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柏、J2熊本に会心の勝利で決勝へ 「いい時間帯にゴール」理想の展開 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

2023年10月09日

柏、J2熊本に会心の勝利で決勝へ 「いい時間帯にゴール」理想の展開 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

チケットが完売し、サポーターの熱気に満ちた一戦で柏が会心の勝利を収めました。J2勢で唯一勝ち上がって今大会の台風の目になった熊本を4-0で退け、井原正巳監督は「非常にいい時間帯にゴールを奪えたのが大きかった」と納得の表情で振り返りました。前後半の序盤と終盤にゴールを重ねた展開は理想的でした。

前半9分、果敢なプレスを掛けた後に左を突破した細谷真大選手のクロスを戸嶋祥郎選手がヘディングで先制ゴール。前線からの厳しい守備はチームの生命線で、今季途中の監督交代後に磨きをかけてきた基本戦術です。後半9分の3点目もマテウス・サビオ選手がボールを奪ったプレーから生まれ、さらに後半ロスタイムに高嶺朋樹選手が見事なシュートを突き刺してダメを押しました。

9月のJ1では4試合で3勝を挙げて上り調子で迎えた天皇杯は、頂点に立った第92大会以来となる決勝に進出。来年のパリ五輪でも活躍が期待される22歳の細谷選手は「タイトルを取りたい。しっかりと自分が点を決めて勝たせたい」とエースの自覚十分に話しました。

J2で16位と苦しみながらも今大会は鳥栖、FC東京、神戸とJ1勢を3連破して初の4強入りを果たした熊本は快進撃が止まりました。プレー強度で劣り、大木武監督は「本当に強いチームはここで勝つ。まだまだ」と完敗を認め、平川怜主将は「思った通りのプレーができなかった」と振り返りました。前回大会を制したJ2甲府の再現はなりませんでした。

監督・選手コメント

大木武 監督(ロアッソ熊本)
これだけ多くのサポーターが来てくれましたが、4点取られて負けてしまい、残念です。選手は勇気を持ってやってくれたと思いますが、レイソルさんのほうが少し速かった。フリーでボールを持ってうまく受けても、次のプレッシャーが速く失うことがあり、ボールを運べない状況でした。もちろん運べなければ仕掛けることもできませんし、点を取るまでには至りませんでした。まだリーグ戦はあるので、しっかり前を向いてやっていきたいです。

平川怜 選手(ロアッソ熊本)
(自身は)いつも通り相手のDFと中盤の間で受け、そこから前に仕掛けていくことを意識していました。ただ、思ったよりも自分のところにボールが入ってこなかったと思います。良いシーンもあったと思いますが、なかなかシュートまでいけませんでした。そこはまだまだ足りないですし、もっとやれたのではないかという気持ちがあります。残りはリーグ戦を戦っていくしかないので、もう一回チームとしてまとまってやっていきたいと思います。

井原正巳 監督(柏レイソル)
熊本は天皇杯ではJ1の3チームを破って準決勝まで来ました。その勢いに飲まれないように試合に入ろうとしましたし、逆にわれわれがしっかりプレッシングをして前から(相手の)特長を出させないような展開にしようと入りました。自分たちの今自信を持ってやっているサッカーを発揮してくれた結果が、決勝進出につながったと思っています。サポーターの皆さんが素晴らしい雰囲気をつくってくれたことも、すごく後押しになりました。

マテウス・サヴィオ 選手(柏レイソル)
どの試合も大事な試合ですが、特に大事なカップ戦の準決勝で、是が非でも勝たなければいけない試合でした。チーム全体としてやろうと取り組んできたことが随所に出せたと思います。タイトルはどの選手にとっても意味のあるものですし、自分のキャリアにおいても、こういう機会は毎回訪れるわけではありません。リーグ戦で勝ち点を一つでも多く積んでいくことにフォーカスしながら、天皇杯の決勝戦も見据えて準備を進めていきたいです。

【1回戦】5月20日(土)、21日(日)[予備日:5月22日(月)]
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)[予備日:7月19日(水)、26日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)[予備日:8月9日(水)]
【準々決勝】8月30日(水)[予備日:9月13日(水)]
【準決勝】10月8日(日)

【決勝】12月9日(土)

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