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FC東京と市立船橋は互いに譲らずスコアレスドロー 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023EAST第13節

2023年09月11日

FC東京と市立船橋は互いに譲らずスコアレスドロー 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023EAST第13節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023EASTは9月9日(土)と10日(日)に第13節の6試合を行いました。東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)では、FC東京U-18(東京)と市立船橋高校(千葉)が対戦しました。

ピックアップマッチ

FC東京U-18 0-0(前半0-0、後半0-0)市立船橋高校

前半に主導権を握ったのは市立船橋でした。多忙だった波多秀吾監督に代わって1週間、指導にあたり、この日も指揮を執った中村健太コーチが「攻撃に特化したトレーニングをしてきた」と語ったように、前からプレスを掛けて高い位置でボールを奪い、積極的にシュートを放っていきます。

12分には前線に入ったDF西大和選手(#22)がポスト直撃のミドルシュートを放ち、15分にはFW郡司璃来選手(#10)もゴールに迫ります。一方のFC東京の選手たちは集中を切らさずにこれに対応しつつ、最前線に入った長身のFW佐俣嘉一選手(#18)へのロングボールなど手数をかけない攻撃に活路を見いだそうとします。18分にMF佐々木裕涼選手(#11)にシュート放たれ、GK小林将天選手(#16)がキャッチした場面では、すぐにカウンターに転じてMF田邊幸大選手(#12)の左足シュートで相手ゴールを脅かしました。

お互いに球際での激しいプレーや鋭い攻撃は見せたもののゴールは生まれず、前半はスコアレスで折り返します。

後半もまずは市立船橋が仕掛けます。55分にはロングレンジから立て続けにシュートを狙い、59分には後半からピッチに立ったFW久保原心優選手(#15)がカウンターからドリブルシュートを放ちますが、いずれもゴールを割ることはできません。一方のFC東京も「前半はゴールに直線的に迫りすぎていたので、そこを修正した」という奥原崇監督の言葉どおり、左右への揺さぶりも交えながらチャンスをつくっていきます。

両チームともに選手交代で選手を入れ替えつつ迎えた72分、FC東京は右サイドからクロスボールを入れ、ゴール前での混戦の中から、その直前に投入されたばかりのDF伊藤ロミオ選手(#8)が押し込みました。待望の先制点かと思われましたが、オフサイドでノーゴールの判定に。伊藤選手は81分にもシュートチャンスを迎えましたが、相手のブロックに遭いました。

試合終了間際には市立船橋のシュートがゴールポストを直撃し、FC東京のDF鈴木楓選手(#31)がドリブルからミドルシュートを放つなど最後まで見応えのある攻防が続きました。しかし両チームともに1点が遠く、勝ち点1ずつを分け合う結果となりました。

監督・選手コメント

奥原崇 監督(FC東京U-18)
いつものメンバーではない先発陣というところが鍵だったのですが、メンバーがそろっていても勝ち点が積み上がっている状況ではないので、今いるメンバーでどれだけできるかが重要なゲームでした。成果としては勝ち点1でしたが、戦う姿勢やクラブが大切にしている部分はしっかり表現でき、応援に来てくださった大勢の方々の心を打つようなゲームに少しずつ近づいてきました。相手の良さを消しながら戦う姿勢は見せられたと思います。

FW #18 佐俣嘉一 選手(FC東京U-18)
本当は勝ち点3を取りたかったし、自分自身はゴールを決めてチームを勝利に導きたかったのですが、それができませんでした。守備やオフ・ザ・ボールの場面ではけっこう走って、その部分ではチームに貢献できたと思いますが、ゴールがほしかったです。チャンスもありましたが、カウンターで決めることができなかったので、もっと練習しないとだめですね。年代別代表の選手たちが来週、戻ってくるので、うまく融合できるよう練習していきたいです。

中村健太 コーチ(市立船橋高校)
攻撃で主導権を握ろうという話をして、そのために1週間、攻撃に特化したトレーニングしてきました。前半は少し硬さがあってうまくできないところがあったのですが、後半に少し修正をしたことでボールを持つ時間が増え、相手陣内でボールを持ちながら意図的に仕掛けられるようになりました。また、前節は失点が多かったので、そこを粘り強くやろうということも伝えていたのですが、これについても選手たちがしっかりやってくれました。

MF #7 太田隼剛 選手(市立船橋高校)
前からのプレスなど、前半は狙いどおりのサッカーができていました。攻撃に重きを置いて、ビルドアップやゴール前での崩しの部分で通用する場面はあったので、そこは大きく成長できたと思いますが、最後に決め切ることができませんでした。決定機がいくつもあって、それで無得点というのは課題だと思います。ここから1週間、原点である球際の激しさや切り替えの速さ、運動量を重視しながら勝てる準備をしていきたいと思います。

その他の試合結果

大宮アルディージャU18 0-1(前半0-0、後半0-1)尚志高校
柏レイソルU-18 1-1(前半1-1、後半0-0)昌平高校
流通経済大学付属柏高校 0-1(前半0-1、後半0-0)川崎フロンターレU-18
旭川実業高校 0-1(前半0-0、後半0-1)前橋育英高校
横浜F・マリノスユース 1-4(前半0-2、後半1-2)青森山田高校

尚志高校(福島)は89分のMF濵田昂希選手(#15)のゴールが決勝点となり、大宮アルディージャU18(埼玉)を破りました。柏レイソルU-18(千葉)と昌平高校(埼玉)の一戦は互いに譲らず1-1で引き分け。川崎フロンターレU-18(神奈川)は20分のMF岡野一恭平選手(#11)のゴールで流通経済大学付属柏高校(千葉)から勝利を挙げました。旭川実業高校(北海道)と対戦した前橋育英高校(群馬)は75分にFW佐藤耕太選手(#15)のゴールで勝ち点3を獲得。青森山田高校(青森)はDF山本虎選手(#4)のPKによる2得点を含む4ゴールを挙げて横浜F・マリノスユース(神奈川)を退けました。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2023年4月1日(土)~2023年12月3日(日)

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