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エリース東京シニア40が日本一に! JFA 第13回全日本O-40サッカー大会

2025年11月18日

エリース東京シニア40が日本一に! JFA 第13回全日本O-40サッカー大会

JFA 第13回全日本O-40サッカー大会は11月17日(月)、大会最終日を迎え、エリース東京シニア40(関東1/東京)が2年ぶり2回目の優勝を果たしました。

横浜シニア(関東3/神奈川)とセレソン長野シニア(北信越1/長野)の準決勝は、互いに開始2分までに決定的なシュートを放つ展開となりました。開始早々の横浜シニアの一撃はゴールポストを叩きますが、その1分後、セレソン長野の片山真人選手がゴールネットを揺らし、この1点がそのまま決勝点となりました。もう一方の準決勝では、GK矢谷和裕選手のセーブなどで粘っていた広島四十雀サッカークラブ(中国/広島)を相手に、エリース東京が残り10分を切ってから2得点。2年ぶりの決勝へと駒を進めました。

エリース東京とセレソン長野による決勝は雨中の一戦となります。両チームとも開始から積極的にゴールを狙う展開の中、エリース東京がサイド攻撃を仕掛けると、セレソン長野は片山選手が際どいシュートを放つなど得点への意欲を見せます。セレソン長野は9分、CKからゴールを狙うもゴールとはならず。その3分後、エリース東京がサイドへ大きく振ってからクロスを送り、中盤から走り込んできた加藤正樹選手がシュートを放ちますが、これはクロスバーを越えました。

スコアレスのまま迎えた後半、先に試合を動かしたのはエリース東京でした。29分、齋藤優選手が相手陣のピッチ中央で左サイドからのボールを受けると狙いすましてシュート。意外性あふれるロングシュートがGKの頭上を越え、先制点になりました。

反撃の糸口を探るセレソン長野に対して、エリース東京は最終ラインや中盤の選手たちが体を張って対応。すると45分、攻撃時にわずかな隙を逃さない集中力を発揮しました。相手陣内でスローインを入れた石川清司選手がリターンを受けてクロス。ファーサイドに入り込んでいた清岡賢二郎選手が頭で決めて、大きな追加点を奪いました。

セレソン長野は終了間際にも惜しいシュートにつなげますが、スコアは動かず。エリース東京が2-0で接戦をものにするとともに、O-40日本一のタイトルを取り戻しました。

監督・選手コメント

小林大祐 選手兼監督(エリース東京シニア40)
今年1月のシーズンインから日本一奪還を掲げてチームをつくってきました。その目標に向けて、何をすべきか考えて動けるメンバーが集まっています。競技の経歴がすごいなどではなく、掲げたチームコンセプトを実現するために考えて、まとまるということが自分たちの最大の長所だと思います。新シーズンの目標はまだ分かりませんが、全員が意識するスタンダードに沿って考えるならば、日本一になることです。

益子秀人 選手(エリース東京シニア40)
想定どおりの試合運びができたと思います。自分たちのチームにはうまい選手がいるわけではないので、全員が愚直に走る、しっかり蹴るということを徹底して、焦れずに守ってどこかで1点を取ろうと考えていました。個人的には疲れもあって納得いくプレーはできませんでしたが、結果が出たので良かったです。一昨年に初優勝しましたが、昨年は1次ラウンドで敗退しました。来年、連覇を狙えるチームは自分たちしかいないので、それを新たな目標にやれればと思っています。

片山真人 選手(セレソン長野シニア)
準決勝から合流したので、大逆転で1次ラウンド突破を決めてくれたチームメートのためにも優勝して終わりたかったのですが、この年齢になってもみんなとこれだけの熱量で試合ができて幸せです。こういうヒリヒリするサッカーが好きなので、本当に楽しかったです。このチームの魅力は、元プロ選手もプロになれなかった人も一緒になって勝利や優勝を目指して、さらにいろいろな人が関わってくれるところです。体が動く限りサッカーをして、点を取りまくって「あのおじいちゃん、すごいな」と言われるのが目標です。体を鍛え直して、来年こそ優勝できるよう頑張ります。

上田純治 選手(広島四十雀サッカークラブ)
今回が初出場とあって、どんなチームがいるのか分かりませんでしたが、自分たちは相手に合わせてサッカーを変えられるチームではありません。自分たちのサッカーがハマって勝ち上がったのですが、準決勝は相手のフィジカルに対応できませんでした。初戦で骨折した選手がおり、仕事で来られないメンバーもいましたが、そんな中で勝ち進めたことは良かったと思います。来週、県内リーグの試合に勝って、真夏の中国大会を乗り越えて、また来年この大会に出られるように頑張ります。

大会期間:2025年11月15日(土)~11月17日(月)
会場:秋田県/秋田スポーツPLUS・ASPスタジアム(球技場)、ソユースタジアム(八橋陸上競技場)、八橋健康広場、スペースプロジェクト・ドリームフィールド(第2球技場)
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