JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 最新ニュース一覧 > U-15女子の熱戦が開幕!日置シーガルズや常葉橘が2回戦へ 高円宮妃杯 JFA 第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会

ニュース

U-15女子の熱戦が開幕!日置シーガルズや常葉橘が2回戦へ 高円宮妃杯 JFA 第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会

2022年12月11日

U-15女子の熱戦が開幕!日置シーガルズや常葉橘が2回戦へ 高円宮妃杯 JFA 第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会

高円宮妃杯 JFA 第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会は、12月10日(土)に開幕を迎え、各地で1回戦16試合が行われました。長良川球技メドウには、チーム創立3年目で全国大会初出場の岩見沢FCルファヴェニールU-15(北海道2)など4チームが登場し、2回戦進出を目指しました。

ピックアップマッチ1

岩見沢FCルファヴェニールU-15 0-4(前半0-3、後半0-1) 日置シーガルズFC

第1試合は、岩見沢FCと日置シーガルズFC(九州3/鹿児島)の対戦です。前への推進力が持ち味の日置シーガルズは、試合開始からハイプレスを掛けていきます。すると3分、ビルドアップを試みる岩見沢FCからボールを奪うと、尾辻夏奈選手が、強烈な右足シュートを放ち、先制に成功しました。

先手を奪った日置シーガルズは30分、前線で起点となっていた森山光琉選手が左から折り返すと、これを野田朱花選手がゴールに流し込みます。2分後にも、カウンターから小橋口なな選手が抜け出して3点目を奪い、リードを広げました。

岩見沢FCも、時間が経つにつれて落ち着きを取り戻し、ボールを前へ運ぶ機会が増えていきます。33分、セットプレーから岩崎美那選手がヘディングシュートを放ちますが、GK前田美沙選手がこれをセーブ。ハーフタイムを挟んだ49分にも、櫛田純怜選手が、日置シーガルズの守備ブロックをドリブルで突破し、シュートを放ちますが、ポストに弾かれます。逆にセットプレーから上野りん選手のゴールを加えた日置シーガルズが、4-0で勝利し、翌日の2回戦へ駒を進めました。

ピックアップマッチ2

常葉大学附属橘中学校女子サッカー部 3-0(前半0-0、後半3-0) スフィーダ世田谷FCユース

第2試合は、常葉大学附属橘中学校女子サッカー部(東海1/静岡)とスフィーダ世田谷FCユース(関東6/東京)の対戦です。キックオフからハイプレスで主導権を握った常葉橘の松浦芽育子選手、竹川花音選手らがゴールに迫りますが、S世田谷のGK辛嶋心結選手が好守備を連発し、0-0の時間が続きます。

試合が動いたのは53分でした。右サイドでボールを受けた常葉橘の松浦選手が、飛び出したGKを交わして先制点を奪います。ここから次の1点を巡って、激しい攻防が続きました。S世田谷は佐藤実玖選手を中心に反撃しますが、佐久間莉代選手のシュートはクロスバーをたたき、59分の松澤実来選手のシュートも常葉橘のGK望月心愛選手に防がれるなど、得点に結び付けられません。

常葉橘は、小島あのん選手がパスの緩急を使い分けて、ゲームをコントロールします。そして、76分、その小島選手の左CKから、こぼれ球を松浦選手が押し込んで待望の追加点を獲得すると、直後にも小島選手がカウンターから決めて3-0。常葉橘が2回戦進出を果たしました。

監督・選手コメント

櫛田和典 監督(岩見沢FCルファヴェニールU-15)
前半すぐの失点が響いて、しばらく前へ蹴るだけになってしまいました。後半は、選手が自分たちの力を信じてボールをつなげていました。このチームは、今の3年生が1年生の時に11人でスタートしました。地域の子どもたちが集まってできたチームなので、こういう大会は「夢舞台」ですし、負けてもめげずに頑張った今の3年生たちへのご褒美だと思っています。

FW #10 森山光琉 選手(日置シーガルズFC)
独特の緊張感があり、プレーを楽しめました。前で収めてトップ下の選手へはたくのが得意で、それをいつも通りにやりました。得点にはつながりませんでしたが、もう一枚のFWにヒールで落としたプレーが印象に残っています。自分自身は得点できませんでしたが、チームの勝利に貢献できたので良かったです。この先は自分が得点に絡んで、東京(ベスト4以降の会場)を目指したいと思います。

MF #6 小島あのん 選手(常葉大学附属橘中学校女子サッカー部)
全国大会を想定して、ハイプレスや攻撃を練習してきました。2点目のセットプレーもたくさん練習してきたうちの一つです。自分でも点を決めたいと思っていたので、3点目は自分で打ちました。学年関係なく、しっかり意見を言い合えるのが、今年のチームの長所です。そこで雰囲気を盛り上げたり、逆に焦っているときに落ち着かせたりするのも、私の仕事だと思っています。

山田岳暁 監督(スフィーダ世田谷FCユース)
前半から「打たせてとる」ということで、カウンターの形はできていましたが、ボールを奪う位置が低くなりました。もう少し、ハイプレスからのショートカウンターでシュート数を増やしたいところでした。ゴールを奪いにいっての2失点目、3失点目は仕方ありません。得点力の高さが今年のチームの特長だったので、最後の試合で無得点というのが、少し悔しいです。

大会期間:2022年12月10日(土)~2022年12月27日(火)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー