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青森山田が大宮から逆転勝利で首位浮上! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023EAST第5節

2023年05月08日

青森山田が大宮から逆転勝利で首位浮上! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023EAST第5節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023EAST第5節が5月7日(日)に行われ、各地で熱戦が繰り広げられました。大宮アルディージャ練習場では大宮アルディージャU18(埼玉)と青森山田高校(青森)が対戦。激しい雨と風の厳しい環境の中、タフな攻防が展開されました。

ピックアップマッチ

大宮アルディージャU18 1-3(前半1-0、後半0-3)青森山田高校

前半の主導権を握ったのはホームの大宮。風上の利を生かしてロングボールを効果的に使いながら、ロングスローも駆使してゴールに迫るシーンをつくります。18分にはセカンドボールを拾ったDF浅井一彦選手(#3)のロングボールが風に乗り、飛び出したGKを越えてそのままゴールイン。強風下の試合ならではと言える形で大宮に先制点が生まれます。

大宮は守ってもDF市原吏音選手(#4)とDF真壁拓海選手(#5)が空中戦で安定した対応を見せるなど青森山田を圧倒。前半の被シュートを0本に抑え込む「すごく良い内容」(市原選手)でハーフタイムを迎えることとなりました。

ただ、大宮の森田浩史監督が「1点では足りなかった」と振り返るように、風下に回った後半は厳しい展開が待っていました。

ハーフタイムに「選手たちには久しぶりに厳しいことを言わせてもらった。相手のほうが戦っていた。風下だからとかそういうことだけではない」と正木昌宣監督に指摘された青森山田の選手たちは、後半に向けて「本当にみんな気合が入っていた」(DF山本虎選手/#4)と奮起。立ち上がりから本来のタフなプレーを取り戻し、風の力も得て相手を押し込み始めます。

55分にはDF小林拓斗選手(#2)のロングスローを起点にした攻めから頭でつなぎ、最後は山本選手がヘディングシュート。キャプテンの今季初得点が生まれ、これが貴重な同点ゴールとなります。その後も大宮の反撃を許さずに攻め続けた青森山田の姿勢が実ったのは82分。CKの流れから、MF芝田玲選手(#10)が入れた鋭いクロスボールにFW米谷壮史選手(#11)が合わせてゴールを奪います。米谷選手も「びっくりした」と振り返る矢のような高速クロスでしたが、巧みに頭で合わせました。

この直後の84分にも大宮の隙を逃さぬ鋭い攻めからMF川原良介選手(#8)が追加点を奪った青森山田が3-1とリードを広げ、そのまま逃げ切って快勝。首位だった川崎フロンターレU-18(神奈川)が引き分けたため、逆転で首位に立つこととなりました。

監督・選手コメント

森田浩史 監督(大宮アルディージャU18)
前半は風上に立ってラッキーな形で先制点も取れて、思い描いていたような展開だったと思います。ただ、1点では足りませんでした。後半はロングスローとCKから失点しましたが、チームとしてセットプレーからの失点が続いているのは反省しないといけません。少しずつ積み上がっている部分はあるので、次に生かしていきたいと思います。

DF #4 市原吏音選手(大宮アルディージャU18)
前半は自分たちが優勢に立てて相手のミスから先制点も取れて、前向きな形でした。ハーフタイムの雰囲気も良かったのですが、そこに隙があったのかもしれません。ただ、結果は出ていないですけれど、どことやっても絶対に勝てないという感覚はないので、落ち込みすぎないように次も戦っていきたいと思います。

正木昌宣 監督(青森山田高校)
前半は風下なので我慢の展開になることは想定していましたが、それだけではない内容でした。大宮さんは必死に戦っているのに、こちらはのらりくらりと戦ってしまっていたので、選手たちには「もっと情熱的に戦おう」という話をしました。チームとしては開幕から戦ってきて、少しずつ手応えも感じています。

DF #4 山本虎 選手(青森山田高校)
前半はチーム全員が弱気すぎて、青森山田のやるべきことをやれていませんでした。後半は全員に気持ちが入って、本当に良い試合ができたと思います。後半はチームのためにみんながやってくれていたので結果が付いてきて良かったです。春は負傷から復帰したばかりであまり良い状態ではなかったのですが、今はコンディションも上がってきています。

その他の試合結果

尚志高校 4-2(前半2-1、後半2-1)前橋育英高校
FC東京U-18 7-0(前半4-0、後半3-0)旭川実業高校
川崎フロンターレU-18 2-2(前半1-0、後半1-2)市立船橋高校
流通経済大学付属柏高校 2-0(前半1-0、後半1-0)昌平高校
柏レイソルU-18 0-0(前半0-0、後半0-0)横浜F・マリノスユース

尚志高校(福島)は2分にDF髙瀬大也選手(#3)のゴールで先制するとその後も得点を重ね、4-2で前橋育英高校(群馬)を破りました。旭川実業高校(北海道)をホームに迎えたFC東京U-18(東京)は、FW山口太陽選手(#9)のハットトリックを含む大量7得点を挙げ2連勝を達成しました。川崎フロンターレU-18(神奈川)と市立船橋高校(千葉)の一戦は、川崎Fが2度のリードを奪いましたが、市立船橋が追い付き、2-2で勝ち点1を分け合いました。流通経済大学付属柏高校(千葉)は昌平高校(埼玉)との高校チーム対決に臨み、DF田中ショーン涼太選手(#2)の2得点で今季初勝利をつかみました。互いに今季2勝目を狙った柏レイソルU-18(千葉)と横浜F・マリノスユース(神奈川)のJユース対決はスコアレスドローに終わりました。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式Twitter

大会期間:2023年4月1日(土)~2023年12月3日(日)

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