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氏家英行選手(図南サッカークラブ グランデ)が語るシニアサッカーの魅力 JFA 第7回全日本O-40サッカー大会

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2019年10月17日

氏家英行選手(図南サッカークラブ グランデ)が語るシニアサッカーの魅力 JFA 第7回全日本O-40サッカー大会

JFA 第7回全日本O-40サッカー大会は兵庫サッカークラブ(関西1/兵庫)の初優勝で幕を閉じました。大会には元Jリーグ選手も出場。その中に、1999年のFIFAワールドユース選手権の準優勝メンバーである氏家英行選手の姿がありました。ここでは図南サッカークラブ グランデ(関東2/群馬)の一員として大会に参加した氏家選手にシニアサッカーの魅力について聞きました。

※このインタビューは10月12日(土)に実施しました。

――2014年にtonan前橋を引退されてからはどのような活動をされていたのですが?

氏家 15年から16年までザスパクサツ群馬のヘッドコーチをしていて、17年から強化部に。その後、18年からはフリーになり、S級コーチライセンスを取得しました。今後は必要とされるチームにいけたらと思っています。

――プレーに関してはいかがでしょうか?

氏家 今大会もそうですが、やはり自分でプレーするのは楽しいですね。この大会には昔からの仲間に誘ってもらって参加しています。仕事の合間に声をかけてもらって、今に至るという感じです。素晴らしい大会に参加させていただいてうれしいです。

――この大会の魅力は何だと思いますか?

氏家 僕はもっとカジュアルにプレーする大会なのかなと思っていたんですが、みんなかなり真面目に、必死になって走って、喜んで、悔しがって……。大人たちが汗をかいてボールを追っているじゃないですか? それを見ていると、若い時とは違う感動を覚えるというか。いつまでもサッカーをすることは魅力的だと思いますし、こういう大会があることは良いことだなと感じています。

――準優勝した1999年のFIFAワールドユース選手権から20年が経ちましたが、今もサッカーに携わるのはなぜなのでしょうか?

氏家 あの準優勝は財産です。そして当時代表チームのコーチに育てていただいた恩義もあるので、僕も後輩に何か伝えていく役目があるのかなと感じています。次世代が世界で勝つために、僕たちの世代が率先してやっていけたらと思います。あの時のメンバーには人間性もあって、遠藤(保仁)も(小野)伸二もいるし、今後はサッカー界を引っ張っていく立場になります。僕は彼らよりも先に(プロ選手を)引退して、アマチュア(関東サッカーリーグ)と国民体育大会を経験しました。ヘッドコーチと強化部も経験して、S級ライセンスを持っています。そんな自分にだからこそ、できることがあるんじゃないかと思っています。

――なるほど。ではピッチに立つ喜びもまだまだ健在ですか?

氏家 そうですね。今日は負けてしまったんですけど、ゴールを守るため、そして入れるために走るのはいくつになっても燃えますね。

――60歳以上、70歳以上の大会もあるのですが、いつまでサッカーをしたいと思っていますか?

氏家 体が動く限りはプレーしたいし、いつまでも強い体を持つことは良いことだと思うので、ぜひ参加したいですね。結局、サッカーっていつまでも楽しいので。

大会日程:2019年10月12日(土)~10月14日(月・祝)
大会会場:北海道/函館フットボールパーク
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