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決勝ラウンド進出チームが決定 JFA 第24回全日本O-60サッカー大会

2024年06月10日

決勝ラウンド進出チームが決定 JFA 第24回全日本O-60サッカー大会

JFA 第24回全日本O-60サッカー大会は6月9日(日)、大会2日目に1次ラウンド最終節を行い、決勝ラウンドに進出する4チームが決まりました。

この日は4グループともに1位と2位の直接対決が行われました。グループAでは2連勝中だったT Dreams-60(関東1/東京)が開催地のチームである秋田シニアサッカークラブ(秋田)を2-0で破り、3連勝で準決勝進出を決めました。

グループBでは、広島シニア60合同チーム(中国/広島)と埼玉シニア60(関東2/埼玉)による上位チーム同士の一戦がありました。第2節を終えて首位に立っていた広島は引き分け以上で決勝ラウンドに進める状況でしたが、試合は前半、埼玉が2ゴールを奪取。広島も後半に1点を返しましたが、埼玉が逃げ切って勝ち上がりを決めました。

グループCでは、静岡県選抜O-60(東海2/静岡)が福岡飛び梅60SC(九州1/福岡)に1-0で勝利。3試合連続完封勝利で決勝ラウンドに進んでいます。グループDでは、ともに優勝経験を持つ千葉四十雀サッカークラブ(関東3/千葉)と兵庫県シニア60選抜(関西1/兵庫)が激突。首位の兵庫が前半にPKで先制し、その後の激しい攻防をしのぎ切って準決勝へと駒を進めました。

この日はすでに1次ラウンド敗退が決定しているチーム同士の対戦もありましたが、グループBの羊ケ丘オールドキッカーズ(北海道1/北海道)が大分県選抜(九州2/大分)戦で今大会初ゴールを挙げたり、グループAのゼフィーロ石川(北信越2/石川)とセレソン三重60(東海1/三重)戦ではゼフィーロ石川の選手が放ったロングシュートをセレソン三重のGKがファインセーブで防いだりと、各試合で見ごたえのある攻防がありました。

大会3日目は準決勝、決勝が行われます。準決勝はT Dreamsと埼玉、静岡と兵庫の組み合わせに。いよいよO-60の日本一のチームが決まります。

選手コメント

齊藤猛雄 選手(セレソン三重60)
目標は全国大会優勝だったのですが、直前に複数の中心選手がけがをするなどしてベストメンバーを組めず、歯がゆい部分はありました。学生時代は全国大会に出場したことがなく、シニアになって初めて全国の舞台を経験しました。O-50のときに何回か出場し、O-60では今回が初めてです。日々のモチベーションになりますし、みんなこの大会を目指してやっているところがあるので非常に楽しいです。O-70まで、まだまだ楽しみたいです。

西川透 選手(ゼフィーロ石川)
全国大会は年間で最も重要な行事です。サッカーは技術も戦術もどんどん進歩しています。その進歩にできるだけついていけるように日々、練習しているのですが、その成果をどの程度、発揮できるか。全国のトップレベルのチームと対戦することで自分たちの成長度合いを測れるので、非常に意義のある大会だと思っています。3泊4日でサッカー三昧の楽しい日々を過ごしました。今日はみんなでサッカー談義をしながら打ち上げをしたいです。

小林正喜 選手(千葉四十雀サッカークラブ)
決勝ラウンドに進むためには勝つしかなかったのですが、兵庫県シニアは強かったです。今大会では守備がやや不安定だったので、チームのバランスを改善していけば、もう少し戦えるようになるのではないかと感じました。サッカーが好きだから今もプレーし続けています。サッカー好きの仲間が同じ目的に向かって努力し、仕事とは違う部分の楽しさを味わうためにモチベーションを維持する。その思いが根底にあると思います。

加藤司 選手(八戸ゼブラSC60)
コロナ禍で2020年、2021年大会が中止になり、今回がO-60では初出場でしたが、選抜チームとの差は大きかったですし、自分たちはまだまだ“全国大会出場が目標のチーム”だと実感しました。後輩たちには、この経験を糧に足りないところを補い、勝利を目指してほしいと思います。今回は八戸から自家用車に乗り合って秋田まで来ました。途中で温泉施設に立ち寄り、そこでコミュニケーションを図る。それも楽しみの一つです。

大会期間:2024年6月8日(土)~6月10日(月)
会場:秋田県/仁賀保グリーンフィールド、TDK秋田総合スポーツセンター、にかほ市象潟グラウンド
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