JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 最新ニュース一覧 > 雪の舞う鹿児島で開幕! サガン鳥栖U-12、川崎フロンターレU-12などが好発進 JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会

ニュース

雪の舞う鹿児島で開幕! サガン鳥栖U-12、川崎フロンターレU-12などが好発進 JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会

2021年12月27日

雪の舞う鹿児島で開幕! サガン鳥栖U-12、川崎フロンターレU-12などが好発進 JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会

JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会が鹿児島県鹿児島市で開幕し、12月26日(日)に同市のふれあいスポーツランドで1次ラウンドの第1節と第2節のゲームが行われました。今年も各都道府県大会を勝ち上がった48チームが小学生年代の日本一を目指し、初戦から寒さに負けない熱い試合が繰り広げられました。

グループAではサガン鳥栖U-12(佐賀)とシーガル広島(広島)が2連勝しています。このうち鳥栖は第1節で2年連続の出場となったFCゼブラキッズ(愛媛)と対戦。鳥栖がゴール前に何度もボールを運んでいき、セットプレーからもチャンスをつくりますが、ゼブラは佐々木樹璃選手を中心に体を張った守備を見せてゴールを死守します。

試合が動いたのは29分、鳥栖は左サイドからゼブラのディフェンスを突破すると、クロスボールの跳ね返りから佐久間蓮選手が思い切り良くシュートを振り抜き、ゴールネットを揺らしました。これが決勝点となり、1-0で鳥栖が勝利しました。

天候が目まぐるしく変わったのが、午後の第2節。Jリーグのアカデミー同士の対戦となったグループGのレノファ山口FC U-12(山口)とベガルタ仙台ジュニア(宮城)では、序盤は日差しが差していましたが、途中から雪混じりの強風が吹き付けました。

試合を優位に運んだのは仙台でした。長めのボールが風に流されてしまうため、ショートパスをつないだり、ドリブルで運んだりと奮闘。CKの流れから尾立翔琉選手がゴールを決めるなど、仙台が好機を決め切ります。一方の山口は風を味方に付けられず、守備では奮闘しましたがゴールは挙げられませんでした。

グループKでは川崎フロンターレU-12(神奈川)が2試合で13得点を挙げて2連勝しています。川崎Fは初戦でアルビレックス新潟U-12(新潟)と対戦。試合を通じて落ち着いたビルドアップを続けるだけでなく、全天海選手がドリブルで仕掛けたり、木村風斗選手が積極的にシュートシーンに絡んで得点を積み上げ、8-1で勝利しています。第2節のバンディッツいわきジュニア(福島)戦でも木村選手が2得点を挙げるなど高い得点力を見せました。

なお、今大会ではJFAが進めるリスペクトプロジェクトの一環で、SAMURAI BLUE(日本代表)でキャプテンを務める吉田麻也選手からのメッセージが記されたカードがメンバーに配布され、キャプテンは「RESPECT」の文字が印字されたキャプテンマークを巻いて、選手たちが試合に臨んでいます。初日は気温が下がり足がつってしまう選手もいましたが、負傷した選手に両チームが敵味方を超えて声を掛け合うなど、互いを思いやる瞬間が多くありました。

選手コメント

阿部心 選手(アルビレックス新潟U-12/新潟)
試合の最初はうまくいかないところがあり、個人技で失点してしまったりして、自分たちの思うようなサッカーはできませんでした。自分たちのサッカーができる時間はありましたので、入りを良くすることと、しっかり決め切ることとを意識していきたいと思います。去年は果たせなかった予選(一次ラウンド)を突破して、優勝を目指したいです。

河波飛和 選手(清水エスパルスU-12清水/静岡)
全国大会の初戦はみんなが緊張していましたが、先制してからは自分たちのサッカーができるようになりました。前からのハードプレスでボールを取れることがチームの良さです。自分たちが前から行くことが通用するということは実感しました。目標は優勝です。前から来る相手との対戦もありますので、うまくかいくぐって勝ち上がっていきたいです。

久保流 選手(串本ジュニアFC/和歌山)
最初の試合は負けてしまいましたが、決勝トーナメントに進んでいきたいと思っています。チームは試合中になったらみんなが熱くなってしまうところはありますが、仲が良いチームです。最初は緊張があり、失点も多かったですが、自分たちのチームの良さを出してみんなが一丸となり、チームで得点を多く取って勝ちたいと思います。

武島杏菜 選手(レノファ山口FC U-12/山口)
1試合目も後半は主導権を握ってチャンスはありましたが、決め切れずに負けてしまいました。クリアボールのところや、ビルドアップをしていくところで風の影響もあったと思いますが、次の試合も全力でやりたいです。自分たちが主導権を持ち、練習でやってきたことを出してしっかりと勝てるようにしていきたいと思います。

開催期間:2021/12/26(日)~2021/12/29(水)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)

準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)

準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー