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鹿島、上海上港を2戦合計4-3で退け、準々決勝へ進出 ~ACL2018ラウンド16 第2戦~
2018年05月17日
AFCチャンピオンズリーグ2018のラウンド16第2戦は14日(月)から16日(水)にかけて、アジア各地で行われ、日本勢で唯一勝ち上がった鹿島アントラーズは16日(水)にアウェイで中国の上海上港と対戦しました。
先週9日(水)に行われたホームでの第1戦を3-1で制した鹿島でしたが、開始間もない6分に元ブラジル代表のフッキ選手にFKのこぼれ球を押し込まれ、上海に早々と先制を許します。
鹿島はその後も押し込まれる展開が続きますが追加点は許しません。前半も終盤に差し掛かる42分、安西幸輝選手の左からの折返しを土居聖真選手が巧みなヒールキックで上海ゴールに流し込み、1-1の同点とし、貴重なアウェイゴールを手にしました。
次ラウンド進出には4得点が必要になった上海は、後半更に攻勢を強めますが、鹿島の守護神クォン・スンテ選手が好セーブを連発し、ゴールを割らせません。
80分にPKで勝ち越し点を許し1-2とされた鹿島でしたが、5分のアディショナルタイムを含め残り時間をこのまましのぎきり、1-2で試合終了。
この試合には敗れましたが、2戦合計4-3で鹿島が準々決勝へ進出。ACLではノックアウトステージの最初のラウンドで過去5回すべて敗れ去っていた鹿島ですが、今回初めて鬼門を突破しました。
なお、準々決勝の組み合わせ抽選会は5月23日(水)に行われる予定です。
監督コメント
大岩剛 監督(鹿島アントラーズ)
この試合には敗れてしまいました。相手の圧力を受けてしまって、特に後半は攻められることが多かったのですが、効果的なカウンターもありました。そこでチャンスを作ることができて1点を取れれば我々のペースになると思っていました。とはいえ、次のラウンドに進むことができて嬉しいです。
(土居選手のアウェイゴールについて)
相手を分析したうえで、サイドを突いていこうと思っていました。それを選手がしっかりとプレーで表現してくれました。非常に素晴らしい、重要なゴールでした。評価しています。
(勝ち上がれたことの意味は)
我々のクラブにとって、この壁を越えることは重要であると認識していましたし、非常に高い壁であるとも思っていました。選手たちの粘り強さと気持ちの強さによって壁を一つ越えることができました。ただ、最後まで勝ち続ける気持ちでいるので、次の試合に向けて準備していきたい。
(最後の10分、タッチライン際から戦況を観ていた時の心境と出していた指示について)
選手たちの目や顔を見て「行けるぞ」という確信をもって、最後は守り切るというメッセージを選手交代で伝えたつもりでした。自信を持って最後の10分を見守っていました。選手たちが非常に強い気持ちで乗り切ってくれて、非常に嬉しく思います。
大会期間:2018年1月30日(火)~2018年11月10日(土)
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