キヤノン ガールズ・エイト第16回JFA関東ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会2日目の24日(日)は、前日の予選リーグ上位12チームが3ブロックに分かれて決勝リーグを実施。惜しくも決勝リーグに進めなかった12チームは3位・4位交流戦を行いました。

午後からは決勝リーグ各ブロックから勝ち上がった4チームでの決勝トーナメントが行われ、決勝は神奈川県TC U12 バンデと東京都選抜SUMIREが白熱した試合を展開し、神奈川県TC U12 バンデが2連覇を飾りました。

コメント

長田莉奈 選手（神奈川県トレセン（バンデ））
私は普段ディフェンダーをやっているので、フォワードでプレーすることはあまりありませんでしたが、このチームでフォワードとしてプレーする際には、自分がディフェンスをする時に嫌なことは何かを考えながら思い切ってプレーしました。ひたちなか市総合運動公園陸上競技場での決勝は、観ている人も多く緊張しましたが、周りの人が考えていることはコントロールできないので、自分が全力を出すことだけに集中しました。最終的に自分が点を取ることはできませんでしたが、味方ディフェンスからのロングボールの起点になるなど、皆と協力して勝つことができました。一緒に戦ってくれた仲間たちのおかげで、私はこの2日間で成長することができたと思っていますので、本当に感謝しています。

小林夏奈 選手（千葉県トレセン（グリーン））
普段は戦えない他県のチームと対戦出来て、自分の実力がどのくらいなのかを知ることができました。予選リーグを勝ち抜いて、だんだん上のステージに行って強い相手と対戦すると、1つ1つの細かいプレーがチームの勝敗を決めることになるので、1つ1つを大切にしようと思いました。また、初日の試合後、ナショナルトレセンコーチの方から、リスペクトの話を伺い、戦ってくれるチームや審判の人たちに感謝の気持ちを忘れずにプレーしようと思いました。
将来は、なでしこJAPANに入って、たくさんの大会で優勝することが私の夢です。

小畑栞里 指導者（埼玉県）
埼玉県チームの帯同コーチとして参加させていただきました。このような機会をいただき、とても勉強になりました。これからの活動に活かしていきたいと思います。

田辺柴織 トレーナー（神奈川県）
各選手が試合中に自分の能力を十分に発揮できるように、食事や睡眠、自分の体のコンディションを整えること、マナーや自立心を育み、サッカーがやりやすい環境を自分でつくることを、この大会を通じて関わり、指導してきました。未来のなでしこの育成につながり、最強のなでしこJAPANをつくれるように今後も努めていきます。

手塚貴子 JFAナショナルトレセンコーチ関東女子担当サブチーフ
2月23日(土)、24日(日)の2日に渡り、茨城県ひたちなか市総合運動公園にてキヤノン ガールズ・エイト 第16回JFA関東ガールズ・エイト（U-12）サッカー大会が開催されました。快晴に恵まれ、すばらしい環境の中、選手たちはピッチで伸び伸びとプレーしていました。
1日目の試合終了後には、参加選手、指導者が一同に集まり、協賛頂いているキヤノン株式会社及びホクト株式会社の方からレクチャーをして頂きました。選手たちは、サッカー選手としての食事の大切さを学び、また、自分のプレーする姿を映像や写真を見て、改めて「明日、また頑張ろう！」と気合が入っている様子でした。そして、このような環境でサッカーができるのは、関わる指導者、審判員、運営スタッフ、保護者、対戦相手がいること、全てにリスペクトして勝利を目指すことを宣言しました。
大会2日間を通して、選手たちは最後まであきらめずに一生懸命プレーし、白熱した試合が数多くありました。各チームの指導者の方々も熱心に本気で選手たちと向き合い、勝敗が全てではなく昨日より今日、今日より明日のプレーが良くなるようにと選手の良いプレーを引き出すような言葉掛けが印象的でした。そして、選手たちの相手と競り合う姿、スライディングしてボールを奪う姿、相手を交わしてのミドルシュートなど、なでしこJAPANの選手たちと重なり合って見えました。なでしこJAPANが世界のトップクラスであり続けるためには、このU-12年代からの積み上げが非常に重要であることを改めて感じました。
最後になりましたが、協賛・協力して頂いたキヤノン株式会社、ホクト株式会社、株式会社モルテン、主管して頂いた関東サッカー協会、茨城県サッカー協会の皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。

キヤノン ガールズ・エイト　第16回JFA地域ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会

開催期間：2018年9月23日(日)～2019年3月17日(日)

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