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大会出場選手インタビュー「次回は絶対に優勝」岩城寛之選手(羅針盤倶楽部NAGOYA) JFA 第19回全日本O-50サッカー大会
2020年12月25日
JFA 第19回全日本O-50サッカー大会は、ラッツォス古河F.C.(関東2/茨城)の5年ぶり2度目の優勝で幕を閉じました。その大会で、初出場初優勝を狙ったのが羅針盤倶楽部NAGOYA(東海/愛知)でした。その中心選手であり、O-40での優勝経験がある岩城寛之さんに、シニアサッカーの魅力を聞きました。
――優勝まであと一歩でした。
岩城 準決勝でけがをしてしまい、決勝でも走れないにしても守備時のポジショニングなどで貢献できるかなと思ったのですが、やはり痛みが強く、早々に交代してしまいました。チームとしてもいけるかなと思ったのですが、残念ですね。
――2014年には、愛知県選抜マスターズOv40(東海/愛知)の一員として優勝を経験されていますよね。
岩城 そうですね。10年くらい前にスタートして、最初は選抜チームとしてO-40の大会に出て、何度か優勝できました。
――クラブチームになったきっかけは何ですか。
岩城 参加資格が単一チームであることになったので、クラブ化しました。今ではクラブとして、いろいろと手を広げてもいます。スクールを開催したり、女子チームを応援したりしています。40代のチームもあるし、マスターズにも出るためにO-35の選手を集めてもいます。50代も選手が何十人もいて、その中からメンバー入りするのも結構大変なんですよ。
――今年初めてO-50の大会に出て、O-40との違いを感じますか。
岩城 やはり40代の方が走れますから、若干スピード感に違いはありますね。でも、強いチームというのはチャンスでしっかり決めるものなんだな、と今回の決勝で感じました。決勝ラウンドでは、20分ハーフですからね。
――決勝で得点したラッツォスの2選手は、共に今年度で57歳の方でした。
岩城 やはり経験というのは大きいですね。年齢を重ねるにつれて、体は動かなくなるかもしれませんが、経験があるからプレーに対応できるんだと思います。ベテランが持つ経験というものは、やはりすごいですね。
――ご自身も体の変化を感じますか。
岩城 ありますね。今回も同い年のチームメイトと話したのですが、やはり試合を重ねると疲れが取れません(笑)。O-40の頃と比べても、3日連続で試合を重ねると、相当疲れがくるね、と話しました。
――年を重ねて向上していることはありますか。
岩城 やはり経験値ですよね。ベテランの方を見ていても、動きは少なくてもボールをうまく回せたり、試合の流れを変えたりしていますからね。
――体力が低下してサッカーをやめてもいいかなとは思いませんか。
岩城 そう思うことはありませんね。うちのチームは、すごく仲が良いんです。お互いをリスペクトしているんですよ。僕も昔は実業団でプレーしていて、今のチームメイトは昔の対戦相手でした。その20代の頃から知っている先輩方と、このクラブで一緒にプレーできるのが楽しいです。先輩たちが頑張っているのだから、僕らも頑張らないと、と思っています。
――真剣勝負の楽しみもあります。
岩城 やはりプレーしているからには、目指すところがある方がいいですよね。この大会だって、愛知県を勝ち抜かないと出られません。さらに東海大会もあって、静岡や三重のチームに勝つのは大変なんですよ。
――O-40で優勝して満足という考えが頭をよぎったことはありませんか。
岩城 それはありませんね。以前勝った時にも、「3年連続で優勝しようぜ」とか、「他のカテゴリーでも全部優勝しようぜ」と話し合ってきました。今回悔しかった分、次は絶対優勝してやるぞ、って思っています。なるべくけがしないよう、できるところまで頑張りたいと思います。
大会期間:2020/12/19(土)~12/21(月)
会場:
静岡県藤枝市
藤枝総合運動公園サッカー場[天然芝]
藤枝総合運動公園陸上競技場[天然芝]
藤枝総合運動公園多目的広場人工芝広場[人工芝]
藤枝市民グラウンドサッカー場 [天然芝]
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