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日本一を懸けた戦いが開幕!大会初日は大接戦も JFA バーモントカップ 第32回全日本U-12フットサル選手権大会
2022年08月06日
JFA バーモントカップ 第32回全日本U-12フットサル選手権大会が8月5日(金)、東京・駒沢オリンピック公園内で開幕しました。大会初日は、1次ラウンド第2戦までが行われました。
大会には各地域の予選を勝ち抜いた48チームが参加。4チームずつ12グループに分かれ、1次ラウンドで総当たり戦を行います。各グループの首位と、各グループ2位チームのうち成績の良い上位4チームが、決勝ラウンドへと進みます。
各地の代表チームによるゲームは、まさに白熱しています。初日の2試合で連勝しているチームもありますが、必ずしも勝ち抜けが決まったわけではありません。また、試合が終わるまでまったく勝負の行方が分からないゲームもありました。Iグループの鶴岡ジュニアFC(山形)とデサフィオC.F(香川)の対戦が、まさにそのような展開となりました。初戦を勝利で飾っていた鶴岡は、この第2戦でも開始7分までに2点をリード。しかし第2ピリオドに入ると、12分からの3分間で、デサフィオが一気に3ゴールを決めて逆転に成功しました。何と残り2分を切ってからも、両チームは点を取り合います。鶴岡が残り1分46秒で追い付けば、デサフィオが残り46秒で再び勝ち越し。デサフィオが4-3と、熱い試合をものにしました。
グループ首位での勝ち抜けはもちろん、グループ2位でもワイルドカードをつかむのがどのチームになるのか、1次ラウンド最終戦も目が離せません。大会2日目にはノックアウトステージのラウンド16も行われ、ベスト8が出そろいます。
監督コメント
高橋俊之 監督(八橋FCスポーツ少年団)
ここまで2試合とも第1ピリオドは五分の戦いができましたが、試合を終えてみると、やはり点差が開いています。同じグループの相手は力のある相手ばかりですが、2日目には修正できたらいいなと思います。このスポーツ少年団の創立50周年の節目に、初めてこの全国大会に出られました。最後の試合まで、しっかりと頑張りたいと思います。
須藤裕貴 監督(会津サントスFCジュニア)
第2戦は点を取ることはできましたが、第1ピリオドにキックインなどリスタートからの失点が多く、6-6という点を取られもする展開になりました。でも、一時は3点リードされながらも追い付けたことは、今後につながるのではないかと思います。首位と直接対決する最終戦に勝てば突破できますが、対戦するヴィッセル神戸さんには、春の全国大会で大敗しています。厳しい相手ですが、子どもたちが少しでも成長したことを感じられる試合にしてほしいです。
石原紀人 監督(ISS.F.C)
2戦目は2点をリードしたのに、逆転されてしまいました。県内だと勝ち切れるのに、全国大会では甘さを突かれます。でも、普段は悪い立ち上がりに2得点できました。小学生だから行けるぞ、という気持ちが出るものですが、そこで点を取られると気持ちが落ち込んでしまうのかもしれません。フットサルはサッカー以上に点が入るから気にしなくていいと思うので、この舞台で自分で気持ちを上げられるような子が育ってくれたらいいと思います。
村松圭吾 監督(デサフィオC.F)
最後に子どもたちが頑張ってくれて、第2戦では何とか勝てました。昨年末の全国大会を経験した子もいるので、硬くならずにやれているのかもしれません。普段はサッカーの練習ばかりですが、フットサルは体力的にきつい中で1対1や判断、攻守の切り替えなど、とても良いトレーニングになると思います。おとなしい子が多いチームですが、喜びを表現するのを見て、全国大会という舞台だからこそ気持ちも高ぶっているんだろうと感じました。目標の1次ラウンド突破へ、大会2日目も頑張ってほしいです。
大会期間:2022年8月5日(金)~2022年8月7日(日)
会場:東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館・屋内球技場
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