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第8回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会が開幕 昨年3位の2チームが頂点を伺う
2018年01月08日
第8回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会が1月7日(日)に愛知県・豊田市のスカイホール豊田で幕を開けました。大会初日は1次ラウンドの全9試合が行われ、決勝ラウンドに進出する4チームが決まりました。
今大会には全国各地域より1チームずつの計9チームが参加。1次ラウンドは、9チームを3チームずつに分けたリーグ戦形式で行われ、各グループ1位と、2位チームの最も成績が良かったチームの計4チームが決勝ラウンドに進みます。
グループAでは、前回大会で1ゴールも挙げられずに1次ラウンド敗退となった徳島ラティーシャ(四国/徳島)が、大きく成長した姿を見せました。初戦となった第2節のヴィスポさやま(関西/大阪)戦では開始1分で先制点を挙げると、その後も得点を重ねて6-1で快勝。第3節では、名古屋フットボールクラブルミナス(東海/愛知)に一時は4点差を付けます。最終的には5-5の同点に終わりましたが、徳島ラティーシャはグループ1位となり、決勝ラウンドに進みました。
グループBを勝ち抜いたのは、東北代表の秋田L.F.C.ユース(秋田)でした。初戦では、北信越大会で前回大会優勝の福井丸岡ラックを破り、本大会に勝ち進んだ星稜ペル(北信越/石川)と対戦しました。ベンチに2人しかいない秋田L.F.Cですが、櫻庭凜選手の2ゴールで星稜ペルを2-1で破ります。ベンチ入り選手が1人増えた第2節ではFCレディース北空知(北海道)に1-1で引き分けたものの、決勝ラウンドに勝ち上がりました。
グループCでは、前回大会でも同じグループに入った十文字中学校(関東/東京)とFCエフロンテ(中国/岡山)が激しい戦いを見せます。共に初戦を勝利して迎えた第3節の直接対決では、キャプテンの山崎うい選手のゴールでエフロンテが先制します。しかし、十文字も13分に今門凪海選手が同点ゴールを決めて、試合を振り出しに戻しました。その後は得点が動かず、勝点1を分け合う結果に。得失点差で上回った十文字が、前回大会に続き、グループ1位で決勝ラウンド進出を決めました。
惜しくもグループ1位になれなかったエフロンテですが、得失点差でグループAの2位だった名古屋フットボールクラブルミナスを上回り、前回大会に続きワイルドカードでの決勝ラウンド進出が決まりました。
1月8日(月・祝)に行われる準決勝では、十文字と徳島ラティーシャ、秋田L.F.C.とエフロンテがそれぞれ対戦します。十文字、エフロンテが2度目の大会優勝を成し遂げるのか、徳島ラティーシャ、秋田L.F.C.が初のタイトルをつかむのか。今年の中学年代の女王がまもなく決まります。
監督・選手コメント
林部雅司 監督(ヴィスポさやま)
全国大会は、どこのチームも力がありますね。選手たちも技術がありますし、チームとしても非常に良いチームが集まっています。そういうチームと比較すると、うちのチームはまだまだ未成熟だったと思います。普段はサッカーをしているチームなので、なかなかフットサルをする機会がありませんでした。限られた時間でボールをうまく前進できるように意識して準備をしてきたつもりですが、サッカーと勝手が違い、うまくいかないところが多くありました。経験の差は大きいと思ったので、今後はフットサルも並行してやっていこうと思います。
竹之内柊花 選手(星稜ペル)
今大会の目標は日本一だったので、全勝するつもりでした。しかし初戦では慣れない環境で緊張してしまい、負けてしまいました。それでも決勝ラウンドに進出できる可能性はあったので、落ち込まずにしっかり気持ちを切り替えて、次の試合に臨むことはできたと思います。先制して、得点差を広げたかったので「攻めよう」と話をしていたのですが、緊張もあってなかなかうまく攻めることができませんでした。
村田莉菜 選手(十文字中学校)
FCエフロンテ戦は、相手に前を固められる形の試合になり苦戦しましたが、味方が良いシュートを決めてくれたのでほっとしています。2つ上の先輩が全国優勝をしています。私たちも全国制覇を目標にしていますが、サッカーでは関東予選で負けてしまったので、このフットサルで全国制覇して、日本一になりたいと思います。今年はフットサルのチームと練習試合をたくさんこなしてきました。先日、これまで勝てなかった男子チームにも勝つことができて、それが自信になっています。3年生で臨む最後の大会ですし、優勝したいと思います。
坂松麗伽 選手(日置シーガルズFC)
初めて全国大会に出場できて、とても良い経験になりました。ボールスピードであったり、寄せてくるスピードが早くて、自分たちとはレベルが全く違いました。2試合戦って、2試合とも点を取ることができましたが、私一人の力で取ったゴールではなく、みんなが前までパスをつなげてくれたから、みんなで取れた点だったのでうれしかったです。普段はサッカーをやっているので、フットサルはルールが違うのは少し難しかったです。高校に進んでも所属チームで練習を頑張って、自分のレベルを上げていきたいと思います。
JFA-TV
第8回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会
【開催日】2018年1月7日(日)~8日(月・祝)
【会場】愛知県/スカイホール豊田
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