ニュース
FCフォルテとコンサドーレ釧路の北海道勢が好発進! JFA 第28回全日本U-15フットサル選手権大会
2023年01月08日
JFA 第28回全日本U-15フットサル選手権大会が、1月7日(土)に栃木県の日環アリーナ栃木で開幕しました。全国の予選を勝ち抜いた16チームが初日から熱戦を繰り広げています。
1次ラウンドは、16チームを4つのグループに分けて行われます。各グループの1位のみが決勝ラウンドに進出できるため、どのチームも初戦から勝利を目指して大会に臨みました。
グループAでは、初出場のFCフォルテU15(北海道2)が、初戦でFCブリンカール安城(東海/愛知)と対戦しました。両チームとも得点を挙げられないなか、フォルテのGK千葉謡選手がボールをキャッチして相手の攻撃を食い止めます。千葉選手は、すぐにボールを転がして攻撃に移ると、最後は吉田朝陽選手がカウンターでゴールを仕留めました。第2ピリオドは同点ゴールを目指すブリンカール安城に対し、フォルテがカウンターからゴールを重ねて最終的には5-0となりました。フォルテは、第2節でもファンタジスタ栃木(開催地/栃木)に4-3で競り勝ち、初日を終えてグループの首位に立ちました。
グループBで強さを見せたのはフウガドールすみだウイングス(関東2/東京)です。第1節ではサウージ ワサダU-15(九州2/大分)に羽生恒平選手の2得点の活躍もあり、2-1で勝利。続く第2節では同じく初戦でアッズーロ和歌山(関西1/和歌山)に2-1で勝利したFCレガッテ(東北/福島)との対戦を迎えます。素晴らしい試合の入りを見せたすみだウイングスは、開始1分半で行木詩心優選手がハットトリックを達成。たまらずレガッテはタイムアウトを取って修正しましたが、このまま4-1ですみだウイングスが勝利し、2連勝でグループ首位に立ちました。
明暗がくっきりと分かれたのが、グループCです。「11月からフットサルに取り組み始めた」と安田一行監督が言う北海道コンサドーレ釧路(北海道1)は、初戦でサルツFC(九州1/福岡)に5-1で勝利すると、第2節でもFリーグの湘南ベルマーレの育成組織にあたるPSTCロンドリーナU-15(関東1/神奈川)に3-2で勝利しました。また、京都FC長岡京(関西2/京都)は、初戦のロンドリーナ戦で残り22秒で池永一太選手が決勝ゴールを挙げると、第2節のサルツFC戦では0-3のビハインドから大逆転勝利を収めました。大会2日目の第3節では、コンサドーレ釧路と京都FC長岡京の2チームが、決勝ラウンド進出を懸けた直接対決に臨みます。
グループDでは、第24回大会で準優勝した高知中学校(四国/高知)が2連勝でグループ首位に立ちました。また、5度の優勝を誇る長岡JYFC(北信越2/新潟)も1勝1分けで2位につけています。両チームは8日(日)の第3節で直接対決を行います。共に大会初出場の札幌大谷中学校(北海道3)とPSV益田U-15(中国/島根)は、初勝利を目指して第3節で激突します。
1月8日の大会2日目には、各グループの第3節が行われて、今年度の4強が出そろいます。決勝ラウンド進出を決めるのは、どのチームになるのか。目が離せません。
監督・選手コメント
GK #19 千葉謡 選手(FCフォルテU15)
初戦でブリンカールに勝ったことがとてもうれしいです。2試合目は、自分たちのフットサルがあまりできませんでした。全国大会という大きな舞台のため、練習でできていることがミスも多くて出しきれませんでしたが、そこが修正できたら自分たちは日本一を取れると思うので、まずは2連勝できて良かったです。
FP #10 松田翔空 選手(高知中学校)
最初の試合はあまり自分たちのやりたいことができなかったのですが、2試合目はリラックスして、いつも通りに戦うことができて明日につながると思います。2試合ともゴールを決めることができましたが、もっとチャンスはあったので決めたかったです。今大会はチームとして、過去最高順位の2位を越える優勝を目指していますし、個人としてはもっと足技のレベルを上げたいです。
阿久津貴志 監督(PSTCロンドリーナU-15)
U-15のチームは今回が初めての全国大会でしたが、1試合目も2試合目も点を取れるところで取れないことが響きました。それが、このスポーツの面白さでもあり、怖さでもあると思います。「術」を落とし込むのは私たちの役割ですが、最後に「流し込む」「止める」というのは選手に任せています。それは誰のせいでもないですし、今のこの子たちの実力だと思いますし、ここまで来れたことは良かったと思っています。
FP #8 高橋翔 選手(北海道コンサドーレ釧路)
全道大会が終わってから、一戦一戦を大事に戦うことを目標にしていたので、結果が出て良かったです。全国大会に来るのは、各都道府県の代表でプレッシャーも早く、難しい試合になりましたが、指導者のアドバイスやコーチングのおかげで落ち着いて試合を進められました。サッカーとフットサルはちょっと違いますが、ここまではサッカーで経験したこと、学んだことを生かせたと思います。この先も一人一人後悔のないようにフットサルを楽しみたいです。
大会期間:2023年1月7日(土)~9日(月・祝)
大会会場:栃木県/日環アリーナ栃木
関連ニュース
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/05 SHIGE選手、かつぴーや選手、Ax選手、Takaki選手に決定 FIFAe World Cup 2024™サッカーe日本代表
- 日本代表 2024/11/05 U-17日本代表 メンバー・スケジュール クロアチア遠征(11.09-11.20 クロアチア/ポレッチ)
- グラスルーツ 2024/11/05 「2024 IFCPF CPサッカーワールドカップ」へ男女日本代表が出場!
- グラスルーツ 2024/11/05 JFAユニクロサッカーキッズ in 北海道 1月18日(土)開催 11月5日(火)から参加者募集開始
- 大会・試合 2024/11/05 FC.西武台が歓喜の頂点到達 JFA 第12回全日本O-40サッカー大会