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JFA 第15回全日本女子フットサル選手権大会、開幕目前!前回大会優勝の福井丸岡ラック・田中悦博監督インタビュー(後編)
2018年11月01日
JFA 第15回全日本女子フットサル選手権大会が11月2日(金)に開幕します。前回大会では福井丸岡ラックが初優勝に輝きました。チームを率いる田中悦博監督に、前回大会を振り返ってもらうとともに、本大会の特徴や見どころなどを語ってもらいました。
――第9回大会から出場を続けていますが、レベルの変化をどう感じていますか。
田中 確実にレベルアップしていますね。サッカーからフットサルに転向してくる選手もいますし、若い選手も増えてきました。また、フットサルのライセンス制度ができて、そこで学んだ指導者がチーム全体に技術や戦術などを落とし込むようになった。拮抗して同点で終わる試合も多くなっていますし、初めて出場したときとはフットサルの中身も違ってきています。
――本大会の位置付けをどう捉えていますか。
田中 この大会は、サッカー選手もフットサル選手も参加できる、日本で一番大きな大会です。野心がある選手はみんなが優勝を狙える大会ですし、ここで優勝すれば日本一だと言えると思います。
――大会全体の特徴や見どころは。
田中 1次ラウンドは12分ハーフですが、準決勝(15分ハーフ)と決勝(20分ハーフ)は試合時間も異なります。私たちもリーグ戦とは戦い方を変えていますが、プレーイングタイムということもあり、ジャイアントキリングが起こりやすい。毎大会のように初出場のチームも多く、加えて初めて戦うピッチもあるので、難しい大会だと言えます。女子のフットサルは、男子のようにシュートを打って終わりではなく、丁寧にパスをつなぐため、攻防が続きます。選手の諦めない姿勢や頑張りが随所に見られるのも特徴です。また、フットサルとサッカーがうまく融合しているのが女子フットサルだと思います。だから、フットサルの指導者はもちろん、サッカーの指導者が見に来ても面白いと思いますし、学びの場にもなると感じています。
――日本女子フットサルリーグができたことのメリットはどう感じていますか。
田中 他のチームの状態も分かりますし、何より自分たちの立ち位置を毎回確認できます。これまでは、シーズン終盤の全日本女子フットサル選手権とFUTSAL地域女子チャンピオンズリーグでしか対戦できないチームもありましたが、定期的に強いチームと試合ができるようになりました。間違いなく選手のレベルアップにもつながっていると思います。
――最後に、今大会に向けた意気込みをお願いします。
田中 本大会は多くのドラマが生まれる、本当に面白い大会です。今大会も面白いカードがめじろ押しで、見どころ満載だと思います。私たちの目標はもちろん大会連覇ですが、参加チームみんなで新たな歴史を作れればと思っています。私たち北信越地域を挙げておもてなしをする予定ですので、ぜひ会場に足を運んでいただければうれしいですね。一度試合を見に来ていただければ、必ずその魅力に引き込まれるはずです!
大会日程:2018年11月2日(金)~11月4日(日)
大会会場:石川県/いしかわ総合スポーツセンター
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