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川崎、タイトルへの執念 橘田主将、ミドルで勝利引き寄せる 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

2023年10月09日

川崎、タイトルへの執念 橘田主将、ミドルで勝利引き寄せる 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

2季ぶりのタイトル獲得を目指す川崎の執念が、初のベスト4進出を果たした福岡の勢いを上回りました。鬼木達監督は「何が何でもタイトルを取りたいという思いは、ずっと変わらない。まず決勝に行けたことにほっとしているし、うれしい」と喜びを口にしました。

ホームの川崎市等々力陸上競技場で、開始5分に山村和也選手のヘディングで幸先よく先制しました。さらに前半のうちにPKを獲得して追加点の好機を得ました。しかし、レアンドロ・ダミアン選手のキックは福岡のGK村上昌謙選手に止められてしまいます。直後の前半42分に同点ゴールを許し、試合の流れは福岡に傾きかけました。

ここでチームを救ったのが、今季から主将を務める橘田健人選手でした。後半8分、GKがパンチングして浮き球となったところを、ペナルティーエリアの外からワンタッチで左足を振り抜きました。高い技術が詰まった低い弾道のミドルシュートは相手選手に当たって、ゴールネットへと突き刺さりました。10月3日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の蔚山(韓国)戦でも試合終了間際にミドルシュートを突き刺した背番号8が、この日も魅せました。橘田は「この間決めたから、自信を持って振り抜けた」と見事なゴールを振り返りました。

福岡の長谷部茂利監督は「天皇杯は終わりましたが、チームは生きている。そういうふうに思っています」と話しました。チームはYBCルヴァン・カップでも準決勝(11、15日 対名古屋戦)に残っており、もう一つの大会へと気持ちを切り替えていました。

監督・選手コメント

鬼木達 監督(川崎フロンターレ)
選手はアグレッシブに戦ってくれましたし、先制点を取れたこと、そのあとも悪くなかったと思っています。前半の最後に失点したところ、PK(失敗)のところでメンタル的な落ち込みはありました。後半の入りのところでも危ない場面があり、失点していたらどうなるか分からない状況がありましたが、とにかく崩れないで先に点を取ろう、と話していました。最後に失点してしまいましたが、天皇杯はまず勝ち上がることが大事です。勝って反省をしながら、また学んでいける試合になったと思っています。

山村和也 選手(川崎フロンターレ)
先制点は(脇坂)泰斗がいいボールをくれたので、うまく合わせることができました。あの場所に走っていくことは決めていましたし、良いボールが入ったことがすべてだと思います。決勝に行くことを目的に戦っていたので、今日勝てたことはうれしいです。ただ、決勝で勝たなければ意味がありません。次の試合は大会が変わりますが、目の前の1試合1試合で勝ち続けていくことが大事だと思っています。

長谷部茂利 監督(アビスパ福岡)
良い時間帯もあったのですが、その時間は短かったと思います。チャンスの回数も少なかったです。それでも粘り強く、自分たちらしい戦い方は、ある程度想定内で戦えていました。最後は自分たちのミスというわけではなく、相手も良かった部分がありましたが、防げる失点を繰り返して、点差を広げられてしまいました。最後に鶴野(怜樹)が意地の一発を決めましたが、試合には負けて天皇杯は終わってしまいました。それでもチームは生きている、そう思います。

村上昌謙 選手(アビスパ福岡)
率直に、負けて悔しいです。GKとして4失点はいけないことで、失点を重ねたことで今日の試合を難しくしたと思っています。セットプレーで最初に失点する前からボールを持たれる時間が長くなって、チームとして耐えなければならないところでやられてしまいました。PKは止めましたが、そのあと失点を重ねてしまっています。同点に追い付いてから自分たちが決めないと意味はないです。ただ、止めたときからアビスパのサポーターの声援でチームの雰囲気が上がりました。感謝したいと思っています。

【1回戦】5月20日(土)、21日(日)[予備日:5月22日(月)]
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)[予備日:7月19日(水)、26日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)[予備日:8月9日(水)]
【準々決勝】8月30日(水)[予備日:9月13日(水)]
【準決勝】10月8日(日)

【決勝】12月9日(土)

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