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第26回全日本大学女子サッカー選手権大会、12月25日に開幕 ~前回大会を振り返る~
2017年12月18日
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ女子)が12月25日(月)に開幕、各地域の予選を勝ち抜いた24チームが、ノックアウト方式のトーナメントで大学女子サッカーの頂点を目指します。
開幕を目前に控え、前回大会を振り返ります。
第25回大会は、2016年12月24日に開幕。まずは兵庫・三木総合防災公園で1回戦から準々決勝までが行われました。
2回戦から実力校同士がぶつかり合います。関西の実力校・姫路獨協大学とベスト4常連の神奈川大学の対戦はPK戦までもつれこみ、神奈川大学に軍配が上がりました。準々決勝では、静岡産業大学が日本体育大学相手に粘りを見せるも、後半アディショナルタイムに日本体育大学が劇的な決勝点を決めて勝負強さを示します。また武蔵丘短期大学が、関西第1代表の大阪体育大学相手に一瞬の隙を突いて決めた1点を最後まで守り抜き、2年振りの準決進出を決めました。
この結果、ベスト4は日本体育大学、神奈川大学、武蔵丘短期大学、早稲田大学と関東勢が独占することとなりました。
東京・味の素フィールド西が丘に舞台を移して迎えた準決勝。第1戦は日本体育大学と神奈川大学の対戦。序盤に日本体育大学が先制点を挙げると、前後半2点ずつを決めて4-0の貫録勝ちを収めました。一方、第2戦の武蔵丘短期大学と前年度女王・早稲田大学の試合は、前半に2点を決めた早稲田大学に後半武蔵丘短期大学が1点を返して追いすがるも、2-1のまま早稲田大学が勝利します。
決勝は関東第1代表・第2代表である日本体育大学対早稲田大学のライバル対決となりました。日本体育大学が王座奪還・17回目の優勝を狙うのに対し、早稲田大学は悲願の連覇をかけ臨みます。立ち上がりは両チームが拮抗する展開となりますが、日本体育大学が早稲田大学の隙を見逃さず先制点を奪い、前半を1-0で折り返します。なんとか追いつきたい早稲田大学は、後半すぐにフリーキックをヘディングで合わせてゴールに叩き込み、狙い通り1点を返しますが、その後は両チームチャンスを決めきれません。後半アディショナルタイムに突入し誰もが延長戦突入を確信したとき、早稲田大学のディフェンスから縦に入ったボールのこぼれに、中村みづき選手が左足でダイレクトのミドルシュート、劇的な決勝点を決めます。この直後に試合終了の笛が鳴り、早稲田大学が2年連続5度目の優勝を成し遂げました。
今年度は、台北で開催されたユニバーシアード競技大会で準優勝という素晴らしい成績を残したことに加え、早稲田大学の皇后杯ベスト8進出、なでしこリーグでの大学チームの活躍など、大学女子サッカーへの注目が集まる快挙が続きました。
第26回目の開催となる今大会、歴代の優勝校から初出場校まで多様な顔ぶれが揃う中、優勝杯を手にするのはどの大学か。今大会も盛り上がりが期待されます。
当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
また、公式Facebook、公式 Instagram(@_juwfa)にて最新情報を配信しております。
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会
開催期間:2017年12月25日(月)~2018年1月14日(日)
会場:
【1回戦~準々決勝】三木総合防災公園(兵庫県三木市)
【準決勝・3位決定戦・決勝】味の素フィールド西が丘(東京都北区)
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