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鳥栖がラヴィーダを破り連覇を達成! 高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会

2021年12月28日

鳥栖がラヴィーダを破り連覇を達成! 高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会

高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会は、12月27日(月)に決勝を行い、サガン鳥栖U-15(九州2/佐賀)が2年連続3度目の優勝を果たしました。

決勝

サガン鳥栖U-15 4-1(前半3-0、後半1-1) FCラヴィーダ

試合はいきなり動きました。鳥栖は前線にロングパスを送り込む最初のプレーでCKを奪うと、このチャンスを生かします。左CKから生じたゴール前の混戦で、最後はMF川越廉斗選手(#7)がシュート。これが先制点となりました。勢いに乗る鳥栖は、先制の4分後には追加点を奪います。守備から素早く攻撃に移ると、ボールを持ち上がったDF古舘宗也選手(#6)からボールを受けたFW山﨑遥稀選手(#10)がすかさずシュート。この一撃がGKの手を弾いてゴールネットを揺らしました。

開始10分も経たないうちに2点ビハインドとなったFCラヴィーダ(関東1/埼玉)ですが、技術に優れる選手たちが、個人の突破力を押し出しながら反撃を試みます。前半だけでも鳥栖より1本少ないだけの7本のシュートを放ちますがゴールには至らず、17分にも得点を許して苦しい展開となりました。

後半に入ってもラヴィーダは足を止めず、ベクトルをゴールへと向け続けて攻撃を仕掛けますが、鳥栖が1対1、さらにカバーリングと、個としてもチームとしても強度の高い守備でボールを奪い続け、52分にはCKから追加点を奪って4点差としました。ラヴィーダは最後まで攻めの姿勢を強く打ち出し、MF山口豪太選手(#10)がこの大会で何度も見せたカットインからのシュートを決めますが、ゲームをコントロールした鳥栖が栄冠に輝きました。

監督・選手コメント

森惠佑 監督(サガン鳥栖U-15)
積み上げてきたプレー強度、連続性を、試合の入りから見せてくれました。相手はテクニカルで、個々の力があるので、最後の時間帯などは自然と重心が後ろに傾くことにもなりましたが、しっかりプレッシングにいけて、外に追い込んでからボールを奪って相手の裏を突くこともできていました。すごくうれしいのは積み上げを発揮できたことで、決勝でも難しい状況も多々ありましたが、コミュニケーションを取って調整するという、普段のトレーニングから求めていることもできていました。

川越廉斗 選手(サガン鳥栖U-15)
相手にはうまい選手が多くいるので、そこをどうするかを考えていました。立ち上がりから、全員でハードワークできました。先制の場面では、どこに来るかと予測していたこぼれ球が実際に来たので、冷静に流し込むだけでした。準決勝からFWのポジションに入って、その試合ではプレーは良くなかったのですが、決勝では1点決めて自分の流れにできたと思います。僕は高校でサッカーを続けるので、フィジカル面もメンタル面も鍛えていきたいです。

村松明人 監督(FCラヴィーダ)
いろいろと準備はしていたのですが、相手が前線に多くボールを入れてくるなど意外な部分もあり、その辺から崩れた印象です。早くに先制点を食らわなければ、もう少し良い感じで進められたかもしれません。ただ、シンプルに相手一人一人のボールを奪う力が上回っていたと感じ、自分たちにまだまだ足りないものを感じました。この大会はリーグ戦とはまったく違いました。選手たち個々はできないことよりも、できたことが多かったと思うので、その自信を持って、高校年代になっても強みとして伸ばしていってほしいです。

白根翼 選手(FCラヴィーダ)
日本一を決める大会で決勝まで来られたのはとても誇らしいのですが、最後は勝ちたかったです。改めて自分の弱さを知ることができました。僕ら街クラブは、Jクラブにない良さを探してきました。お客さんが楽しめるサッカーをできたのは、とても良かったと思います。夏に負けて自分たちの弱さを知り、冬に向けて人間性も向上できたのが、準優勝できた要因だと思います。高校でも弱さを克服して、自分を磨いていきたいです。

大会期間:2021年12月11日(土)~12月27日(月)
決勝
味の素フィールド西が丘(東京都)
テレビ放送:J SPORTS(J SPORTS 4) 12月27日(月)14:20~(録画放送)
インターネット配信:J SPORTS(J SPORTSオンデマンド) 12月27日(月)13:20~(生中継)

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