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柏、6大会ぶりの4強へ 名古屋に2ゴールで快勝 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

2023年08月31日

柏、6大会ぶりの4強へ 名古屋に2ゴールで快勝 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

ピックアップマッチ

柏レイソル 2-0(前半0-0、後半2-0)名古屋グランパス

ホームの歓声を受けた柏レイソルが後半の2ゴールで快勝し、黄色に染まったスタンドが歓喜に包まれました。後半途中から細谷真大選手や、マテウス・サヴィオ選手を投入して攻勢を強め、勝利をつかみました。先制点は69分、右サイドでフリーでパスを受けた戸嶋祥郎選手がコースをうまく突いた右足シュートで均衡を破りました。さらに試合終了間際には相手のゴール前でのパスミスを逃さず、カットしたマテウス・サヴィオ選手が蹴り込んで追加点。井原正巳監督は「追加点を取れない状況が続いていたので、複数得点を取れたのはプラス」と手応えを口にしました。J1残留争いに巻き込まれてシーズン途中に監督交代に追い込まれましたが、井原監督体制となってからしぶとく勝ち点を積み重ねる粘り強さも出てきています。これで8月の公式戦は3勝3分けと好調です。

第89回大会以来となるベスト4入りを狙った名古屋グランパスは、前半に前田直輝選手がゴール右から切り込んで左足でシュートを狙うなどしましたが、ネットは揺らせませんでした。シュート数は柏の6本に対して7本と拮抗していましたが、最後はミスで突き放されるなど歯がゆい幕切れとなりました。アウェイに駆けつけたサポーターからブーイングを浴びせられ、長谷川健太監督は「勝たないといけなかった。怒る理由も分かる。ここで終わってしまうことを悔しく思う」と反省を口にしていました。

監督・選手コメント

井原正巳 監督(柏レイソル)
次のリーグ戦が中2日ということで、リーグ戦で出場機会が少ない選手を中心に先発起用しました。その出番の少ない選手たちがチームとしてやろうとしていることを、それぞれの出場時間の中でハードワークしてくれたと思っています。中2日でリーグ戦があるので、そちらにつながる勝利だったと思います。1点を取った後、なかなか追加点を取れず、という試合が続いていたので、複数得点を取れたことは非常にプラスだと思っています。

戸嶋祥郎 選手(柏レイソル)
直近のJ1での広島戦は5バックの相手に対して自分のところで後手に回ってしまうシーンが多かったです。名古屋さんのやり方は(広島と)多少違いますが、システム上5バックで来る予想があったので、やり方を整理し、守備のところで圧を掛けられるように意識して入りました。(自身の得点シーンは)良いところにボールを止められたので、思い切り振ろうと思いました。相手の股が空くのではないかという間合いだったので、そこを通せたのが良かったと思います。

長谷川健太 監督(名古屋グランパス)
本当に負けて悔しいです。サポーターが怒る気持ちも分かりますし、応援に来てくれたファミリーの皆さんのためにも、何とか勝たなければいけない試合だったと思っています。我慢できず、先に失点してしまい、メンバーを交代してもパワーアップしませんでした。今日は負けるべくして負けたと思っています。自分自身、反省しなければいけない点はあったと思いますが、残りのリーグ戦とルヴァンカップに全力を傾けて戦っていきたいです。

前田直輝 選手(名古屋グランパス)
細かいミスが多く、なかなかチャンスをつくれませんでした。90分出させてもらっていて、これだけ期待してもらっている攻撃の選手は何もないところからチャンスをつくらないといけないですし、「それを僕がやります」と今言えないのが悔しいです。対策されてきても、僕のイメージする選手であれば、二の手、三の手で、違う相手のイヤなところを突けるのではないかなと思います。ただ、それができなかったのは僕の力不足です。

【1回戦】5月20日(土)、21日(日)[予備日:5月22日(月)]
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)[予備日:7月19日(水)、26日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)[予備日:8月9日(水)]
【準々決勝】8月30日(水)[予備日:9月13日(水)]

【準決勝】10月8日(日)
【決勝】12月9日(土)

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