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「自分の力を存分に発揮してほしい」松井大輔選手(Y.S.C.C.横浜)インタビュー JFA バーモントカップ 第33回全日本U-12フットサル選手権大会

2023年08月07日

「自分の力を存分に発揮してほしい」松井大輔選手(Y.S.C.C.横浜)インタビュー JFA バーモントカップ 第33回全日本U-12フットサル選手権大会

大会概要

JFA バーモントカップ 第33回全日本U-12フットサル選手権大会を8月8日(火)から10日(木)にかけて開催します。

都道府県の予選を勝ち抜いた48チームが4チームずつ12グループに分かれリーグ戦を行い、各グループ1位の12チームに加え、グループ2位の中で成績上位4チームが決勝ラウンドに進出。16チームによりノックアウト方式で順位を決します。

過去には小野伸二選手や原口元気選手などJリーグやSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)で活躍した選手が出場した歴史のある大会。フットサル日本一を懸けて熱い戦いが繰り広げられます。

インタビュー

ここではSAMURAI BLUEでも活躍し、フットサルとサッカーの“二刀流”に挑戦した松井大輔選手(Y.S.C.C.横浜/Fリーグアンバサダー)にフットサルの魅力や出場選手へのメッセージを聞きました。

○オンライン取材日:2023年6月27日

――松井選手は2021年9月にY.S.C.C.横浜フットサルと契約されました。フットサル挑戦を決意された理由を教えてください。

松井 その前年にベトナムのクラブに移籍しましたが、コロナ禍の影響により3カ月ほどで帰国することになりました。引き続き新しい挑戦をしたいと考えている時にY.S.C.C.横浜フットサルがオファーをくださり、挑戦を決意しました。

――2022年1月にはY.S.C.C.横浜とも契約し、サッカーとフットサルの“二刀流”に取り組まれました。考え方やプレー自体を切り替えるために意識していたことはありますか。

松井 たとえばフィジカル面では、サッカーは走り続ける体力、フットサルは瞬発力が求められます。最終的には1カ月単位で体を変えていったというか、サッカーの時はサッカーのボディに、フットサルの時はフットサルのボディに仕上げました。けがについても、サッカーではハムストリングに負担がかかることが多いですし、フットサルの場合は膝や足首、僕の場合はお尻の筋肉のバランスが崩れて痛くなることがあったので、予防を心がけていました。

――三浦知良選手(現、UDオリヴェイレンセ)もサッカー選手でありながらFIFAフットサルワールドカップに出場した“二刀流”の先輩です。フットサルの話をされたことはありますか。

松井 フットサルに挑戦するときに相談して、話を聞かせていただきました。けがや体のメンテナンスのこと、フットサルの戦術のことなどを教えていただきましたね。

――松井選手が考えるサッカーとフットサルの共通点や違う部分、フットサルの魅力を教えてください。

松井 フットサルはサッカーに比べてピッチやゴールが小さいですし、スピーディーな競技なので、より細かいテクニックが必要になります。また、ゴール間の距離が近く、展開が速いので目が離せないですし、シュートシーンが多いのが魅力だと思います。セットプレーの場面ではどこにポジションを取るのかをサインプレーで決めるなど、より理詰めでやっている感じがします。サッカーのほうが自由なイメージですね。共通点としては、個人の能力値が高ければチームのレベルを高めることができるというのは、フットサルもサッカーも同じような気がします。

――松井選手といえばボールテクニックや創造性の部分で多くのサッカー少年に影響を与えてきましたが、そういったプレーはどのように身に着けたのでしょうか。

松井 サッカー漫画から得るものが多かったです。作品を読み、その中で出てきたテクニックをずっと真似していました。実際にやらないとできるようにならないので、練習して、練習試合でトライして、少しずつ完成させていく感じでした。

――今大会に出場する選手たちに期待することを教えてください。

松井 一番はフットサルを楽しんでほしいです。もちろん「チームのために」という気持ちはあると思いますが、自分のためにやることがチームのためになりますし、勝ったときには喜び、負けたときは悔しんで、その悔しさをバネにしてほしい。自分の力を存分に発揮し、お母さん、お父さん、観客の方々を楽しませてください。

大会期間:2023年8月8日(火)~8月10日(木)
会場:1回戦~準々決勝 東京都/武蔵野の森総合スポーツプラザ、準決勝~決勝 東京都/大田区総合体育館

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