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横浜FC、鹿島を下して優勝への望みをつなぐ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第21節

2024年12月02日

横浜FC、鹿島を下して優勝への望みをつなぐ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第21節

日本サッカー協会は11月30日(土)と12月1日(日)に高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024EASTの第21節を実施しました。12月1日、神奈川県立保土谷公園サッカー場では横浜FCユース(神奈川)と鹿島アントラーズユース(茨城)が対戦しました。

ピックアップマッチ

横浜FCユース 2-0(前半1-0、後半1-0) 鹿島アントラーズユース

勝ち点38で首位に立つ鹿島アントラーズユースは勝利すれば他会場の結果次第で優勝が決まり、同35の横浜FCユースも勝利で最終節に優勝の望みをつなげられるという、お互いにとって重要な一戦となりました。

立ち上がりから鹿島が主導権を握り、横浜FCの和田拓三監督が「怖かった」と振り返るセットプレーを駆使して相手ゴールに迫っていきます。対する横浜FCは、「1年間ずっとやってきたところ」(和田監督)という球際の強さを選手たちが発揮し、セカンドボールを拾ってカウンターアタックから得点機をうかがいます。

すると38分、横浜FCはポジションチェンジで左サイドの高い位置に上がっていたDF佃颯太選手(#22)に、DF秦樹選手(#4)からのロングパスが送られます。このパスは鹿島DFに先に拾われますが、佃選手がGKへのバックパスをインターセプト。「1対1は練習から自信を持ってやっている」という佃選手は冷静にGKをかわしてゴールに流し込み、横浜FCが先制します。

その後も鹿島はセットプレーを中心とした攻撃を仕掛けましたが、横浜FCも全員が集中した守りを見せ、得点を許しません。後半立ち上がりの51分、横浜FCは速攻で右サイドを突破したMF中台翔太選手(#11)がクロスボールを送ると、逆サイドから走り込んだMF岩崎亮佑選手(#20)が右足で流し込み、追加点を奪います。

鹿島はその直後に途中出場したFW長疾風選手(#11)が、ロングスローからチャンスを広げようとします。85分にはCKの流れからFW髙木瑛人選手(#56)が体を反転させながら左足を振り抜き、後半アディショナルタイムには同じくCKからDF大川佑梧選手(#4)がヘディングシュートを放ちますが、いずれも横浜FCのGK大亀司選手(#21)に阻まれます。

最後まで隙のないプレーを見せ続けた横浜FCが完封勝利を飾り、勝ち点を38に伸ばして2位に浮上。敗れた鹿島も勝ち点38で3位と、両者ともに最終節に優勝の可能性を残しています。

監督・選手コメント

和田拓三 監督(横浜FCユース)
選手たちが思った以上の力を出してくれたと思います。前半、諦めないプレーが出た中で得点できたのはすごく良かったですが、チャンスでもう1点、2点とゲームを決め切るような点が取れなかったことは課題です。球際や対人の強さは1年間ずっとやってきたところなので、それをしっかり出せたのは成長だと思います。鹿島のセットプレーは怖かったですが、結局そこも対人になるので、しっかりと表現してくれたことは良かったです。

DF #13 大川莱 選手(横浜FCユース)
久しぶりのプレミアリーグでのスタメンで少し緊張しましたが、やってやろうという気持ちはあったので、センターバックを組んだ秦選手とコミュニケーションを取り、前半の入りから後半の終わりまで集中してプレーできました。前回対戦時は1-2で負けてしまい、自分のサイドから崩されたシーンが多かったので、今回は絶対にやらせないという気持ちで止めました。次の試合も絶対に勝って、12月15日のファイナルに進みたいです。

DF #22 佃颯太 選手(横浜FCユース)
直近3試合で点が取れず、劣勢の戦いになるのは分かっていました。自分が試合を決めてやろうという気持ちで挑んだ結果、先制点を取れたので良かったです。秦樹選手と目が合った瞬間に走り出したら良いパスが来て、少し長かったのですが、全力で追ったら良いボールが転がってきました。1対1は練習から自信を持ってやっているので、慌てずにかわしてシュートを打つことだけを考えました。チーム一丸となってつかんだ勝利だと思います。

MF #20 岩崎亮佑 選手(横浜FCユース)
絶対に勝ちたいというのは誰もが思っていたところで、全員が必死に戦った結果が勝利につながりました。(自分の)得点は、中台選手からいいボールが来て、あとは蹴るだけという感じでした。あまり良いコースではなかったのですが、入って良かったです。ほかのチャンスを決められなかったのは課題として突き詰めます。最終節は(他会場の結果次第では)大量得点で勝たなければならないので、全員で戦い、笑顔で終わりたいです。

その他の試合結果

EAST
川崎フロンターレU-18 2-1(前半0-1、後半2-0) 昌平高校
流通経済大学付属柏高校 6-0(前半4-0、後半2-0) 大宮アルディージャU18
尚志高校 1-1(前半0-0、後半1-1) 青森山田高校
市立船橋高校 2-1(2-0、後半0-1) FC東京U-18
柏レイソルU-18 3-2(前半2-1、後半1-1) 前橋育英高校

WEST
神村学園高等部 4-1(前半2-0、後半2-1) 大津高校
名古屋グランパスU-18 1-1(前半0-0、後半1-1) 東福岡高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 1-2(前半0-1、後半1-1) 静岡学園高校
サガン鳥栖U-18 4-1(前半2-0、後半2-1) 帝京長岡高校
ヴィッセル神戸U-18 6-1(前半2-1、後半4-0) 鹿児島城西高校
米子北高校 1-2(前半1-1、後半0-1) ファジアーノ岡山U-18

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2024年4月6日(土)~2024年12月8日(日)
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