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アルコイリス神戸、逆転勝利で3連覇を達成!~たけやま3.5 Presents 日本女子フットサルリーグ2019/2020 supported by GAViC 決勝~
2020年01月28日
1月25日(土)、26日(日)の2日間、愛知・武田テバオーシャンアリーナでたけやま 3.5 Presents 日本女子フットサルリーグ 2019/2020 supported by GAViC プレーオフ 決勝「バルドラール浦安ラス・ボニータス対アルコイリス神戸」の2連戦が行われました。
リーグ戦全7試合では6勝1敗で並んだ浦安と神戸。得失点差で上回った浦安は、チーム史上初のプレーオフ出場で、決勝へのシード権を獲得しました。2017/2018シーズンに初代チャンピオンに輝いた神戸は3連覇を狙い、準決勝を勝ち抜いて決勝の舞台へと立ちました。
第1戦では平井成美選手のゴールで浦安が先制点を挙げると、13分には神戸の加藤正美選手がゴールを挙げ試合を振り出しに戻します。しかし、後半に勝負強さを示した浦安は26分、中井仁美選手のゴールで勝ち越すと、35分、36分と効率的に得点を重ねて神戸を突き放します。3点を追う神戸は、4失点目からわずか16秒後にオウンゴールで得点を挙げると、終了間際には加藤選手のこの試合2点目となるゴールで1点差に迫ります。このまま試合は終了し、4対3で浦安が初タイトルへ一歩近づきました。
翌日の第2戦、引き分け以上もしくは1点差以内の敗戦で優勝が決まる浦安に対し、2点差以上での勝利が必要な神戸は、序盤から積極的にゴールを狙います。2分には中島菜月選手のゴールで先制に成功した神戸でしたが、初タイトルが懸かる浦安も負けじと攻撃を繰り広げ、伊藤佳穂選手のゴールで試合を振り出しに戻します。決勝の舞台での経験を持つ神戸は、その後2得点を追加。1対3と2点をリードし前半を折り返しますが、粘りを見せる浦安は後半開始わずか21秒で追加点。このままリズムを取り戻したいところでしたが、24分、27分と門井恵美選手が得点を重ね2対5と神戸がリードを広げます。33分、宮原ゆかり選手のゴールで浦安が3点目を挙げると、わずか11秒で神戸がオウンゴールを誘発し、決勝らしい激しい攻防戦を繰り広げます。しかし、勝負強さを見せる神戸はその後も得点を重ね残り21秒で若林エリ選手がダメ押しの9点目。2戦合計8対12で逆転勝利を収めた神戸が、3連覇を達成しました。
監督・選手コメント
神戸洋平 監督(アルコイリス神戸)
すごく熱い試合でした。その結果、最後に勝てたのがすごくうれしいです。前日の結果もある程度は想定の上で、対策をして試合ができていました。第2戦は相手がどんなことをしてくるかという対応が難しかったのですが、選手もうまく対応できていました。試合前には試合のことよりも、メンタルの部分で、気持ちを整えチャレンジャーの気持ちでいこうと伝えました。
加藤正美 選手(アルコイリス神戸)
今シーズンはこの試合がラストだったので、チームとして必ず結果を残したいという気持ちで最後まであきらめず、それが結果に結びついてうれしかったです。優勝は「最高!」という一言です。今シーズンは本当に苦しみましたが結果に結びついたので、試合後は勝手に涙が出ました。
米川正夫 監督(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
細かいことはいろいろありますが、第1戦も第2戦もうまくいったという感じがなく、2戦目はことごとく悪い方向にいきました。各局面で相手の方がよくて、それが結果にそのまま出ました。2戦目に当たっては、守りに入ってしまうのが嫌だったので点差は気にしないことを選手に伝えました。日常からゲームの流れや、その時々でどんなプレーをしないといけないのかという判断ができていなくて、そういうプレーが露骨に出ました。入り方としては特別意識をしていなかったのですが、結果はよくなかった。反省しています。
庄子彩 選手(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
相手の方がよかったですし、いいところをつぶせませんでした。自分の役割を出せなかったです。