区陸上競技場
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