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夏の大学日本一を決める「2016年度 第40回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント」開幕!
2016年08月08日
大学サッカーの夏の全国大会、「2016年度 第40回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント」が8月6日(土)、関西各地で開幕しました。
初出場の桐蔭横浜大学は広島経済大学と対戦。22分にコーナーキックから先制すると、後半には石川大地が追加点を挙げます。さらにアディショナルタイムにも、1年生のイサカ・ゼインがダメ押しの3点目を決めて3-0と初の全国大会に快勝しました。
地方勢同士の対戦となった常葉大学浜松キャンパスと九州共立大学の対戦は、初出場の九州共立大学が2点を先制する展開となりました。しかし常葉大学浜松キャンパスも、前半終了間際に大野耀平が立て続けに2点を奪い、同点に追いつきます。さらに常葉大学浜松キャンパスは後半開始早々の49分、本多峻弥が3点目を奪い逆転に成功し、そのまま3-2で勝利しました。
昨年度準優勝校の明治大学と16年連続出場・高知大学の対戦は、キックオフ直後の1分に高知大学が先制します。しかし明治大学も27分にコーナーキックからのゴールを決めて同点に追いつくと、50分には土居柊太のゴールで逆転に成功。さらに61分にも追加点を挙げ、明治大学が3-1で高知大学を下しました。
関東2部リーグから唯一の出場となった関東学院大学と12年ぶりの出場となる日本文理大学の試合は、スコアレスドローのままPK戦に突入します。関東学院大学のGK古屋俊樹が2人目までのPKを連続でストップ。日本文理大学は3人目もポストに当てて外し、PK戦3-0で関東学院大学が2回戦に駒を進めました。
優勝経験もある大阪体育大学は辛勝でのスタートとなりました。新潟医療福祉大学に先制点を奪われた大阪体育大学は、後半に入って逆転しますが、終了間際に新潟医療福祉大学に追いつかれます。試合が決したのはアディショナルタイムに突入した90分+2分。コーナーキックからのこぼれ球を大阪体育大学の菊池流帆が押し込み、大阪体育大学が接戦を勝ち抜きました。
関西大学と北海道教育大学岩見沢校の対戦は、関西大学が関西チャンピオンとしての強さを見せつける結果となりました。関西大学は6分の先制点を皮切りに、11分、68分にも加賀山泰毅がゴールを決めてハットトリックを達成。71分に竹下玲生がダメ押しの4点目を決めても勢いは止まらず、アディショナルタイムに2得点を加えて6-0の大勝で1回戦突破となりました。
その他、筑波大学、立命館大学、早稲田大学、中京大学、国士舘大学、びわこ成蹊スポーツ大学、順天堂大学が勝利し、2回戦へと駒を進めています。
また8月6日(土)は落雷を伴う悪天候のため試合の中断が相次ぎ、うち3試合が8月7日(日)に延期となりました。
日本体育大学と大阪学院大学の対戦は1-1のまま両チーム一歩も譲らず、再び試合が動いたのは80分でした。日本体育大学は太田修介がゴールでリードを奪うと、82分、88分にも太田が得点し、ハットトリックを決めます。わずか8分間に3点を挙げた日本体育大学が4-1と大差をつけて、1回戦に勝利しました。
前半26分42秒に中断となっていた鹿屋体育大学と福山大学の試合は、7日(日)に同時刻からの再開となりました。17分の樋口雄太の得点で、鹿屋体育大学が1-0とリードをして再開となった試合でしたが、38分にも藤山智史が追加点をあげ、鹿屋体育大学が2-0とリードを広げます。対する福山大学はなかなかシュートまで持ち込めず、結局2-0のまま鹿屋体育大学が勝利しました。
関東・関西勢が強さを発揮した1回戦にあって、東海学園大学と阪南大学の対戦は、唯一の""番狂わせ""となりました。シュートチャンスを多数演出した阪南大学でしたが、先にゴールを挙げたのは東海学園大学でした。21分、畑潤基が阪南大学の隙をついて先制点を決めると、32分に仲啓輔が追加点を挙げます。阪南大学も1点を奪おうとゴール前に攻め込みますが、逆に78分に東海学園大学に3点目を決められ、東海第2代表の東海学園大学が3-0で阪南大学を下しました。
夏の大学日本一を目指して、2回戦進出を決めた16チームの戦いは続きます。
大会日程、試合結果などは関西学生サッカー連盟公式サイトをご確認ください。