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いよいよ終盤へ!WESTでは上位対決も 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022第18節

2022年10月14日

いよいよ終盤へ!WESTでは上位対決も 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022第18節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022は10月15日(土)と16日(日)に第18節を開催します。

EAST

首位の川崎フロンターレU-18(神奈川)は横浜FCユース(神奈川)をホームに迎えます。前節の市立船橋高校(千葉)戦は、59分にCKからDF元木湊大選手(#29)のヘディングシュートで先制しますが、後半アディショナルに追いつかれてしまい、勝ち点1を分け合うことに。これで9月のリーグ再開後は1勝1分け2敗。依然として黒星が先行しています。勝ち点3差で2位の横浜F・マリノスユース(神奈川)が迫ってきているだけに、横浜FCとの一戦は是が非でも勝利したいところでしょう。一方の横浜FCは現在6位。9月以降は3勝1分け1敗と調子の良さをうかがわせています。前節も前橋育英高校(群馬)を相手に均衡した試合を展開し、89分のMF加藤嵩寅選手(#14)のゴールで白星を手繰り寄せました。今節もその勢いを首位相手に見せれられるでしょうか。

2位の横浜FMは10位のJFAアカデミー福島U-18(静岡)と対戦します。川崎Fの背中を追い続け、直近6試合負けなしの横浜FMですが、ここ2戦は2-2で引き分けており、思うように勝ち点を伸ばせていません。3試合ぶりの勝利で川崎Fにプレッシャーを掛けたいところでしょう。対するAC福島は現在3連敗中です。プレミアプレーオフ出場圏から脱出するためにも勝ち点3がほしいところです。上位チームが相手となりますが、残り試合を考えるとここで勢いが付く白星を手にしたいところです。

今節は7位の流通経済大学付属柏高校(千葉)と5位の青森山田高校(青森)による高体連対決にも注目です。共に中位に位置していますが、同じ高体連に対して流経大柏は3勝1分け1敗、青森山田は5勝2敗と勝ち越しています。前期に対戦した第9節では、青森山田がセットプレーからDF小泉佳絃選手(#22)のゴールで勝利。全国高校サッカー選手権大会の優勝経験がある両チームの激突は、これから訪れる高校サッカーシーズンの試金石にもなりそうです。

その他、桐生第一高校(群馬)と前橋育英、市立船橋とFC東京U-18(東京)、柏レイソルU-18(千葉)と大宮アルディージャU18(埼玉)が対戦予定です。

WEST

首位のサガン鳥栖U-18(佐賀)は7位の名古屋グランパスU-18(愛知)と対戦します。7試合負けなしの鳥栖ですが、前節の清水エスパルスユース(静岡)戦では3度リードを奪いながら追い付かれて手痛いドローに終わりました。WEST優勝を目指すチームにとっては仕切り直しの一戦となります。対する名古屋も前節の大津高校(熊本)戦では逆転負けを喫しており、上位進出へのきっかけをつかみ損ねてしまいました。前期の試合が新型コロナウイルスの影響で延期となったため、今シーズン初の顔合わせとなります。前節から立ち直り、本来の姿で戦うことが結果につながる一戦となりそうです。

2位のジュビロ磐田U-18(静岡)は3位のヴィッセル神戸U-18(兵庫)との上位対決に臨みます。リーグ中断を挟んで3連敗で鳥栖に突き放された磐田でしたが、現在は3連勝で巻き返しています。前節は交代の切り札であるMF後藤啓介選手(#17)が決勝ゴールを挙げ、チームに勢いをもたらしました。この勢いをどこまで持続できるか注目されます。一方の神戸は、開幕から6試合は黒星が先行する苦しいスタートとなりましたが、第8節から9試合負けなしで優勝争いに加わりました。前節はサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)と点の取り合いとなり、85分に勝ち越しましたが、90+3分に同点とされて悔しい引き分けに終わりました。前期の対戦では磐田が3-1で快勝しています。リーグ終盤でチームも完成度が増している中での再戦はどのような結果になるでしょうか。

4位の静岡学園高校(静岡)は10位のセレッソ大阪U-18(大阪)をホームに迎えます。序盤戦では首位争いを演じてきた静岡学園ですが、7月以降は6試合を戦って3分け3敗と未勝利が続きました。しかし、10月12日(水)に行われた延期分の第8節・東福岡高校(福岡)戦では今シーズン最多の6ゴールを挙げて久々の勝利を手にしました。終盤に向けて再びギアを上げられるか、今節は真価が問われる一戦となりそうです。対するC大阪は8月28日(日)に行われた第8節以降5連敗中と苦しい戦いが続いています。順位もプレミアプレーオフ出場圏の10位まで降下しており、残留のためには何とかして勝ち点を挙げたいところ。時折見せていた爆発的な攻撃力も影を潜めており、得点ランキング1位タイのFW木下慎之輔選手(#11)を中心に相手ゴールに迫りたいところです。

その他、履正社高校(大阪)と東福岡、広島と清水、大津とガンバ大阪ユース(大阪)の試合が予定されています。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式Twitter

大会期間:2022年4月2日(土)~2022年12月4日(日)

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