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地力の差示し、完勝の徳島 ロドリゲス監督の下で集大成の天皇杯

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2020年12月24日

地力の差示し、完勝の徳島 ロドリゲス監督の下で集大成の天皇杯

徳島ヴォルティス 3-0(前半1-0、後半2-0)Honda FC

混戦の今季J2を制した徳島が地力の差を見せつけました。アマチュア最強とも言われるHonda FCに序盤こそ押し込まれたものの、終わってみれば3-0で完勝。プロとしてのプライドを示しました。
試合が動いたのは前半42分でした。ペナルティーエリア内で鈴木徳真選手が相手の股を抜くなど巧みにDFをかわして右足で先制ゴール。後半5分には、右サイドをワンツーで崩した浜下瑛選手が中央へボールを供給。再び鈴木選手が右足で追加点を奪いました。今季リーグ戦でゴールのなかったMFが「シーズンを通してゴールを決めたかった」と2得点。さらに垣田裕暉選手が獲得したPKを、主将の岩尾憲選手がゴールど真ん中に蹴り込んでダメを押しました。

リカルド・ロドリゲス監督は来季から浦和で指揮を執ります。2017年からスペイン人監督の下で成長を遂げてきたチームにとって、この天皇杯は集大成の場です。岩尾選手は「自分たちの良さは少なからず出せた」と手応えを口にしました。次は決勝を懸けたG大阪との大一番に臨みます。
Honda FCは失点後に惜しい好機がありました。前半ロスタイムには裏に抜け出た原田開選手の強烈なシュートがGKに阻まれ、後半7分には佐々木俊輝選手のシュートが左ポストに嫌われました。長らくチームを引っ張った古橋達弥選手は前半のみで交代し、40歳で現役生活に別れを告げました。かつてC大阪などでも活躍したFWは「思う存分サッカーをやらせてもらった。感謝している」と晴れやかにピッチを去りました。

監督・選手コメント

リカルド・ロドリゲス 監督(徳島ヴォルティス)
簡単な試合にはならないと思っていました。前半、効果的な攻撃ができず、うまく前進することができませんでした。先制点で流れが変わったのかなと思います。後半は狙いを修正しながら、早い時間に2点目が取れたことも良かったと思います。相手が前に出て来ざるを得ない状況を利用しながら3点目が取れました。しかし、3点取れたから良かったものの、ゴールポストに当たる場面もあり、次に向けた修正が必要です。ただ、選手たちはよくやってくれました。

鈴木徳真 選手(徳島ヴォルティス)
前回対戦(2019年の天皇杯)で負けた相手でした。前からプレスに来ることも想定し、そのときは相手のボランチの横を使いながら攻めようという狙いがありました。(得点については)リーグ戦でシーズン通して決められていませんでした。また、プロ入りしてからだけではなく、高校生くらいから1試合で2得点決められたことはなかなか無かったので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。こういうチャンスはなかなか来ないと思っていますし、優勝というタイトルを取りたいと思っています。

井幡博康 監督(Honda FC)
もう少し前半に積極的な入りができれば良かったのですが、なかなかボールを持たせてもらえずに全体を通して完敗かなと思います。終盤は前がかりになったことでカウンターを受ける場面もありましたが、後半は戦う姿勢を見せてくれたと思います。(7年間指揮を執り、この試合で退団することについては)浮き沈みもありましたが、選手たちは目指すべき方向性、高いレベルで、自分たちも「できるんだ、やるんだ」と少しでも改善できた7年間だったと思います。引き続き高いレベルを目指し、より一層精進してくれると期待します。

古橋達弥 選手(Honda FC)
J2優勝した徳島に対し、なんとか自分たちのサッカーで挑みました。しかしながら、なかなかボールを持つことができずに非常に厳しい展開になりました。(この試合を最後に引退となったが)長い間サッカーをやってきて、やり切った気持ちはあります。ここまでサッカーをやらせてもらって感謝しかありません。(試合終了のホイッスルが鳴っても)正直実感がありませんでした。でも、実感は徐々に沸いてくるのだろうと思っています。

【1回戦】9月16日(水)
【2回戦】9月23日(水)、30日(水)
【3回戦】10月28日(水)、11月11日(水)
【4回戦】12月13日(日)
【5回戦】12月20日(日)
【準々決勝】12月23日(水)
【準決勝】12月27日(日)
【決勝】2021年1月1日(金・祝)

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