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町田vsすみだの東京ダービーはすみだに軍配。昨季優勝の名古屋は今季初黒星 ~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第3節~
2019年06月11日
6月8日(土)から6月10日(月)の3日間にわたり、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第3節の6試合が行われました。
ともに1勝1敗で臨んだペスカドーラ町田とフウガドールすみだの東京ダービーは、予想を上回る激戦となりました。ホーム開幕戦を勝利で飾りたい町田でしたが、序盤からすみだのペースで試合が進みます。7分、9分と田口元気選手のゴールですみだがリードを広げると、なかなかポゼッションを奪えない町田は森岡薫選手をGKにパワープレーを開始します。しかし、さらに失点を重ね0対5と厳しい展開に。前半終了間際に二井岡嵩登選手の得点で町田が1点を返し、1対5で前半を折り返します。後半開始直後からパワープレーで追加点を狙う町田は23分、菅谷知寿選手がボールを奪って独走し、すみだGKダニーロ選手との1対1を制してゴール。3点差に迫ります。しかし、その後も失点を重ね、追撃も及ばず5対7で試合終了。すみだに軍配が上がりました。
8年ぶりに秋葉台(藤沢市)での開催となった湘南ベルマーレとFリーグ選抜の対戦は、拮抗した展開となりました。17分、ロドリゴ選手のアシストから本田真琉虎洲選手がゴールし、湘南が先制に成功しますが、わずか19秒後に新田駿選手が同点ゴールを挙げ、試合を振り出しに戻します。19分、高溝黎磨選手のゴールで再度リードを奪い、2対1で前半を折り返した湘南でしたが、30分、カウンターから新田選手がこの試合2点目となるゴールで同点に追いつくと、その後は両者とも追加点を奪うことができず試合終了。勝点を分け合う結果となりました。
月曜ナイターで行われたバサジィ大分と名古屋オーシャンズの対戦は、3連勝を狙う両者が激戦を繰り広げました。4分、芝野創太選手のゴールで先制に成功した大分でしたが、9分には吉川智貴選手に同点弾を許し1対1の同点に。その後、白方秀和選手のゴールで再度大分がリードを奪いますが、前半終了間際にPKを献上し、これをヴァルチーニョ選手が危なげなく決めて名古屋が同点に追いつきます。迎えた後半、26分に仁部屋和弘選手のゴールで再度勝ち越した大分は、名古屋の攻撃を粘り強く跳ね返し37分には追加点を奪います。2点を追う名古屋はパワープレーで反撃を試みますが、逆に失点を喫し5対2で試合終了。昨シーズン、リーグ戦無敗で優勝を遂げた名古屋に黒星がつき、大分が連勝を3に伸ばしました。
第4節は6月14日(金)から17日(月)にかけて行われ、AFC U-20フットサル選手権イラン2019に5名を派遣しているFリーグ選抜は、限られたメンバーでフウガドールすみだとの対戦に臨みます。3連勝中の大分はボアルース長野と初対戦。同じく3連勝中のシュライカー大阪は、立川・府中アスレティックFCをホームに迎えます。
監督・選手コメント
ルイス・ベルナット 監督(ペスカドーラ町田)
悪い展開のスタートでしたが、サポーターの皆さんに最後まで勝利を信じて応援をしていただいたおかげで、選手たちも最後まで戦うことができました。そのことを誇りに思います。監督として、今回の敗戦は責任を感じています。すみだに7つのゴールを与えてしまい、修正点は多いです。もっとチームを強くしていくことがこれからの課題だと思っています。しかし、若手の選手に関しては、今回の試合で強みを発揮してくれました。こういう試合で成長していくと思いますし、彼らの活躍に期待しています。次のホーム戦ではしっかりと勝利したいと思います。今回のイメージを覆す試合を、サポーターに見せたいです。リーグ戦は始まったばかりで、まだ30試合が残っています。前を向いて最後まで戦い抜くことが大事です。サポーターの皆さん、応援してくれている皆さんに感謝しつつ、町田の強さを披露していきたいと思います。
森岡薫 選手(ペスカドーラ町田)
この試合に関して、とても責任を感じています。最初の2失点は僕から生まれた失点でした。こういうことが、今後は起こらないように続けていくだけです。サポーターの皆さんが、前半で点差がつきながらも最後まで後押しをしてくれました。僕らにとって、大きな声援でしたし、感謝しています。リーグ戦はまだ続いていくので、自分のパフォーマンスを取り返せるように続けていきます。
金井一哉 監督(Fリーグ選抜)
湘南という日本を代表するチームと対戦することができ、とてもありがたく思っています。ホームアリーナがとてもいい雰囲気のチームなので、私たちもその雰囲気に飲まれないように戦おうと、タフなゲームができたのではないかと思います。この試合に向けて私たちは、自分たちのフットサルを全面的に相手にぶつけることを掲げ、求めてトレーニングをしてきました。失敗もありましたが、自分たちが体現しようとしたことを積極的に、常に前向きに行うことができました。まだまだ課題はありますが、選手たちの自信につながるゲームになったと思います。
Fリーグ2019/2020 ディビジョン1
開催期間:2019年5月25日(土)~2020年1月13日(月・祝) 全33節/198試合
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