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流経大柏が青森山田に逆転勝ち 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第9節

2025年05月26日

流経大柏が青森山田に逆転勝ち 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第9節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は5月24日(土)と25日(日)に第9節を開催しました。25日には、流通経済大学付属柏高校グラウンド(人工芝)にて流通経済大学付属柏高校(千葉)と青森山田高校(青森)が戦いました。

ピックアップマッチ

流通経済大学付属柏高校 2-1(前半0-0、後半2-1) 青森山田高校

青森山田高校のDF月舘汰壱アブーバクル選手(#4)が「タフな戦いになると分かっていた」と振り返ったように、両チームが序盤から強度の高いプレーを見せます。流通経済大学付属柏高校はDF登録で身長186cmのメンディーサイモン友選手(#5)を前線に配置し、189cmのFW大藤颯太選手(#20)との2トップにボールを集めようとしますが、青森山田の守備陣も肉弾戦に競り負けず、前半はスコアレスで折り返します。

後半、最初に試合を動かしたのは青森山田でした。57分、MF菱田一清選手(#24)のロングスローがゴール前での混戦を招き、最後はFW井上愼太選手(#13)が押し込みます。先制点で勢いに乗りたい青森山田でしたが、月舘選手が「心のどこかに隙ができて、みんながやるべきことをやらなくなってしまった」と反省したように、受け身に回ってしまいます。

すかさず流経大柏が反撃。61分、セットプレーの流れからMF山元琉士選手(#9)がゴール前に浮き球のボールを入れると、フリーで受けた大藤選手が流し込み、同点とします。さらに70分、後半開始から投入されたFWオゲデベ有規選手(#19)が大仕事をやってのけます。MF安藤晃希選手(#10)の縦パスをメンディー選手がキープすると、「自分がフリーだったので、呼んだら良いパスが来た」とオゲデベ選手が横パスを受け、冷静にフィニッシュ。「時が止まったように感じた」という歓喜の一撃で、流経大柏が勝ち越しに成功しました。

反撃を試みる青森山田は84分、交代出場したばかりのFW斉藤雅人選手(#18)が右からのクロスにスライディングしながら合わせますが、惜しくも枠を捉えられず。「自分たちらしくない失点をし、決めるべきところで決められなかった」と青森山田の正木昌宣監督が悔やんだようにあと一歩届きませんでした。一方の流経大柏の榎本雅大監督は「強度でも負けていなかったし、1点ビハインドになっても前向きに戦えた」とチームをたたえました。

監督・選手コメント

榎本雅大 監督(流通経済大学付属柏高校)
長年ずっと勝てていない相手だったので、そういう意識も持ちながら、自分たちのやるべきことは絶対に忘れないように伝えて試合に臨みました。ある程度、相手に合わせる部分はありましたが、強度でも負けていなかったですし、セカンドボールの奪い合いから失点した後は、しっかりボールにアプローチできるようになっていました。1点ビハインドになっても前向きに戦うことができました。そういう部分は評価できますし、選手たちは日に日に成長していると思います。

FW #19 オゲデベ有規 選手(流通経済大学付属柏高校)
今まで結果を出せていなかったので、自分の良さを出すことを意識していました。得点シーンは、メンディー選手にボールが入り、自分がフリーだったので、呼んだら良いパスが来て、冷静に流し込むだけでした。ゴールが決まった瞬間は、時が止まったように感じました。シーズン初ゴールで本当にうれしかったですし、勝利に貢献できたので、チームにとっても自分にとってもプラスになると思います。

正木昌宣 監督(青森山田高校)
こういうゲームになることは予想していました。セットプレーが鍵になるという話をしていて、実際にセットプレーから先制しましたが、セットプレーで追いつかれてしまいました。細部にこだわってやってきたのが4連勝という成果につながっていましたが、今日は細部で、自分たちらしくない失点をしてしまい、決めるべきところで決められませんでした。そういったところをどれだけ大事にできるかが、今後ポイントになってくると思います。

DF #4 月舘汰壱アブーバクル 選手(青森山田高校)
タフな戦いになると分かっていたので、それを想定したトレーニングを積んできました。セットプレーから得点を奪うことができて、そこからもう一段ギアを上げなければいけなかったのですが、1点を取ったことで心のどこかに隙ができて、みんながやるべきことをやらなくなってしまい、失点を重ねてしまいました。やるべきことをやっていれば防げた失点ばかりだったので、反省すべきところを反省して、次に向かっていきたいです。

その他の試合結果

EAST
昌平高校 0-1(前半0-0、後半0-1) 前橋育英高校
柏レイソルU-18 0-1(前半0-0、後半0-1) FC東京U-18
6月15日(日)開催
市立船橋高校 対 東京ヴェルディユース
浦和レッズユース 対 鹿島アントラーズユース
川崎フロンターレU-18 対 横浜FCユース

WEST
ガンバ大阪ユース 1-1(前半0-1、後半1-0) ファジアーノ岡山U-18
サガン鳥栖U-18 1-0(前半0-0、後半1-0) 大津高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 3-1(前半1-0、後半2-1) 名古屋グランパスU-18
静岡学園高校 0-1(前半0-0、後半0-1) ヴィッセル神戸U-18
6月8日(日)開催
東福岡高校 対 帝京長岡高校
開催日未定
神村学園高等部 対 アビスパ福岡U-18

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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