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名古屋オーシャンズ2連覇達成!~DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 プレーオフ決勝
2019年02月26日
2月23日(土)、24日(日)の2日間、愛知県名古屋市の武田テバオーシャンアリーナでDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 プレーオフ決勝、名古屋オーシャンズ対シュライカー大阪が行われました。
第1戦、プレーオフ準決勝から勝ち上がった大阪は立ち上がりから集中して試合に臨むと、先制点を狙う名古屋に対し、粘り強い守備を続けます。すると13分、アルトゥール選手のフリーキックに、加藤未渚実選手が合わせて先制に成功します。16分には堀米将太選手がカウンターから独走し、自らゴールを決めて2点をリード。名古屋は前半終盤に大阪の6つ目のファウルで第2PKを獲得しますが、これを決めることはできず、大阪のリードで前半を折り返します。
迎えた後半、まずは1点を返したい名古屋は序盤から積極的にゴールを狙うと、26分、コーナーキックの流れから安藤良平選手がダイレクトボレーを決めて1点差に迫ります。しかし、そのわずか1分後に大阪の小曽戸允哉選手がゴールを挙げ、再度大阪が2点をリード。今シーズンのリーグ戦を無敗で終えた名古屋が窮地に立たされます。30分、ペピータ選手のゴールで2対3とした名古屋はその後も立て続けにゴールを放ち大阪ゴールを脅かしますが、大阪GK・檜山昇吾選手が好セーブを見せ、得点を奪うことができません。最後まで大阪ゴールに迫り続けた名古屋でしたが、2対3で試合終了。2017年12月3日に行われた2017/2018シーズンのリーグ戦以来、国内での無敗が続いていた名古屋が、およそ1年3カ月ぶりに敗戦しました。
前日の勝利で優勝に向け有利な立場に立った大阪に対し、勝利が絶対条件の名古屋は、第2戦も序盤から積極的にゴールを狙いました。10分、吉川智貴選手のキックインからヴァルチーニョ選手がシュートを放つと、ファーに詰めていた西谷良介選手がヒールで合わせオウンゴールを誘発。名古屋が1点をリードします。12分にはペピータ選手が左足でゴールを突き刺し、2対0で前半を折り返します。
2点を追う大阪は、なかなか決定機を作ることができないまま29分に失点し、3点を追う厳しい状況に立たされます。ここで加藤選手をGKに置きパワープレーを開始。しかし、名古屋の堅い守備の前に、得点を奪うことができません。刻々と試合終了が近づく37分、タイムアウトを取った大阪は、稲田瑞穂選手がわずか11秒で2得点を挙げ、1点差に迫ります。名古屋ホームの圧倒的な雰囲気の中、最後までゴールを狙う大阪に対し、集中を切らさずにリードを守り切った名古屋が3対2で勝利。
2試合の勝点、得失点で両チームが並んだため、リーグ戦1位のアドバンテージを持つ名古屋が2018/2019シーズンのチャンピオンの座に輝きました。
その他の試合結果・日程はこちら(Fリーグ公式サイト)をご覧ください。
プレーオフの日程・結果はこちらから
監督・選手コメント
ペドロ・コスタ 監督(名古屋オーシャンズ)
素晴らしいゲームでした。選手に「お疲れさま」と「おめでとう」を伝えたいです。このピッチには勝者しかいなかった。ですので、私たちだけでなく相手のチームにも「おめでとうございます」と伝えたいです。会場に来てくださった皆さんにも、感謝の気持ちを伝えたいです。このような舞台で戦え、最高の気持ちでした。ゲーム展開としては、先手を取れるようにアグレッシブな姿勢で、ある程度、自分たちが求めていたフットサルができていたと思います。失点シーンは、10秒程で2点を取られましたが、それも決勝の舞台の醍醐味なのかな、と思います。その後、スコアをキープできたことはよかったのですが、エキサイティングしすぎてしまったという反省点もあります。最後は辛抱しながら戦えていたことで良い結果が残せたのかなと思います。
星龍太 選手(名古屋オーシャンズ)
第2戦は、相手が早い段階で決めたい気持ちだったのか、プレスが速く強かったので、序盤は自分たちのリズムが掴めませんでした。そこから我慢ができて2点を取れたのはいい点で、僕たちが1シーズンを戦ってきた方法で結果を出せたのかな、と思います。後半は立て続けに2失点をしたところで、ピッチ内の選手たちも会場の雰囲気も悪くなってしまいましたが、ホームで戦えている利点もあり、今までにないぐらいの会場の後押しや応援に助けられ、それが最後の3分を守り切れた要因の1つだと思っています。監督が言ったとおりのいい試合で、ここには勝者しかいない。そういう試合でした。この試合を勝ち切れて、本当に良かったです。
比嘉リカルド 監督(シュライカー大阪)
とても悔しいです。プレーオフ決勝は第1戦を3対2で勝利し、第2戦は2対3で敗戦しました。いいスコアでしたが、名古屋にはリーグ戦で2位以下との勝点を離して1位になったというアドバンテージがありました。その差が出たと思います。プレーの細かい部分や戦術などは、チームとしてよく戦えたと思いますが、優勝するためにいいチームを目指して頑張らないといけません。あまり言葉が出てこないですが、選手、チームのフロント、スポンサーの方々にはとても感謝しています。こうして好きなフットサルをできることが嬉しいです。
小曽戸允哉 選手(シュライカー大阪)
まず、名古屋オーシャンズのみなさん、優勝おめでとうございます。大阪もあと少しだったと思いますが、名古屋がリーグ戦1位でプレーオフに出場したアドバンテージが大きかったと思います。リーグ戦を無敗で終えられてしまったことがすべてです。そこで競っていけるチームにならないと、リーグ優勝には簡単には届かないと思います。悔しいですが、このメンバーで臨む最後の全日本フットサル選手権に向けて、頑張っていきたいと思います。
DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1
開催期間:2018年6月16日(土)~2019年2月11日(月・祝) 全33節/198試合
DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 プレーオフ
開催期間:2019年2月16日(土)~24日(日)
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