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第27回全日本高等学校女子サッカー選手権大会が1月3日(水)に開幕!
2018年12月31日
第27回全日本高等学校女子サッカー選手権大会が1月3日(水)に開幕します。今シーズンを締めくくる大会で、高校女子サッカー日本一の称号を争います。
この大会には、全国9地域の予選を勝ち抜いた32チームが参加。1月13日(日)の決勝までノックアウト形式で勝負し、全国高等学校体育連盟に所属する509チームの頂点に立つチームを決めます。
昨年までは年末に大会が開幕し、元日を挟んで新年も試合を続けることが出場チームの一つの目標になっていました。今年も三木総合防災公園など兵庫県内の各会場が使用されることは変わりませんが、新年1月3日(水)からスタートし、フレッシュな気持ちで1月13日(日)の決勝を目指すこととなりました。
すでに11月23日(金・祝)に組み合わせ抽選会が行なわれており、1回戦の全カードが決まっています。初戦一番の注目は、やはり前回大会を制した藤枝順心高校(東海1/静岡)と、今夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で優勝した常盤木学園高校(東北1/宮城)の対戦でしょう。
ゴールマウスを預かる藤枝順心の木稲瑠那選手と常盤木学園の今井佑香選手のように、両チームとも昨年にこの大会に参加した選手が残っています。何より、両チームは今夏のインターハイの準決勝で対戦しており、互いをよく知っている間柄。藤枝順心としては0-1で敗れたその試合のリベンジとまだ成し遂げていない連覇、常盤木学園は夏に続く2冠と6年ぶりの優勝へと、気持ちが高まっているはずです。年代別日本代表選手も複数人擁する実力校同士の対決は、最後まで緊張感いっぱいの試合になるでしょう。
常盤木学園は昨年、1回戦で初出場の大阪学芸高校に敗れました。初戦の難しさはどのチームも理解しているはずで、前回大会で初の決勝進出を成し遂げた岡山県作陽高校(中国1/岡山)も一発勝負の怖さを熟知していることでしょう。しかも作陽が今大会で最初に当たるのは、前回大会も1回戦で2-1という接戦を展開した前橋育英高校(関東6/群馬)です。今夏のインターハイで初の4強に進出して自信をつけている前橋育英との再戦は、簡単なものにはならないはずです。
前回大会では、準優勝した作陽と福井工業大学附属福井高校が初めてベスト4に駒を進めました。また前述の大阪学芸も、初出場で準々決勝へ進出。高校生が試合を重ねるごとに自信と力をつけるスピードはすさまじく、今年もシンデレラチームの誕生があるかもしれません。
ともに過去全27大会に出場している北海道文教大学明清高校(北海道1)と聖和学園高校(東北2/宮城)といった名門もあれば、鹿島学園高校(関東7/茨城)と帝京長岡高校(北信越1/新潟)、兵庫県播磨高校(開催県/兵庫)、筑陽学園高校(九州4/福岡)と、初出場も4チームあります。
それぞれの思いを秘めながら、ただ一つの頂点を目指す冬の熱い大会。今のチームで戦う最後の大会に全力を注ぐ選手たちから、最後まで目が離せません。
第27回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
大会期間:2019年1月3日(木)~2019年1月13日(日)[全試合無料]
大会会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、五色台運動公園(兵庫県洲本市)、いぶきの森球技場(兵庫県神戸市)、神戸総合運動公園(兵庫県神戸市)
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